昨日、実家の母に食糧を届けた。


事情があって、私がしばらく車を運転できないから、息子に車を出してもらい。


息子は、休学し、長期のインターンも求職しているので、サウナに行ったり、お友達と旅行に行ったり、のんびり過ごしている。


彼がサウナに行くと言うので、ついでに車で母に食糧を届けた。


息子は、誰に対しても優しい。


車の運転を見ても、それが分かる。


私は息子に本気で腹を立てたことがない。


しかし、それは不仲な両親を怒らせないように無理をしていい子でいたからだと、休学するときに、母の私に告白した。


すまないねえ、優しい君にそんなに気を遣わせて。


昔、お隣さんが「母に愛されなかった 私は、母を恨んでいた。でも、年を取ると、折に触れ、母を想い出すようになった。血が呼ぶのよ」と。


お隣さんは、素敵な人だった。


母にとり、娘と孫は、この世で自分の生死を気にかけてくれる、唯一の人類。


血が繋がっているとは、そういうこと。


母に見送られた私と息子は、車の中で「おば あちゃんの遺産、何に使う?そんなに遺してくれなくていいのに。おばちゃんが自分の幸せのために使えばいいよ」という話をした。


母も私も息子も、今、きっと幸せなのだ。