2026年10月5日:パート3
20時50分。高崎の自宅からのブログ。本日の日程の続きを書く。
東京都内でのロボタクシー体験(試乗)から高崎に戻った後で、いったん帰宅。30分ほど仮眠を取ってから家で昼食を食べ、ダンベルを使って「無理のない筋トレ」をやった!(ふう)
14時。迎えに来た知事車に乗って県庁に移動。幾つかの重要な協議の後、16時から「外国人との秩序ある共生」に関する4人の首長(伊勢崎市長、前橋市長、太田市長、大泉町長)との意見交換会に臨んだ。
冒頭の知事挨拶の直後に、マスコミは退出。担当部長から、県の「外国人との秩序ある共生」に関する素案を説明。臂伊勢崎市長、村山大泉町長、小川前橋市長、穂積大田市長の順に意見を伺った。
細かい議論の中身には触れない。が、4人の発言に関する感想だけ、記しておく。
臂市長は、優しくて、バランス感覚のあるリーダーだ。県内で最も外国人の人口が多く、多国籍の住民が集まっている伊勢崎で、「どうやって真の共生社会を実現すべきか?」を、悩みながら真剣に考え続けている。
村山町長は、外国人比率が20%を超える大泉町で、多文化共生の先進的なモデルを構築するため、信念を持って行動し続けている。群馬県における「外国人政策のベストプラックティス」を実現しつつある気がする。人々に「希望を与えられるトップ」だな!(感銘)
前橋市内には、1万人を超える外国人住民がいる。が、人口規模が大きいため、外国人比率は3%台に留まっている。小川市長によると、前橋市民は「外国人との共生」をポジティブに捉える傾向が強いようだ。市長の分析を聞きながら、ちょっぴり安堵した。
穂積市長は、分かりやすいエピソードを交えながら、太田市の現状を説明してくれた。外国人県民とのコミュニケーターが必要だというのは、その通りだと思う。「最初が肝心!」という点も。
4人ともそれぞれの哲学を持ち、(当たり前のことではあるが)地域の未来をしっかり描いておられることに、感銘を受けた!知事として、いろいろ学ぶ点があった。(感謝)
群馬県の多文化共生に関して、3人の市長+町長が「希望的な観測」を抱いていると感じられたのは、ある意味、心強く感じた。限られた時間だったが、率直な議論が出来たと思う!😄🙇♂️
会議では、お互いの意見に真摯に耳を傾けた。決して、立場が対立したわけではない。もちろん、共感を覚える点も多かった。が、外国人との共生問題に関する危機感や切迫感、この問題に対する県民世論の認識に関しては、知事である自分と4人の首長との間には「明らかな温度差」がある。悪いことだとは思わないが、それだけはよく分かった!
知事会見等でも何度か言及しているが、山本一太の肌感覚では、外国人県民との共生に関する県民の「漠然とした不安」は、ジワジワと広がりつつある。
先般、県が行ったアンケート結果を見ても(いろいろな解釈はあると思うが)、県内各地の支持者の反応を考えても、ネット世論の動きを見ても、そう思わざる得ない。
この問題をめぐる全国知事会の雰囲気が「1年で様変わりしている」背景にも、こうした世論の変化があると見ている。
もちろん、こうした「漠然とした不安や不満」が、ネット上のフェイクニュースや陰謀論、デマ等で増幅されている面もあるだろう。が、6歳児の感性が、「こうした感覚は、決して『noisy minority』だけのものではない。『silent majority』にも浸透しつつある!」と叫んでいるのだ。
そうだとすれば、「外国人が増える」ことに伴う治安や秩序の悪化を含む様々な県民の不安と向き合い、それを払拭する努力をしない限り、本当に必要な施策は進められないし、真の共生を実現することも出来ないと感じている!
だからこそ、様々な検討を重ねた上で、群馬県は「ツートラック・アプローチ」(秩序ある共生)という方針を打ち出した。群馬県の外国人政策を、よりバランスのある施策に見直していく必要があると考えている。
今後も、社会のルールを守り、真面目に頑張ってくれている外国人県民の皆さんには、チャンスを与えるし、ぜひ活躍して頂きたい!が、同時に、県内で増え続ける不法就労等のルール違反には、厳しく対処していく必要がある!!
すなわち、排除の理論は論外としても、受け入れ一辺倒は良くない!正しい答えは、その「ど真ん中にある」と思う!!
この問題に関しては、今週、11の業界団体関係者との意見交換会もセットしている。様々な意見に耳を傾けながら、新たな時代の共生政策に関する「群馬モデル」を練り上げていく方針だ。

