加茂川石
銘「草紙洗い舟」
W19・H6・D8㎝
女流愛石家の故・ 南部宗石女史が半世紀余り前に入手され、自ら銘名の加茂川石。
石肌美しく、小町の草子洗いの硯石としてご愛用されていました。
共箱
故・横山雨洛氏 揮毫
その後、横山雨洛翁が蔵されました。共箱の箱書きはその筆致から、雨洛翁がその当時に揮毫されたものと思われます。
雨洛翁亡き後、形見の遺愛石として元・京田辺石友会会長の安食砬心氏が継承されていました。
この度、安食氏のご好意によりこの加茂川石を下賜されました。
故・南部宗石女史も元々「愛石クラブ」の会員で、自分が駆け出しの頃に種々ご教示賜った記憶も思い出されます。
ありがとうございました。
次回もご笑覧賜れば幸いです。




