来る4月13日(土)・14日(日)に開催する愛石クラブ・第70回記念石展に、旧知の石友(せきゆう)から賛助出品石が送られてまいりました。広島県尾道市在住で、40余年のお付き合いをさせていただいています。5、6年お会いしていませんので、記念石展時にご夫妻でご来観賜るとの添え文に感慨も一入です。

広島県尾道市
山本燗石氏・賛助出品石
佐治川石(鳥取県)
w24・h 6・d13 ㎝




 早速荷から出して確認させていただき、先方へ無事到着の一報を入れました。

蔵者自作の見事な紫檀製台座に座った石は、佐治川産石を代表する蒼黒石で、川擦れも効いて緻密硬質な石芯が織りなす「痩」感も素晴らしい石です。

 当該石に見合う敷板・卓は、自分手持ちの中から使用させていただくつもりです。


自分なりに、床に飾ってみました。



お軸は万葉集から、大伴家持の短歌を愛石クラブ会員で関西扇面芸術協会の理事長・大西香酔氏の揮毫による『春の野に 霞たなびき うら悲し  この夕かげに うぐいす鳴くも』。

卓は、伝統工芸の匠・出口史朗氏作の紫檀甲玉型平卓 を使用。

これから暫く、敷板・卓との適合の試行錯誤が続きそうで、これもまた愛石趣味の醍醐味でしょう。


ありがとうございました。

次回もご笑覧賜れば幸いです。🙇‍♂️