2024年10月5日

 土曜日の午後。この週末は、やらねばならないことが山積している。公務や政務にはあたらなくても、知事の仕事や群馬県の将来にも繋がってくる作業がある!!

 え?細かいことは書かない。が、ひとつ残念なのは、日曜日の大事なイベントに顔を出せなくなったことだ!!(ため息)関係者の皆さん、ごめんなさい!!

 さて、昨日の定例会見で、石破新内閣の感想を聞かれ、次のような趣旨の発言をした。

 「石破新総裁には、ぜひ頑張って頂きたい。大事なのは、国民の政治(自民党)に対する信頼を回復すること。地方にとって、中央の政治が安定していることが、何より望ましいと考えている。」」

 「内閣の顔ぶれについては、初入閣の人が多いという印象。が、要所はベテランで固めている。派閥の要望を忖度して決めた人事でないことは確かだと思う!!」

 「河野太郎氏が、政府でも党でも起用されなかったことは残念!!あれだけの能力と行動力を活用しないのは、勿体無いと感じる!!」

 「組閣のメンバーを見て嬉しかったのは、平将明氏と浅尾慶一郎氏の初入閣。平衆院議員は、ここまで安易に勝ち組には乗らずに、常に自身の信念を優先してきた骨のある人物。実力がありながらもなかなか閣僚になれなかった平さんが、最も得意な分野の大臣に就任した。水を得た魚のような活躍を期待している!!」

 「浪人生活を経験した浅尾氏も、紆余曲折を経て復活し、遂に閣僚として働くチャンスを得た。とにかく優秀な人なので、これからの活躍が楽しみだ!!環境分野でも、政府との連携を強化したい!!」

 「党幹部の人事という点で言うと、石破さんが、森山さんを幹事長に抜擢したのは、さすがだと思った。森山氏は、ひとことで言うと、西郷隆盛みたいな感じの人物。前回の知事選で、自民党から推薦をもらう際にも、(選対委員長として)助けて頂いた。石破政権のキーパーソンになることは間違いないと思う!!」

 「政調会長が小野寺五典氏になったのも、群馬県にとって良かったと思っている。政調会長としての実力も人望も、申し分ない。防衛大臣や党の要職も歴任している小野寺さんではあるが、威張ったところは微塵もない!!必要な時には、きっと会う時間を作って頂けると思う!!」

 こうも付け加えた。

 「言葉を選んで言わねばならないが、自分も含め、やっぱり安倍元総理に対する思い入れの強い人というのは、とても多い。そこのところだけは少し配慮された方がいいのではないかと感じている!!」

 この部分の発言が、幾つかのメディアで取り上げられたらしい。誤解のないように、改めてこの言葉の真意を説明しておきたい!!

 山本一太にとって、「安倍元総理」と「旧安倍派の人々」は直接、繋がっていない!!そもそも、「誰を政府のどのポストに任命するのか?」は、人事権を持つ総理が決めることだ!!新しい内閣や党の最高幹部の中に、旧安倍派の議員が何人いるかいないかなんて、自分には全く関心がない!!(笑)

 加えて言うと、政治家としての考え方が違うのだから、石破内閣が安倍内閣と違う路線を行くのは(ある意味)当然だ!!今後、石破総理が、安倍元総理時代の政策や方針を批判する場面があったとしても、それを不愉快だと思うようなことはない!!

 が、自分を含め、故 安倍元総理を敬愛していた多くの議員たちの中には、「政策の批判はしても、安倍元総理への感情的な悪口や、人格を否定するようなことだけは言わないで欲しい!」という思いがある!!

 例えば、石破総理が「アベノミクスは間違っていた!」とか、「あの時の安倍首相の判断は正しくない!」と言ったとしても、それで気分を害するようなことはない!!

 が、万一、(石破さんがそんなことを言うはずがないとは思うが)まるで安倍総理が「悪い人間だった!」とか、「国益を損ねる人物だった!」みたいな発信をしたら、全ての安倍ファンから、間違いなく反発を招く。石破さんの魅力を知っている自分だって、嫌な気持ちになるだろう!!

 そうした「不必要な反発」には注意した方がいい!!石破総理に申し上げたかったのは、そういうことなのだ!!

 政策や信条、スタイルは違っても、「日本を良くしたい」という気持ちは、石破新総理も安倍元総理も変わらないと信じている!!

 

 あ、そろそろ出かけないと!!