2025年10月13日
午前8時過ぎ。休日の今日も、朝から動き回っている。
昨晩の睡眠スコアはかなり低め。どこかで補給する必要がありそうだ。(ふう)
幾つかの県の事業の進展、今後の政府へのアプローチ等を考えていたら、眠れなくなった。やっぱり、寝る前に「頭をカラッポにする時間」(瞑想?)を作らないとダメかも?!(ふう)
公明党が連立政権を離脱したことについて、群馬県選出の福重隆浩衆院議員(公明党群馬県本部代表)が、地元紙に「苦渋の決断だった」と語っていた。これは、福重さんの「本音」だと思う。
かつて山本一太が自民党県連会長を務めていた頃、福重隆浩氏(当時は公明党県議)とは、参院選への対応等をめぐって、何度も協議した。難しい調整も、本音で話し合って決着させたことを憶えている!!信義を重んじるひとだった。(ニッコリ)
斉藤代表の衝撃の発表以降、公明党が連立離脱を決断した背景として、様々な理由が取り沙汰されている。もちろん、原因は1つではないはずだ。
が、(どう考えても)連立のパートナーとしての配慮が、決定的に欠けていたのではないか?!
国会の首班指名で高市早苗総理を誕生させるためには、連立を組む公明党の協力が前提だった。にもかかわらず、当然、水面下で行われていると思い込んでいた相談や調整が無かったらしい!!(驚)
特に相談なんてしなくても、「公明党が高市総裁を支持する」ことが、最初から「あたり前のこと」のように!!(ガクッ)
そんな状況の中で、自民党の執行部人事だけでなく、主要閣僚(官房長官や外務大臣)の名前が、マスコミを通じて漏れ伝わる状態が続いていた。
この流れを見て、連立与党の一角である公明党が、「蚊帳の外に置かれた」と感じ、不快感を覚えるのは当然だと感じる。「数々の難関を共に乗り越えて来たこの26年は一体、何だったのか!(怒)」と。
ただし、この件で、高市総裁本人を責めるのは酷な気がする。最初から公明党と距離があることは分かっていた。やはり高市総裁の側近のひとたちが、パイプを繋げる努力をすべきだったのではないか?!
何にせよ、高市早苗総裁には、この逆境を乗り越え、(少し時間がかかっても)「安定した政権」を築いて頂きたい!!それが知事としてのお願いだ。そして、一刻も早く補正予算を組んでもらいたい!!そうじゃないと、地方は大変なのだ!!!(ため息)
さて、知事に就任して6年目。この間、1つ分かったことがある。それは、これまでの群馬県の行政が、「訴訟」という脅し文句に、とても弱い体質だったことだ!!
例えば、群馬県が監督・指導する立場にある某組織の活動に関して、様々な問題点が浮かび上がっていた。担当部局から報告を受けた上で、「なぜもっと強く対応しないのか?」と聞くと、こんな答えが返って来た。
「いや、この組織のトップは、すぐに訴訟を起こすタイプです。何か強い行動に出れば、必ず県が訴えられることになるので、気をつけて対応しているのです!!」と。
それを聞いて、次のような趣旨の指示をした。
「いや、訴訟を起こされたら、その時は堂々と受けて立てばいい!!どう考えても、こちらの言っていることが正しいのだから、恐れるものは何もない!!私が責任を取りますから!!」
日本は、(ましてや地方は)米国のような訴訟社会ではない!!県の側から、「何でもかんでも訴える」みたいなことをやるつもりはない!!ましてや、相手を挑発して「訴訟を起こさせる」ように仕向けるなんて、まさに愚かな戦略だ!!(笑)
どんな問題でも、「話し合って妥協点を見つける」のが、最も生産的かつ効率的なのだ。お互いも傷つかないし、時間も短縮出来る!!そうでしょう?!
