2026年2月11日:パート2

 夜は、とても大事なひとと会食をすることになった。今までの報告も、これからの相談も出来る!(ニッコリ)
 
 さて、知事が中止を決断した今年度の「湯けむりフォーラム」に関して、職員への動員要請と見られても仕方のない職員間の文書やチャットによるやり取り、知事が担当部局の職員や幹部に対して、「フォーラムのプレナリーセッション(全体会合)は、満席にする努力をして欲しい!」と伝えた記録(?)への開示請求がなされていると聞いた。
 
 担当部局に対して、「よく調べて、可能なものは、しっかり公開するように!」と指示している。
 
 世の中に完璧な人間などいない。行政だって、間違いを犯す。大事なのは、その誤りを正直に認め、反省し、改善することだ。
 
 毎年12月に開催してきた「湯けむりフォーラム」は、群馬県のその年の集大成であり、次の1年に向けての羅針盤を示す空間でもある。

 開催を始めた当初から、県庁内の様々な会議で、「若手、ベテランに関わらず、出来るだけ多くの県職員にも参加して欲しい!」と話していた。

 が、開催場所の草津温泉まで時間がかかることに加え、週末にかかるため、そうでなくても担当分野の仕事で忙しい職員に参加を義務付けるのは、難しいと判断した。

 そこで、各部局で希望を調べ、「参加を希望する職員」に足を運んでもらうという仕組みにした。
 
 コロナ明けのリアル開催のフォーラムでは、プレナリーセッションの参加者が、8割程度だったことがあった。メインスピーカーも素晴らしい人たちだったので、「あまりにもったいない!」と感じた。

 そんな思いもあって、その後の湯けむりフォーラムに関する担当部局との協議や、幹部職員を集めた庁議の場で、何度か、次のようなお願いをした。
 
 「ダボス会議でも、シャングリラダイアローグでもそうですが、こうした有名な国際会議やフォーラムでは、プレナリーセッション(全体会議)は、常に満席になります。ここにメインのスピーカーが登場するからです。」
 
 「最初のプレナリーセッションの活気が、その後のフォーラムの勢いや印象を決めることにもなります。だから、ここは、出来るだけ多くの方に声をかけて、満席にして欲しいと考えています。皆さん、ぜひ協力してください!」
 
 特に、一昨年の(?)フォーラムが迫る中で実施した担当部局とのオンライン協議では、1、2回、「このフォーラムを盛り上げ、成功させるためにも、プレナリーセッションの席が必ず満席になるように、関係者への声がけをお願いしたい。自分も頑張るので、力を貸して欲しい!」と伝えた記憶がある。

 過去の知事答弁でも述べたが、湯けむりフォーラムへの県職員の参加を促したことに問題があるとは思っていない。が、今回の湯けむりフォーラムの予算を「当初予算案から削除する」と決断したのは、次の3つの理由による。

(1)知事が議会に対して不正確な答弁をしてしまったこと。
(2)県のリーダーとしての自覚と配慮を欠いていたこと。
(3)きちっと非を認めて、トラブルの拡大を防ぐ必要があると判断したこと。
 
 上記の3点に関しては、次回のブログで詳述する。

追伸:念のために言っておくが、幹部を集めた庁議や担当部局との協議の場で、知事として様々な指摘や指示を行ったり、県の方針を伝えたり、お願いをしたりすることは日常茶飯事だ。

 が、県政の既存の構造や不条理に対する怒りを口にすることはあっても、職員に対して「高圧的な命令」を下したり、誰かを会議の場で追い詰めたり、大声で恫喝するみたいなことは、絶対にやらない!

 そりゃあ、そうだろう。庁議に参集する幹部職員は、全員、知事である自分が任命したのだ。各部局の職員たちは、そうした部長や局長のもとで、県民のために頑張ってくれている存在なのだ。

 そう思っていなかったら、13人の部長級幹部たちと、1人1時間の「紅茶懇談」なんてやるわけがない!そうでしょう?!
 
 知事にとっては「同志」とも言うべき、県庁職員の人たちからの電話を途中で乱暴に切ったり、机を叩いて激昂したり、報告を受けて舌打ちするなんて、到底、考えられない!(笑)
 
 例えば、予算をめぐる知事協議でも、担当部局の主張には、ちゃんと耳を傾ける。相手の意見を無視して、何かを強引に決めるようなことはない。必要があれば、何度も協議を重ねて、結論を出す。

 先般、群馬テレビが初めて、予算に関する知事査定の現場(オンライン協議)に潜入した。40数時間のうちの2時間だったが、予算協議の雰囲気を目撃。会議の模様を県民に伝えてくれた。

知事の手法やスタイルは、取材したスタッフの人たちにも、きっと感じ取ってもらえたはずだ。
 
 県庁職員は約4千人いる。中には、山本県政に不満を持つひとだっているだろう。が、知事である自分は、(何度も言っているように)こんなにも優秀でモラルの高い職員の人たちと一緒に働けることを幸運だと感じている。それは本当の気持ちだ。

 過去6年間、県庁が一丸となって難問に立ち向かい、数々の画期的な政策を成し遂げて来た。そのことを、心から誇りに思っている!!(ニッコリ)