Christmas magic2【あなたは知らない】 | 有限実践組-skipbeat-

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こちらは蓮キョ中心、スキビの二次創作ブログです。


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 お越しいただきましてありがとうございます。一葉梨紗です。


 この読切は、先日(12/7に)アップしました「リク魔人の妄想宝物庫 」の管理者sei様ブログの2周年を記念したお祝いリク罠に、ちゃっかり参加させていただいたSSのキョーコ版です。


 参加させて頂いた短編【覚悟を決めて 】は、『不憫なヘタレ脱出!?R様応援祭り 』と称されたお祭りの参加品で、定められたルールに従ったものでした。(ルールはリク魔人様のブログで確認して下さい)


 本当にどうしようか迷ったのですが、一応、妄想が膨れてしまった事と、基本的に私、蓮を幸せにしたくて書いているので…キョコの誕生日祝い(になっているか判らないけれども汗)として、sideキョコを予告通りアップ致します。


 リク罠は様々なものがありまして、色々な作家様が素敵話をお書きになっておりますので、お時間が許すなら是非、見に行ってみてくださいね。



キョーコちゃんお誕生日おめでとう記念SS ~Christmas magic~

■ あなたは知らない ■ side キョーコ





もうすぐ事務所に帰ってくるよって

社さんに教えてもらって



偶然を装って

あなたを出迎えたくて

マフラーもしないで

外に飛び出した私



12月に入って

ほぼ働きづめで

毎日頑張っている敦賀さんに



久しぶりに会えるという昂揚感が

自然と私の足を駆り立てる



LME事務所の前で

キラキラと輝くツリーを見上げているフリをして

コツンと聞こえた足音に

私はさりげなく口を滑らせた



「あ、敦賀さん。お疲れ様です」

「お疲れ様、最上さん。何を見てたの?」



柔らかい笑顔をたたえて

聞き心地の良い声が届いて

つられて笑ってしまう私を

敦賀さんはきっと知らない



「ツリーの上にある星ですよ」

輝く星は明けの明星

あなたの様に輝く星



吐く息は白く弾んで

手も足もかじかみそうなのに

ツリーの頂にある星を想うだけで

私の心に温かい何かが灯る



私と同じ目線に落ちて

一緒にツリーを見上げたりして

少し首を傾げる仕草に

つい笑ってしまった


簡単に私の心を締めあげている事すら

あなたはきっと知らないの



「最上さん、もうすぐ20歳だね」

「・・・はい」



出会った時のあなたの年に

やっと手が届くと思っても


追いかけても

追いかけても

追いつけそうになくて


あなたを目指して ずっと追いかけていける事が

ほんの少し 嬉しい



「24日から26日まではオフなんだよね?

Xmasイブからホテルのスィートルームの予約をとっているから

二人で特別な誕生日を過ごそうね?」



思いもよらなかった敦賀さんの言葉に

突然思考が止まった



せっかく取れる貴重なお休み

優しいにしても程があるでしょう?


「ただの後輩とスィートルームに2泊3日も籠ってどうする気なんでしょうか?」


意味の無い誘いは

私を傷つけるとも知らずに

変わらない笑顔で

後輩を甘やかす言葉


「たまには頑張ったご褒美を、と思ったんだけど?」


嬉しさをかみ殺して

はぁと深いため息を吐いて

頑張っているのは敦賀さんでしょう?って

言いたいけど言えないのは

私がずるいから?



「あれ?嫌だった?

某テーマパークと提携したホテルでね

宿泊客限定で冬の妖精が素敵な夢を見せてくれるって

イベントをやるらしいんだけど

最上さんは好きじゃない?」



その時 ―――――

不意に脳内をリフレインしたのは

先日、約束を反故にしたモー子さんの言葉



『今年はとびきりのプレゼントを

あんたにあげるわ』



ドキンと胸が高鳴って

みるみる顔が赤くなっていく



ねぇ?敦賀さん、そんなの嘘でしょう?

ただの後輩の為に

どこまで優しい先輩になっちゃうの?



これって甘えても良い所?

だってこんな贅沢な事

私の身の上に起こって良いと思う?



誰よりも素敵なあなたと?

諦めていたイベントを?

自分のバースディを特別に過ごせるのに?

断れる女の子が居る訳ないでしょう?敦賀さん



「 い…行きます!」

「 うん。良かった 」



脳内に浮かぶ我が儘な調べが

頭の中で繰り返されている



その日はあなたを独り占め

例えばあり得ないぐらい甘えちゃっても

あなたはご褒美だって

許してくれますか?



ブルッと震えた私の肩に

温かい手を乗せてくれて

「遅いから送っていくよ」って言って

そのまなざしに逆らえない私を

優雅に車へエスコートしてくれる敦賀さんに向かって

聞こえない様に心の中で

私はそっと呟いた



後悔しても

知らないですよ?






     E N D


実は両想いだったっていう・・・。

いえ、実はも何も、絶賛両片思い中ですけど。

そんな二人に一番萌え~!な私なのです。

キョコのお誕生日は25日ですけれども、二人のお泊りがイブからだったので、24日アップにいたしましたです。

しかし、このお話で一番得をしたのはモー子さんじゃないのかとか…。

労せずして2人から感謝され、キョコのハートを射止めましたみたいな(笑)


≪こちらのお話は、全4話として完結しました≫

3話目 に続く


⇒Christmas magic~あなたは知らない~・拍手

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