2026年7月20日
昼12時過ぎ。先週は忙しい毎日が続いた。日曜日の今日は終日、リラックスして過ごす。
昨日、来県した林芳正総務大臣に、群馬県のデジタルクリエイティブ産業創設構想を説明した。前回のブログにも書いたが、林大臣は、とにかく政策の知識が豊富で、思考も柔軟だ。
コンテンツこそ日本の勝ち筋であること、群馬県がブルーオーシャンに乗り込んで稼ごうとしていること、その成長力を駆使して他の産業を活性化するサイクルを作ることの意義を十分、理解してくれたに違いない!
が、同時に、「戦略的方向性は間違っていないと思うが、この新しい構想を県民の皆さんに理解してもらうのは大変だ!」とも感じた。
その背景には、国民の政治的無関心の広がりがある。例えば、国政選挙でも首長選挙でも、投票率は年々、低下する傾向にある。
もちろん、よほど話題性があったり、ギリギリの激戦になったりすれば、特定の選挙や政治に関する問題に対して、有権者の関心が高まることはある。
もっと言うなら、(功罪はあるものの)レガシーメディアとネットメディアの影響力が逆転している状況の中で、SNSで「バズる」ことが、選挙への興味を大きく引き上げる現象も、あちこちで頻繁に見られるようになった。
が、そうは言っても、現職以外に主要な対抗馬がいない選挙、特に首長選で「最初から結果が分かっている」ような構図が現出した場合の投票率は、右肩下がりの低下が続いている!😮💨いや、過去20年で見ると、国政選挙も地方選挙も大きく投票率を下げているのが現実だ。
もちろん、猛スピードで変化する社会状況の中で、住民の意識が大きく変わっていることもあるだろう。更に言うと、高齢者に比べて若者世代の投票率が低いことは、今に始まったことではない!
そうは言っても、国民(地域住民)の政治への関心が希薄になっているのは、「政治家自身の努力が足りないからだ!」と考えるのが正しい捉え方だと思う。
そりゃあ、そうだろう。いわゆる無党派層を最大勢力に押し上げているのは、国民の政治不信だ。そして、その不満を生み出しているのは、性懲りもなく繰り返される「政治とカネの問題」に他ならない!
自分が一般の県民だったら、「政治家は何をやっているんだ!」「政治なんて信用出来ない!」と感じるに決まっている。(ため息)30年も政治に関わって来た自身への自戒も込めて、深く反省しなければならない!🙇♂️
その意味では、きっとどの都道府県の知事も、市町村長も同じ感覚を抱いているはずだ。政治への関心が低迷し、政治不信が広がり、かつSNS等でフェイク情報が飛び交う世の中において、いわゆる「首長」が、自分たちの政策や構想、具体的な事業の目的や成果を住民に理解してもらうのは、本当に難しいと!!(ため息)
だからこそ、知事自身が自ら県内各地に足を運び、直接、地域の住民に県の構想や政策を語る「未来構想フォーラム」を、4年も続けてやって来た。毎週の知事会見や、このブログでも、県政の課題や展望、県の政策を頻繁に発信して来た。
今回、35市町村全てを行脚する4回目のフォーラムの狙いはただ1つ。知事のビジョンや県の政策を、1人でも多くの県民と共有することだ。
そうじゃなかったら、どんな立派な構想を掲げても、実現はおぼつかなくなる。逆に言うと、民意の支持があれば、どんな政策も前に進められる!そうでしょう?
知事を続ける限り、知事が自らの言葉で語る「未来構想フォーラム」は、(どんな形であれ)毎年、続けようと決めている。他の都道府県の知事で、ここまでやっているひとはいない気がする。
知事に就任して7年。定例会見と臨時会見を合わせて、400回は軽く超えているはずだ。コロナ禍では、臨時会見もかなり多かった。
アメブロランキング政治部門のトップ常連を誇るこの「直滑降ブログ」だって、こうして(週末も含め)欠かさず更新している!
更に言うと、視聴回数では常に全国トップクラスの県の公式チャンネルtsulunosから、youtubeのショート動画やTikTok等を通じた様々なメッセージを、頻繁に投稿してきた。情報の公開や発信に関しては、全国の最先端を行っていると自負している。
が、にもかかわらず、(残念ながら)知事の構想や政策、考え方が、「県民に十分に伝わっている」とは言い難い!「まだまだ努力と工夫が足りない!」と痛感している。(反省)
他方で、「希望はある!」とも考えている。例えば、かなり具体的な政策を掲げて臨んだ最初(7年前)の知事選では、群馬県知事選史上最多得票を獲得した。「群馬県を変えて欲しい!」という県民の願いがあったからに他ならない!この期待は、7年経った今も、まだ萎んでいないと感じている!
続く2度目の知事選(3年前)でも、山本一太の得票率は8割(正確には79,3%?)で、過去20年の群馬県の知事選の当選者の中では最高だった。加えて言うと、ほぼ1年前に1500サンプルで行なった世論調査でも、「山本一太知事の6年間を評価する」「再選を望む」という答えが7割を超えていた。県内外の他の知事や市長と比べても、決して見劣りしない数字だと思う。
もちろん、過去の成功体験は捨て去ると決めた。時代は急激に変化を続けている。上述したデータは、もはや参考にならないと捉えるのが正しい!
そもそも、固定電話(?)によるランダムな調査だ。ネット時代の現実を考えれば、旧来型のテータ分析と実態とのズレは、広がる一方だろう。
しかも、こうした数字は「デジタル・クリエイエィブ産業を、製造業と並ぶ柱にする」という群馬県独自の構想が理解されたからだとは言い難い。「移住希望地ランキング1位」とか、「県民1人当たりGDPが過去最高の全国の5位」とか、より分かりやすい成果が、評価されたと見るべきだ。
それはそれとして、群馬県のトップである知事にとって、様々なデータから客観的な事実を把握することは、とても重要だ。政治家にとって何より最悪なのは、根拠のない自信を持ったり、思い込みや感情だけで行動することだからだ!
が、それでも、全てを前向きに捉えるご機嫌力MAXの6歳児知事(笑)は、次のような確信を持っている。
「少なくとも知事という看板(手段)を使って『群馬県を少しでも良くしたい!』『県民の幸福度を引き上げたい!』という山本一太の真摯な思いは、県民に全く伝わっていないわけではない!」と。
もともと「誰もがハッピーになる政策」など存在しない。が、大半の人たちに、知事の考え方を理解してもらうことは可能なはずだ!誰にとっても難しい挑戦だが、「希望はある」と信じている!!
ちなみに、もし山本一太のこれまでの政策に対して、本当に7割以上の県民の支持があるとすれば、それは、日本一優秀な公務員集団だと固く信じている「群馬県庁職員」の奮闘によるところが大きい!!
過去7年間、様々な災害やパンデミック、豚熱や鳥インフル等の困難を、力を合わせて1つ1つ乗り越えて来た。そうした知事と職員の努力は、決して無駄になっていない!そのことを信じたい気持ちが強いのは、決して悪いことではないと思っている。
が、同時に(上述したように)その思い入れが、冷静な分析や判断を曇らせないよう注意しなければならないのも事実だ。
何にせよ、時々、自分のもとに届く「知事の考え方や政策は、十分に県民に理解されていない!」というご指摘は、謙虚に受け止める。その上で、明日からも懸命に県民の理解を得るための「地道かつ真摯な努力」を積み重ねていくつもりだ。
さあ、少し外を散歩して来よう。夕方からジムに足を運ぶ。
<各地のフォーラムでは、熱を込めて(かつ丁寧に)群馬県の政策をアピール!>
