【メロキュンプレゼンツ!!≪ハッピー♡プレゼント!!≫】
こんばんわですヾ(@°▽°@)ノ一葉梨紗です。
メロキュン・リターンズ☆蓮誕&VDお祭り会場の端っこ、有限実践組へようこそ。
ようやっと後編のお届けでっす♪(←テンションがおかしい・笑)
ええ。も、何も言う事ありません。
会場はこちらですよ~♪お好きな窓口からどうぞ~
素敵話の一端に紛れさせて下さって、本当に有難うございます!
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それでは!蓮くんのお誕生日を祝して!の3話目!
メロキュン・リターンズ☆蓮誕&VD祭り
■ 策略プレゼント・後編 ■
2月10日。
自分の誕生日であるその日。
彼女と会えたのは、もう少しで日付が変わるという頃合いだった。
現場に彼女が現れる事はなく
時間だけが悪戯に過ぎていって
仕方がないと思いつつ帰路についた夜遅い時間。
もうすぐ自宅だとぼんやりと思って。
駐車場へと向かう途中で、俺に向かってペコリと頭を下げた彼女の姿に思わず目を見開いた。
「 な…最上さん… 」
「 あ、敦賀さん。お誕生日おめでとうございます 」
間に合って良かったです、とはにかんだ笑顔はとても可愛かったけど。
おりしも深夜11:58
東京では2月が一番寒いと言われているのに。
「 …じゃないでしょ?女の子がこんな時間に… 」
危ないじゃないかと叱りつけようとした俺に、大丈夫ですよとカタカタ震えながら明るく笑った彼女を…。
黙って自宅へと招き入れるしかなかった・・・・・・・。
「 君は、本当に芸能人としての自覚はある?」
淹れたばかりのインスタントコーヒーを差し出すと、彼女は素直にそれを受け取る。
反省してますとばかりに瞼を閉じても、俺はぜったい騙されないよ?
「 …はい…。すみません… 」
「 最上さん?本当にね、こんな夜中に…いつまでも女の子が外に居るものじゃないよ?」
本当に気が気じゃないっていうのに。
「 はい。判ってます。けど…」
けど…ってあのね。
判ってないでしょ?
「 でも今日は!…あ、もう過ぎてしまいましたけど、敦賀さんのお誕生日ですので…」
右手で思わず頭を抱えた。
…ずるいよ君は。
本当は、俺の気持ちなんて全部判っているんじゃないの?
どうしてもお会いしたくて、なんて
そんな顔をされて
そんな事を言われたら
もうどうしたって叱れない。
「 何も無かったからもういいけど。…今度から必ず俺に電話して?迎えに行くから 」
「 そんなっ!!私のわがままで… 」
間髪いれずに彼女が口を開くから、思わず目を細めて冷たく見下ろす。
消え入る様に聞こえたすみませんの言葉は、もう何回聞いただろう。
「 それで?」
ソファに座った彼女の前に両膝をついてやんわりと笑みを浮かべる。
細い膝を囲う様に自然にソファに両手を置いて、静かに彼女を覗きこんだ。
「 あ…あの…プ…プレゼント、なんですけど…」
「 うん 」
「 敦賀さんがおっしゃっていたヒントを参考に…でもあの…自分なりに考えたものしかやっぱりご用意出来なくて… 」
まっすぐに俺の目を見て、静かに紡がれる彼女の言葉に
俺は柔らかく受け答える。
「 …いいんだよ。もともと俺は、何でもいいって、言っただろう?」
そう言うと途端に眉間にしわを寄せて、最上さんは仏頂面になった。
「 ――――― …あれから、本当にず ――― っと考えたんですよ?それなのに何でも良い、なんて…」
彼女のその言葉に、ドクンと心臓が高鳴る。
「 ずーっと…?」
「 そうですよ!敦賀さんがあんなヒントを下さるから… 」
「 あんなって…ご不満だった?」
「 いくら考えても判らなくて !! もうあれから毎日毎日、考えっぱなしだったんですから!!」
届いた言葉に思わず目を見開いて、
真っ赤な顔で訴える彼女を眺めた。
いま この瞬間
俺がどんな想いでいるのかなんて
きっと彼女は想像もしないんだろうな…
どれだけこの胸が震えているのかも
どれほどの歓喜が俺を貫いているのかも
もう、本当に彼女にはお手上げ
笑いが自然とこみ上げて
押さえる事は出来なかった。
『 蓮 お前さ キョーコちゃんに
自分の事で頭をいっぱいにして欲しいとか
思った事ない? 』
なに 言ってるんですか? 社さん。
そんなの、本当にいつもですよ?
だから 最上さん 本当にごめんね?
いつも俺が君を想うように
わずかな期間でもいい
その欠片のような時でいいから
その時間を
君が俺の事を考える時間を
君に持って欲しかった
俺はただ、それが欲しかっただけなんだ
「 もう!笑わないで下さい!」
ふわりと胸に熱が灯る。
「 あ、ごめんね。それで、ずーっと考えてくれていたの?」
優しく心が満たされていく。
「 毎日毎日、その事ばっかり考えていました!!」
ああ 本当に あたたかいね?
「 …それで、いただいたヒントの…ふわりとあたたかい物、ですけど…」
「 うん 」
「 結局、大した事は思い付かなくて… 」
「 うん 」
「 お…夜食を…作らせていただこうかなって…」
「 うん、ありがとう。すごく嬉しいよ… 」
ねえ?
どうしようか?
俺、いま
こんなにも君の事を 抱きしめたいんだけど…
「 最上さん 」
立ちあがった彼女が台所に向かう途中で
思わず彼女を呼び止めた。
「 はい?」
振り向く彼女の髪がパサリと踊って、
遅れて立ちあがった俺の鼻孔を、彼女の香りが優しくくすぐる。
自分がどんな顔をしているのかなんて、もう構わないと思った。
緩む口元を隠しもせずに、
けれど策略の一手は緩めないで。
「 お礼は…身体でいいのかな?」
そう言って両手を拡げてみれば、ピクリと肩を揺らした彼女の顔がみるみると真っ赤に染まっていく。
「 いぃ…い…いかがわしい言い方しないで下さい!口で充分ですっ!!!」
いきなり飛び出した彼女の言葉に
瞬間止まった思考をすぐに働かせて
「 …そう?」
彼女にそっと近づいて
右手で小さな顎を掬って
惑う瞳は見なかった事に
そしてリップ音を弾ませる。
「 な…!!!何をするんですかぁ~!!」
「 ん?だって、最上さんがお礼は口で良いって… 」
「 く…口って…それはっ!!言葉で良いって意味で言ったんですっ!!」
「 あれ?そうだったんだ?」
くすりと笑って彼女を見おろす。
真っ赤な顔で抗議する姿は
キュン死する程の愛らしさ。
「 もう!敦賀さんのエッチ!」
「 ひどいな…。最上さんのリクエストに正しく応えただけなのに… 」
――――策略をめぐらせたバースディ・プレゼント。
……今年、確かに、いただきました。
E N D
(・_・;) え?メロキュン? メロキュンですか?
何ですかそれ?一葉の辞書に、メロキュンって言葉はないです(←落丁・笑)
ちなみにこのお話…まさかの4部作になります![]()
せっかく、前・中・後って銘打ったのに、結局また4部作になっちゃったぜい。
4話目は14日アップでっす。⇒願い事は叶う?
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