滋賀県・瀬田川への探石(たんせき※観賞する石を採取する行動)の好機を知るために毎日、瀬田川の水位が下がっているか否かの数値をネットでチェックしている。昨日午後には琵琶湖から流出する唯一の河川(瀬田川)に在る「南郷洗堰」の放流が毎秒150㎥から毎秒15㎥に一気に10分の1に減水された。

昨日の瀬田川「鹿跳橋」付近のライブ映像⬇️


の為、昨夜から今日の未明まで数値のチェックを継続し、減水状態を確信した為、今朝4時20分に独り車で出発した。

現地(いつもの🅿️スペース)には5時45分着。慌ただしく身支度を整え、瀬田川右岸への崖を降りた。


昨年8月末以来の瀬田川白州浜。減水した川原を独占して探石を楽しむ⬇️


不動岩(通称・貧乏岩)⬇️


今回は特に、通称"虎石"と称される黄色いチャート質と黒いホルンフェルス質が互層になった石が一際多く見受けられた。




しかし、この虎石というものは、その摂理上一部が欠けたり、ヒビが入ったりと傷が多いのも特徴で、なかなか満足出来る無傷で形姿に見所の有る虎石は誠に稀少です。


白州浜から上流の"淀の浜"方面を眺める⬇️


白州浜から下流の"天ヶ瀬ダム"方面を眺める⬇️


曇り空で、川原は風も有り、梅雨期の不快感も無く、タップリ3時間ほとんど休憩も取らずに探石に熱中した。しかし、梨地真黒石などの本命の石種が年々減少傾向で、ましてや観賞石としての条件を具備した石など発見・採取は極稀にしか叶わない現状です。

かく申し述べる自分が一番身に染みて実感しています。今日も(今回も)どこか琴線に触れる妥協の出来る石には巡り会えなかった。


ありがとうございました。

次回もご笑覧賜れば幸いです。🙇‍♂️