2026年3月22日
午前10時過ぎ。休日の金曜日も土曜日も、仕事があった。3連休の最終日となる今日(日曜日)は、終日、リラックスして過ごすことにする。
いつものシンプルな朝食(卵をかけた納豆と発芽玄米)を済ませ、20分ほど街を散歩した。曇りだけど明るい。群馬県って、本当にいいところだ!(ニッコリ)
冷たい空気が心地よかったが、目が痒い。少し頭痛もする。花粉の量がハンパない気がする。(ふう)
さあ、ここからは、前回のブログの後編。気合を入れて、その②を書き上げてしまおう!
先週、令和8年度予算が成立した。今回も知事協議(知事による査定)は、40時間を超えた。主要な事業の予算に関して、2人の副知事、担当部局、財政当局と何度も議論を重ねた。
知事に就任してから6度目の予算編成だったが、それでも無事に議決されたことに安堵した。(ホッ)頑張ってくれた県庁職員の皆さん、予算を可決してくれた県議の方々に、(改めて)心から感謝を申し上げたい!
特に令和予8年度の算編成では、「湯けむりフォーラム」の問題がネックになった。知事である自分が責任を認め、謝罪し、同フォーラムの関連予算を予算案から削除することで、何とか決着を図ることが出来た!(ふう)
今回の予算審議では、異例の展開があった。それは、湯けむりフォーラム職員動員問題に関する審議の流れだ。
先ず申し上げておくが、今の議会で、複数の県議から(予算審議の中で)湯けむりフォーラムの運営のあり方が厳しく質されたのは、当然のことだと捉えている。
県側の同フォーラムへの参加人数に関する発表には、誤解を生む点があった。加えて、議会に対する説明も不十分で、誠意を欠いた部分があったことは否めない。こうした点は、大いに反省しなければならない!
さらに言うと、知事の「職員の動員は無かった」という認識に基づく答弁も、誤っていたことが判明した。現場で、あらかじめ決めてあったルールを逸脱する事態を誘引したのは、知事である自分の「不用意な発言」だ。
複数の部局間で「動員と見られても仕方がないチャット」が交わされたのは、トップである自分の責任だ。そのことを正面から認め、一般質問の答弁でも、知事会見でも、率直にお詫びした!
有り難かったのは、議会側(より正確に言うと、この問題を批判していた複数の県議)が、「全ては知事の責任」という説明を、正面から受け止めてくれたことだ。😌
現場の職員たちは、日々、知事の構想を実現するために奮闘してくれている「同志」だ。その人たちが、知事である自分の判断ミスのために本会議や委員会の場で責められ続けるようなことになったら、あまりに忍びない。何がなんても守り抜かねばならないと心に決めていた!(ふう)
何にせよ、フォーラムを成功させるために全力を尽くしてくれていた職員の人たちにも、このフォーラムに期待を寄せてくれている方々にも、本当に申し訳なかったと思っている!(反省)
今回の失敗から得た教訓を胸に刻み、こうした分かりにくい発表や、事実誤認が2度と起こらないよう、政策決定のシステムや職員の意識を改善していく。
そのことを申し上げた上で、湯けむりフォーラムをめぐる「異例の展開」について記しておく。県民の皆さん、特に県内の市町村長の皆さんにも、ぜひこの問題の経緯を知っておいて欲しいからだ。
今回の湯けむりフォーラムに関する問題は、ある県庁職員が、リベラル群馬の加賀谷県議に「内情を訴えるメール」を送ったことから始まった。
県庁の職員が特定の県議に対して、直接、仕事上の様々な不満や窮状を訴えることは、今までもよくあった。例えば、6年前に初めて知事に当選した際、選挙の直後から正式に就任するまでの間、複数の県議から、人事に関する情報が寄せられた。
「00部長は、部下を虐めるので評判が悪い!」とか、「この人物は、県議の間で評判が悪いので変えたほうがいい!」とか。
もちろん、県議にとってマイナスになる話とか、利権に関する苦情みたいなものは一切、無かった。(笑)
まあ、こんなの、どの組織でもあることだ。ましてや、トップが変わる際には、色々な思惑が交錯する。
そうした人事や事業に関する告げ口とか、情報をいちいち鵜呑みにすることはなかった。が、参考として頭にインプットした。必要だと感じる時は、自身の人脈を使って事情を調べたりもした。
それでも、湯けむりフォーラムに関する質疑に驚きを隠せなかったのは、加賀谷県議がその(匿名の?)メールの中身を県議会の一般質問で読み上げ、その内容を踏まえて知事に答弁を求めたことだ。
とりわけ職員の動員問題に関しては、質疑で話したこと以上の「何か確たる証拠」を掴んでいるような感じがした。
県庁職員が匿名で(?)ある県議にメールを送り、それを受け取った県議から、そのメールの内容をもとに事業や政策の中身についての説明を求められる。
これは、知事になって初めて遭遇したパターンだった。周辺のベテラン職員にも聞いてみたが、大沢前知事の時代も、その前の小寺知事の時代にも、「こうした形式の質問は記憶にない!」という返事だった。
上述した質疑が終わった後、知事室に担当部局の責任者と少数の幹部を呼んだ。2人の副知事も同席していた気がするが、よく憶えていない。その場で、次の2つのことを伝えた。
(1)加賀谷県議が質問の中で引用した職員からのメールが、事実かどうかを検証する方法はない。が、加賀谷さんの人柄から考えると、事実だと思ったほうがいい!しかも、質問で言及した以上の情報を持っていると見るべきだ。
(2)湯けむりフォーラムの準備に関わる職員が、メールで県議に内情を訴えたのが事実だとしても、けっして「犯人探し」みたいなことはやらないで欲しい!どんな形で発覚したにせよ、これはこれで、職員の生の意見だ。
加えて言うと、加賀谷県議の話ぶりからすると、この職員(?)は、山本県政の全ての政策に否定的なのではない気がする。
(3)担当部局の皆さんを100%、信頼しているし、これまでの報告も信じている。が、それでも、あの質問で指摘された幾つかの点については、至急に事実関係を確認して欲しい。本当に問題があるなら、正直かつ丁寧に対応する必要がある。
6歳児と呼ばれる山本一太の脳には、相手が「善人か悪人か?」を見分ける「直感」(鬼太郎のような妖気アンテナ)がある。(笑)
どんな笑顔を作ろうと、巧みな言葉を操ろうと、「邪な心」を持つ人間の前に立つと、全身の毛が逆立つのだ!(笑x2)加賀谷県議には、全く反応しない!
政策的には考え方が違う面もあるが、加賀谷さんは、裏表がなく、正義感の強いひとだと感じていた。先日の「直滑降ストリームの知事と県議の紅茶懇談」の収録で、そのことを確信した。
そもそも、知事と県側の対応に問題があったのだ。どんな形であろうと、事実が明るみになったことは良かった。だから、加賀谷県議の質問や行動を批判するつもりは、全くない!
が、今回の湯けむりフォーラムをめぐる審議は、ある意味で「パンドラの箱」を開けた気がしないでもない。いや、もっと正確に言うと、今度の湯けむりフォーラム問題は、2元代表制の地方自治(首長と議会)が、「新しい時代状況(これまでと次元の違う情報公開)と向き合わざる得ない」という事実を突きつけている。そのことを強く感じた。
だからこそ、このブログシリーズは、県内の全ての市町村長と議員の皆さんに読んで欲しいのだ。
次回のブログ(その③)では、なぜそう思うのかを解説する。