2025年12月24日

 朝。新幹線で東京に向かっている。知事には、クリスマスイブなんてない!公務も政務も、全ての活動が、群馬県政に直結している!(ふう)

 東京に到着する前に、少ない脳細胞をフル稼働させて、猛スピードで本日最初のブログを書き上げてしまおう!

 昨日は、日程と日程の隙間がなく、トイレに行くのもままならない状況だった。え?秘書課のせいではない。スケジュールを決めているのは、自分自身なのだ!(反省)

 知事としての仕事が忙し過ぎて、毎日、全身全霊で奮闘している「丸山あきら」氏に会うどころか、選対事務所(?)にさえ、一度も顔を出せていない!(ため息)

 本来なら、自分も丸山氏と一緒に、前橋市の支持者の方々を回りたいくらいだ。これでも(僭越ながら)「演説力」には、定評がある。本人の話を生で聴き、アドバイスの1つも出来たらいいと思うものの、物理的に難しい状況だ!(ガクッ)

 陣営の皆さんが日々、奮闘しているのに、現場でお手伝い出来ないことを、申し訳なく思う!(ごめんなさい!)

 小川前市長は、ギリギリまで市長職に留まっていた。最後はラブホ問題の責任を取って辞職したものの、実質的には「現職候補」と言っていい!

 しかも、(良くも悪くも)例の問題もあって知名度は抜群!加えて、過去、県議として、市長として何度も選挙を勝ち抜いて来たプロ(猛者)でもある。

 小川陣営のイメージ戦略は老獪だと感じるし、プロの政治家である小川氏の演説は、(弁護士としての評価は高くても、政治経験のない)「丸山あきら」さんより、何倍も上手に決まっている。

 しかも、ここからの20日間は、徹底して「涙の訴え」を続けるに違いない!

 が、だからこそ、「前橋をちゃんとしたい!」という強い思いで、自ら手を挙げてくれた「丸山あきら」氏に、何としても勝って欲しい!

 39歳の丸山さんの「志」を、ぜひ遂げさせてあげたいと、心の底から思ってしまう!陣営の人たちだって、きっと同じ思いだ。

 丸山さんには、まだ一度しか会えていない。(ため息x2)自身の決断で立候補を表明してくれたのに、「知事の肝入り候補」みたいな言い方をされて、ご本人に申し訳なく感じている。

 が、これが選挙なのだ。自分が小川氏を応援する側(?)にいたら、きっと同様のイメージ作戦を遂行するだろう。すなわち、相手の勝ち筋は、「しがらみのない小川前市長vs古い政治構造」「権力者である知事が、か弱い女性市長を虐めている」みたいな図式を、有権者に浸透させること。それしかない!

 だからこそ、(どの陣営がやっているのかどうかは不明だが)前市長に好意的な一部の人たちが、「山本知事が赤城山開発の利権を得るために、小川前市長を引きずり下そうと画策して、丸山氏を立候補させた!」などという荒唐無稽なストーリー(笑)を、でっち上げようとしているのだ。自分はそう見ている。

 前回の会見でも言及したが、あまりに根も歯もない話なので、放置している。が、万一、選挙に向けて、こんな虚偽の話をSNSや怪文書(?)で発信する人間がいたら、躊躇なく法的措置を取る。全く根拠のない話だからだ!(キッパリ)

 自身の30年の政治経験に照らしても、過去、前橋や高崎のような群馬県最大級の首長選挙において、実質的な現職候補を相手に、投票日の1ヶ月余り前に出馬を表明した「まともな候補者」など(結果を度外視してあちこちの選挙に名乗りを上げる選挙マニアみたいな人を除けば)、1人も思い浮かばない!ましてや、こんな状況で勝ったひとも、恐らく皆無だ。

 丸山さん、陣営の皆さん、改めて初心に返りましょう!そもそも、新人の丸山氏はチャレンジャーであり、この選挙は、私たちにとって「最初から逆境を承知で臨む選挙」なのです!

 どう考えても、相手の小川氏は地方政治のプロ。この戦いを勝ち抜くことは、群馬県政(前橋市政)に「新たな歴史」を刻むことになる。ひとことで言うと、(温泉文化のユネスコ無形遺産登録運動と同様に)「ちっちゃな奇跡」を起こそうという挑戦なのだ!

 そのことを肝に銘じながら、お互いの出来ることを、それぞれ懸命に積み上げていきましょう!そうすれば、きっと光が見えるはずです!!

追伸:知事に就任して6年目。いろいろなことがあったが、(ある意味)ずっと勝ち続けて来た!慢心や油断は1%もないつもりだが、そりゃあ、面白く思っていない人々(政敵?)もいるだろう。(苦笑)

 「ここらへんで、調子に乗っている知事を一度、ギャフンと言わせたい!」と考えている勢力もあるはずだ。特に「既得権益」や「利権」を奪われたと感じている人々の怨念は、日頃からヒシヒシと感じている。

 20日後の投票日まで、現職と新人の間で「予断を許さない戦い」が続くだろう。が、最終的には、前橋の人たちの「正義感」や「良識」が、小川氏の涙の懇願や、陣営の老獪なメディア戦略を打ち破ると固く信じている!

 ご期待を裏切るようで申し訳ないが、これだけは申し上げておく。今回の選挙の結果がどうなろうと、山本一太が怯んだり、ギャフンと言うことはない!(笑)誰が何と言おうと、前橋市と群馬県のために「正しいことをやっている」という確信があるからだ!!(ニッコリ)

 あ、間もなく東京のアナウンス。