2025年10月13日:パート2
休日の昼12時過ぎ。焼き鮭と野菜と東毛酪農のカマンベールチーズを付けたプランスパンの食事を済ませ、再びパソコンの前に座った。とてもランチらしいランチだった!!(ニッコリ)
さて、過去のブログで何度も書いているように、自分は(国会議員時代から)「県議」という存在に強い思い入れがある。
理由はシンプルかつ明快。県議出身の政治家だった亡父 山本富雄を、心から尊敬していたからだ。過去のブログでも何度か書いたように、農水大臣や参院自民党幹事長等を歴任した親父が、最も輝いて見えたのは、自民党県議(特に県連幹事長)の時代だった。
これも以前のブログに記したが、30年も群馬県で政治家をやっているだけに、今の自民党の現職議員全員を、初当選の頃から存じ上げている。実はこういう知事、全国でも少ないのではないか?!
だからこそ、国会議員としての最後の1年間、手を挙げて自民党県連会長になったのだ。規定に基づく県連会長選挙になることを想定して作成した公約には、「自民党県議の存在感をもっと高めたい!」と明記している!!結局、選挙は行われなかったが…。
これまで経験した全県選挙は6回。お陰様で、全てトップで圧勝した!!(感謝)どの選挙でも、自民党県議の皆さんとスクラムを組んで戦った。苦しい野党時代も、力を合わせて乗り切った!!
群馬県議会の7割の議席を占める自民党県議の人たちは、若手もベテランも、それぞれ個性的で、チャーミングな人々だ。
ブログ読者はご存知だと思うが、宇留賀副知事再任問題で(幸か不幸か)知事としての「全方位外交」を強いられ、野党会派の県議とも、これまで以上に付き合わざる得なくなった!!
え?もちろん、この展開を前向きに捉えている。そのお陰で、自民党以外の会派の県議の人たちとも、じっくり話せる機会が増えたからだ。
26年も連立を組んでいた公明党の県議はもちろんのこと、「つる舞う」や「リベラル群馬」にも、「一緒にご飯を食べたいな!」と思える人たちがいると分かった!!これって、大事なポイントでしょう?!(笑)
例えば、今後もずっと知事の政策に反対し続けるに違いない共産党の酒井県議と、ウェブ番組「直滑降ストリーム」(知事と県議の紅茶懇談シリーズ)で対談した。その後、ご本人のことが結構、好きになってしまった。(苦笑)
酒井さんが自慢のコーヒーをふるまっている奥様には、どこかでぜひ会ってみたいと思っている!!(ニッコリ)
知事がどんなに偉そうなことを言っても、議決機関である県議会で可決されなければ、どんな予算も通らないし、事業も実現出来ない!!
そう、知事が自らの目的を達成するためには、「県議会と調整する能力」が不可欠であることは言うまでもない!!
引き続き、知事として「県議会との関係」を重視していくのは必然の流れだ。時にせめぎ合い、時に協力し合い、切磋琢磨しながら、県民にとってより良い政策を立案し、実行していく。それが知事と県議会の「あるべき関係」だと捉えている。
地方政治の「2元民主制システム」が存在し続ける限り、その姿勢が変わることはない!!
ただし、これだけは申し上げておく。群馬県の自民党県議を中心とした全会派の「県議」に魅力を感じ、県議という存在そのものに好感を抱いていることと、群馬県の政治や行政を歪めて来た「古い利権構造」(政治とカネの問題)に「知事が先頭に立って切り込む」ことは、自分の中で明確に切り分けられている!!
そのことを断った上で、このブログを書き進めていく。
さて、9月24日の集英社オンラインに、安中射撃場に関する以下のブログが続けて掲載された。先ずは、この2つの記事を読んでみて欲しい!!
