室戸鉄丸石(高知県室戸海岸産)

W8・H9・D8 ㎝

銘「洗心」



室戸鉄丸石とは、、、月刊「愛石」誌の2011年8月号掲載の特集"新名石探訪・室戸鉄丸石"に以下の様に記載されています。
ダルマ形・洋梨形・卵形などが多く、上下面の中央に"ヘソ"或いは"デベソ"のあるのが特徴で、内部には多くの場合上下を貫く芯があり、黄金色の黄鉄鉱が美しく集中している。形状から「へそ石」また地元では「いも石」と呼ばれている、、、(略)。



画像の室戸鉄丸石は、来歴半世紀余りの石で、元々"茶人"が愛玩されていた石ですが、ご縁がありこのたび手元に参りました。

この石を簡素な荘りで眺めたり、時にはそっと撫でたりしますと銘のとおり心洗われる感がします。



石の荘は"簡素"が基本で、茶の心に相通じます。



床間に墨書「円相図」の色紙軸と荘ってみました。心落ち着き、暫し別世界に遊びます。



ありがとうございました。

次回もご笑覧賜れば幸いです。🙇‍♂️