2026年5月3日:パート2

 18時過ぎ。草津温泉からのメッセージ。夕食の前に、もう1本、ブログを更新出来そうだ。

 何度も言うが、普段のブログでは、知事日程の内容を紹介したり、群馬県独自の政策や事業を解説することが多い。前回に続き、初めての(?)大型休暇を享受している今だからこそ書ける話を、思うままに綴っていくことにする。

 先日、日頃から敬愛するある人物と面会した。国際情勢や国内経済等について意見を交わす中で、「それはそうと、今回、前立腺がんの発覚と現状、その後の治療方針をいち早く公表した知事の行動は正しい!立派な判断だと思う!」と褒めてくれた。

 その言葉を聞いて、こう答えた。

 「ありがとうございます!県のトップである知事の健康状態は、地域の未来に大きな影響を与えます。それだけに、体調に何か大きな変化があった時には、すぐに公表すると最初から決めていました。」

 「前立腺がん(ステージ2)の5年生存率は98%。10年でも9割くらい(?)になっています。だから、必ず完治させられると信じていますし、それまではこの病気を上手くコントロールしながら、責任を果たしていくつもりでいます。」

 少し考えて、こう付け加えた。

 「そうは言っても、今後、万一体調が悪化し、知事としての任務を十分に遂行出来ないと自身で判断した時には、潔く身を引こうと考えています!」

 「実は政治家だった亡父の晩年は、病気との戦いでした。実際は情報が漏れていたにもかかわらず、最後まで懸命に病状を隠そうとしていた本人、亡母や秘書たちの様子を見ていたことも、公表の判断に繋がりました。」

 このひとは、こんなことも言っていた。

 「うん。今までも(少数だけど)病気を公表した現職の知事はいた。でも、大抵は、治療が終わった後に、『実はこんな手術をしました』みたいに発表するか、病状が隠せないほど重くなってから公表せざる得なくなく場合がほとんどだった気がする!」

 「でも、今回の一太さんのように、病気の診断が判明した直後の会見で、病状や治療方針まで細かく説明したひとはいなかったと思う。やっぱり、政治家は病気を隠す傾向が強い。ましてや、現職の首長なら尚更だ。健康のスキャンダルは、そのひとの政治生命に直結するからね!」

 次の言葉も、とても印象的だった。

 「振り返ってみると、大きな選挙に立候補し、落選した直後に亡くなる政治家って、結構、多いと思わないか?もちろん、急に病気が発覚することもあるだろう。が、実は最初から『健康に大きな不安がある』ことを周りに隠しつつ、立候補するというケースもある気がする!」

 「もしある政治家が大きな病気だと診断され、そのことを周りに隠しているとする。そのひとが『どのみち自分には失うものがない!それなら思い切って勝負しよう!』みたいに考えて何かの選挙に手を挙げたとしたら、それは正しい選択と言えないんじゃないかな。その地域の住民にとって、プラスにならないでしょう?」

 この話を聞きながら、「なるほど、過去の群馬県の選挙でも、思い当たるものが幾つかあるな!」と感じた。

 自分が欠点だらけの知事だと分かっているからこそ、今後も県民の皆さんと真摯に向き合い、「勇気を持って真実を語る」姿勢を貫いていきたいと思う!!

 さて、前回のブログで、「来夏の選挙に向けた現職知事としての強み(=政治家山本一太の武器)は何だろうか?」と自身に問いかけた。幾つか、頭に浮かんだことを整理してみた。

 あ、もう一回、温泉に入る。この続きは次回のブログで。