先週、私がレジを打っていると、外国人と思しき男性が「最近、虫が出るようになってね・・」と話しかけてきて。


レジに並んでいるお客様は他にいなかったのですが、店員に世間話をしてくるお客様の相手をしてしまうと、待たされている他のお客様にご迷惑がかかるので。


私は会計を済ませ、「ありがとうございます」と言った後、「お待ちのお客様、どうぞ〜」とその人の話は必要以上に聞かなかった。


その人は不愉快そうに「忙しいのは分かるけど、客の話を聞いてくれないのはよくないと思うな」と私に言う。


忙しいのが分かっているなら、仕事中の赤の他人に世間話に付き合ってもらおうと期待しないでいただきたい。


もちろん「誰かに話を聴いて欲しい」と切に願う日が誰にでもある。そんなことは私にも分かっている。


そして、昨日、店長宛にお客様が来店し、ものすごい勢いで店長を罵る。


誰かを罵るのが生きている証であるかのように「お前なんかまともな給料をもらうな!」「この腐れキンタマ!」と訳の分からない罵詈雑言が続く。


私は、どのような経緯でお客様が店長を罵るに至ったかは、分からなかったのですが。


店員に意味不明なリクツで執拗に絡んでくるお客様がいる、それは世情が不安定な証拠。


3年前の年の瀬も同様であった。


店内で暴れるお客様がいらして、一度、店を出て行き、また戻って来て、レジを打つ私のところに来て「お前なんかクビになっちまえ!」と罵る。


薬を売る資格を持っていたら、クビにならねえよ。


私は心の中で反論する。


こういう人は、自分が誰かに言われて傷ついた言葉を誰かに投げつけたいのかもしれぬ。


私は、仕事でなければ、こんな暴言を吐かれることはない。


「仕事で第一人者」+「財産」+「家柄」+「公務員の夫」+「美人で強気の娘」「早稲田大に通う息子」がくっついている女が私生活で他人様から罵倒されることは、まずない。


だから、これはこれで貴重な経験であった。


うちのようなありふれた店でも、世の中の動きが分かる。


そして、うちのご先祖は酒屋を営む前、宮司を生業としていたので、「酒や神様にすがってなんとか生きている人たちのお陰で財産や家柄が築かれていたのかもしれない」と思うので。


私は、相手がどんな人であっても、「この人だって私に何かを教えてくれてありがたい」と心の中で手を合わせています。