「〈群馬・安中射撃場〉17億円超の税金投入もクレー射撃場は開店休業状態…「最初から無理筋の公共事業」が進行してしまったお粗末すぎる裏事情
https://shueisha.online/articles/-/255114
「<群馬県安中市>市民から「税金のムダ使い」「迷惑施設」といわれる射撃場の信じられない営業実態…「作っておいて安全基準が満たせないって…こんなバカな話はない」
https://shueisha.online/articles/-/255113
恐らく上述した記事の掲載を受けてのことだと思うが、10月3日に行われた知事の定例会見で、地元紙の記者から、次のような質問を受けた。
「安中射撃場に関して、これまでの議会でも話題になっている。現段階でクレー射撃場は完成していないとのこと。現状と今後の展望を伺いたい!!」と。
これに対して、集英社オンラインの記事に言及しつつ、次のような発言をした。
「かなりよく取材しているなという印象。自分の知らないことも、いろいろ書かれていて驚いた」と応じた。
「ネット記事が出た後、改めて全体の経緯を振り返ってみたが、そもそも『クレー射撃場の中にライフル射撃場を作る』という構想自体が、法令とか安全性の面から見て、素人レベルのものだったと言わざる得ない!!」
「記事にも書かれているように、この構想は群馬県猟友会からの要請だった。猟友会の皆さんには、有害鳥獣対策等で県にも多大な貢献を果たして頂いており、その点は、知事としても感謝している。」
「県議会として、行政に協力してくれている猟友会の要望を真剣に受け止めなければならなかった事情は、よく分かる。が、残念ながら、その実現性に関して十分な議論が行われたとは、言い難い!!」
「振り返ると、県庁の担当部は、この事業に一貫して慎重だった。特定の個人を責めるつもりはないが、全体として見ると、大沢前知事と県議会の一部の人たちの強い圧力によって、間違った方向に行ってしまったというのが、自分の率直な考えだ!!」
特に、次の点にも言及した。
「真偽のほどは分からないが、この記事では、当時の大沢知事が、この事業に100万円の調査費を付けた際、県庁幹部に対して、『このお金を生きる金にしなければならない』と釘を刺したと記されている。」
「この件を見て、改めて県の資料を読み返してみたところ、選挙を控えていた大沢知事が、当時の県庁幹部の前で、『オレの選挙はどうなる?!』と発言した記録が残されていた。やはりそんな構図だったのかと感じた。」
「この事業には、これまで13億円、かかっている。今後も更に4億円、かかる見込みだ。すなわち、13年間かかって、17、18億円の予算を投じることになる。にもかかわらず、クレー射撃場は閉鎖されたままで、ライフル射撃場だけを運営しているという片肺営業が続いている状態だ。」
「県知事としてこの事業を引き継いだからには、どこかにきちっと着陸させなければならないと思っている。(繰り返すが)今さら、特定の個人を責めるつもりはない!!が、(結論として)安中射撃場の事業が間違った方向に行ったことに関しては、大沢知事と一部の県議に責任があると考えている!!」
自分の記憶が正しければ、安中射撃場の問題に関しては、これまで複数のメディアから情報開示請求を受けている。が、今回、集英社オンラインから情報開示の要請があった際には、自民党の金井康夫 幹事長に、「某メディアから情報開示の請求があった。断る理由もないので、可能なものは開示する」と伝えていた。
金井幹事長とは、「腹を割って話せる」信頼関係を作りたいと、本気で思っているからだ。
上記の報道を受けて、地上波の某テレビ局からも取材があったと報告を受けた。中身はチェックしていないが、10月3日の夕方のニュースで報道されたらしい。
今後の展開次第で、この問題はもっと大きくなる可能性がある。その前に、県民の皆さんには、この問題の「正確な経緯」を知っておいて欲しかった!!
え?どんな流れになろうと、県としては情報を隠すことなく、事実をしっかり発信していくだけだ。場合によっては、思い切った対処(?)をする必要が出てくるかもしれない!!(ふう)
加えて言うと、知事である自分の目には、この問題をめぐる様々な出来事も、群馬県の古い利権構造、別の言い方をすれば、不透明な県政を助長し、群馬県政に停滞をもたらして来た「旧態依然とした地方政治」の構図そのものに映っている!!
だから、このブログを書かせてもらった。
次回のブログでは、同じ集英社オンラインの記事として掲載された「群馬県の特養補助金をめぐる問題」に触れる!!