最後の文人愛石家・山田憲次郎(明治22年
〜昭和46年)号「其隣」。
岡山藩の儒家・山田雲厳を祖父に、同じく高名な儒家であった直堂を父に、代々愛石家の家系に生を受けられた其隣翁。
7歳の頃、祖父より古谷石「海の遠山」なる石を伝授されて、愛石の道に入り、1970年6月、大阪北区の堀川戎神社に於いて、氏を慕う人々によって「賀寿石展」を開催、出品石22点、翁自ら彩管された南画・俳画5点を共に飾り、参会者の感動を呼んだと伝えられている。
其隣翁の遺愛石として、初代「愛石クラブ」会長・春成渓水氏〜会員・土手伸子女史の手を経て、現在自分がお預かりしている。また、この他に、加茂川石「燈台」、瀬田川石「南氷洋の一角」の2石も共に其隣翁遺愛の石として引き継いでいます。
