SS スクープの先に | 有限実践組-skipbeat-

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こちらは蓮キョ中心、スキビの二次創作ブログです。


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 どうしようもなく萌え不足!!な(`・ω・´)一葉梨紗です。

 短編を毎日アップって、どれほどの方が呆れず飽きず、見守って下さるのか皆目見当も付きませんが。


 そしてどれほどの頻度でこれをやろうかを考え中(笑)

 だって、基本的には3日に1度がブログ更新の目安なんだもん。また書けなくなるのも嫌だし…。


 じゃあ連載に手を付ければいいのにね~とも思うけど。

 それは別のお話なんですよ…。脳の働きが短編と長編で部位が違うと思うんだよね ←は?


 萌えが少ないとか言っている割に、相も変わらず両片想い蓮キョです。

 突っ走ってるのか迷走しているのか、もう自分でも判らんわ。


■ スクープの先に ■





「 やっ!!痛っ…!! 」


 突然吹いた突風に襲われて、急いで右目を覆った彼女。


「 ゴミでも入った?大丈夫? 」


 LMEビルの裏玄関。

 今や彼女も関係者専用入口から出入りするようになって久しかった。


 表とは違うから、人目を気にしていなかったのは事実。



「 ああ…こすらないで…見せてごらん? 」



 こんなことで、君の心を揺らせるはずもないと知っているけれど

 緊張で身を固くする君を認めるのは正直複雑で


 それでも優しく囁いてしまうのは、意識して欲しい気持ちと

 警戒して欲しくない思惑とが、激しくぶつかり合うせいなんだ。




 右手で彼女の顎をすくって

 左手でそっと頬に触れる。


 息もかかるほどに顔を近づけて瞳を覗き込めば

 瞬間、君が小さく息を呑んだのが手に取るように判った。


「 ほら、手をどけて?異物が入っているなら取らなきゃ目が傷つくし、痛いままだよ? 」


「 でも…!!痛くて目を開けられません!! 」


「 そんなの。それこそいつもの君の根性で開けてごらん? 」


 無茶苦茶言っているのは判っているけど

 近づいたこの距離を簡単には解除したくなかった。


「 い…た… 」



 花開くように、静かに解放されていく視界


 赤く潤んだ君の瞳が、瞬くように揺れている


 宿る炎は君の情熱

 俺には確かに見える気がする。



「 じっとしてて…? 」


 溢れ出る涙が、旅するように彼女の頬を滑り落ちる。

 縋るように俺の腰元のシャツを掴む君の手が嬉しかった。


「 …取れたよ。まだ痛い? 」


「 あ…いえ。違和感はありますけど、大丈夫みたいです。ありがとうございます 」


「 どういたしまして 」


 柔らかく交わした自然な会話。

 我ながらいい雰囲気を作っていた俺たちに


 突然襲い掛かってきたのは

 遅れて追いついた社さんの驚愕の叫びだった。


「 なっ!!何をやってんだ、蓮!?キョーコちゃんにお前、何を…!!こ…しかもこんな所でっ!! 」


「 …社さんこそ。何を考えているんですか? 」


「 あ…あの。社さん?目に入ったごみを取ってもらっていたんです。すみません…こんな所で… 」


「 え?ゴミ?何だ、俺はてっきり… 」


「 てっきり…何です? 」


「 蓮の我慢が限界に達したのかと… 」


「 社さんっ…!! 」



 その15分後、

 彼女が俺を意識するように、と思ってわざと吐いたと告白した社さんの爆弾発言は

 のれんを腕で押す様に華麗に意味をなさなかった。



「 社さん。ガマンって…何のですか? 」


「 最上さん、真に受けなくていいから! 」



 ほんの少し勇気を出せば届いたかもしれない君の唇。


 込み上げる欲望が、無かったわけではないけれど


 俺が、君に触れるとき


 君が、俺に幸せの笑顔を向けてくれるのがいい




 脳裏を過ぎる誓いが、俺の内に熱く滾って

 再びお礼の言葉を口にした彼女のはにかみ笑顔に柔らかく笑みを返した。



 その、翌日 ―――――― …



「 れ ―――――――― ん!!お前、やっぱり!!俺にまで白を切るなよ!! 」


「 はぁ?何を言ってるんですか? 」


 息を切らした社さんが差し出したそれは

 真っ赤な字で号外と書かれた、かなり下世話な週刊誌だった




『 敦賀蓮!!関係者限定の入り口で、白昼堂々、熱烈なキスシーン!??? 』




 写真は見るからに確かにキスシーン。

 怒りと困惑が溜息に変わる。



「 …してませんって… 」


「 本当だな?本当にそうなんだな? 」


「 してたら最上さんがあんな普通の訳ないでしょう? 」


「 はっ!!それもそうか!ごめん、蓮。ふ…この週刊誌への報復は…俺に任せてくれ… 」


「 ………お願い、します… 」



 黒い雰囲気を漂わせた社さんの背中を眺めながら

 彼女の胸中を想像して、遠い目になる。


 君の心に、打ちこみたいと願うのは俺へ向ける恋心。

 予想外のスクープが彼女の気持ちを変化させることはないだろうけど


 これがきっかけで彼女が遠慮をするようになったら

 いっそ一気に距離を縮めてみようかと


 そっと拳を握りしめた。





   E N D


微妙な着地点になっちゃったなこのSS…。

一葉、思うんだけど、社さんって蓮の味方みたいに思えるけど、蓮が本当に行動をしようとすると、それを咎めるのはヤッシーなんだよね(笑)


ヤッシーの愛情って、偏ってる!!でも好き♪


あ、差し入れ。忘れる所だったわw

久しぶりにエアゴマ豆腐など(笑) ←マイブーム時々再燃


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