昨年(2023年)6月21日に、下・写真の滋賀県・瀬田川への探石に行ったのを最後に、年明けの現在まで瀬田川へは行っていない。例年、晩秋頃から冬季にかけては天ヶ瀬ダムの貯水量が下がり瀬田川・白州浜は絶好の探石箇所になる筈が、昨年からそのチャンスが極端に減少した。


⬆️ 2023年6月21日早朝、瀬田川右岸・白州浜から下流・天ヶ瀬ダム方面を眺める。


⬆️ 同期日、白州浜から巨大な不動岩(通称・貧乏岩)(※一説によると、川底の岩盤から連なり突出した部分と言われています。)


 昨秋以降、近年では珍しく琵琶湖の水位が▼70㎝位を推移している。南郷洗堰の放流も本年1月初め頃までは毎秒20トンと少なく推移していた。

 しかし、瀬田川下流の天ヶ瀬ダムの貯水位が74m位を維持している状況も現在まで続いている。

 瀬田川石探石箇所で最大ポイントの白州浜は、洗堰の放流が毎秒20トン以下で、且つ下流・天ヶ瀬ダムの貯水位が69m以下でないと、瀬田川の急流作用で石が集積する白州浜は水面から出現することはない。


 原因として考えられるのは昨春、天ヶ瀬ダムに数年がかりの工事で、ダム湖底から左岸山腹を貫きダム下流へ、湖底の堆積物を定期的に流出させるための巨大な地下トンネルの完成が有るように想える。

 一気に溜まった泥砂を流すため、ある程度の水圧が必須で貯水量も多量に必要なのか?。

 暫くダムの流入量と貯水量のデータを静観することにしたい。

一気に泥砂が放出されれば、下流の宇治川や桂川・木津川・宇治川の3河川の合流する京都府八幡市辺りから下流の淀川での探石も一層楽しめるかも。


 

 ありがとうございました。

次回もご笑覧賜れば幸いです。🙇‍♂️