が、白状すると、過去に2回、「ぜひ、群馬県を訴えて欲しい!」と感じたことがあった。
細かいことは書かないが、何度も訴訟を仄めかす相手に対して、こう思ったのだ。
「こちらから法的措置に訴えるのは、あまりに大人気ない。が、向こうから訴えてくれたら、対応せざる得なくなるので好都合だ。」
「裁判になれば、相手に対して詳細な情報を求められるし、こちらの持っている全ての情報や経緯も明らかに出来る!!県民にも全ての事実を知ってもらえる!!」と。
もちろん、そうなった時は、明らかになった事実を、定例会見の動画と「直滑降ブログ」で、徹底的に情報開示していくつもりだった!!「直滑降」の歴史に残る珠玉の(?)シリーズが生まれていたに違いない!!(笑)
繰り返すが、県として「訴訟」や「裁判」を望んでいるわけではない!!が、「こうしなければ県を訴える」みたいな脅しには、一切、屈するつもりはない!!
加えて言うと、県にとって(県民のために)本当にそうすることが必要だと判断した時は、何の逡巡もなく、こちらから司法手続きに踏み込ませてもらう!!(キッパリ)
追伸:
1. ここ最近、「スプラッター訴訟」というのが流行っていると聞いた。AIに聞いたら、次のような解説が得られた。
「スプラッター訴訟とは、勝訴の見込みが低いと知りながら、相手を嫌がらせたり威嚇したりする目的で提起される訴訟を指す俗語です。 一般的な訴訟とは異なり、正当な法的権利を主張する目的ではなく、相手に精神的・経済的負担をかけることが主な狙いとされます。」
群馬県でも、「自分たちの要求が通らない」腹いせに、こんな行動に出る人たちがいる。ほとんど注目もされないし、報道もされないので、無視することにしている。
が、もちろん、仕掛けて来た相手のことは、しっかり研究している!!「やっぱり、評判、悪かったんだな!」とか。(笑x2)何かあったら、反撃に出られるようにしておくためだ!!
2.今年の6月、現職の自民党県議や複数の企業関係者が「公正な入札を妨害した」容疑で逮捕された。その際、他県の地方紙を含むあらゆるメディアが群馬県に何度も取材に入った。他にも同じ構図の案件がないかどうかを調べるためだ。
そうでなくても、群馬県では、「現職の副市長が逮捕される」という事件が、立て続けに発生していた。東京の知り合いのメディア人から、「群馬県て、地方の古い利権構造の象徴みたいなところだね!!やっぱり、保守王国だったからかなあ?」と言われて悔しい思いをしたことは、過去のブログでも紹介している。
過去の会見でも述べたが、(個人的には)「この事件はまだ終わっていない!」と見ている。加えて、知事会見では、次のような心配も、何度か口にした。
「多数のメディアが群馬県を取材して回ったことによって、入札妨害や談合事件だけでなく、地方議員の政治資金や、他の分野の利権構造にもメスが入る可能性がある!!」
「どこかで、群馬県は、古い利権構造の象徴として、メディア等から厳しく叩かれることになるのではないか?!そのことに懸念を抱いている。杞憂に終わればいいが…」と。
驚いたのは、国会議員の「政治資金データベース」を立ち上げ、全国の注目を浴びている東大博士課程の研究者、西田尚史氏が、ネット番組「ReHacQ」で、全国に先駆けて「群馬県議会議員の政治資金の流れ」を公開したことだ!!
そもそも、自分はもう1年くらい前から、知事会見等でこう話していた。
「ネットによる情報公開の波が広がる中、これまで注目されていなかった地方政治の体質にも注目が集まっている。今後、情報公開の圧力は、必ず地方にも広がっていくはずだ!!」
「こんな状況だからこそ、群馬県議会は、自ら情報公開に打って出るべきではないか?!そうすることが、実は真面目に政治活動を展開している大多数の県議の人たちを守ることになる!!」と。
あれから1年、知事である山本一太の不安や心配は、現実のものとなりつつある。次回のブログでは、最近、「集英社オンライン」に続けて掲載された「群馬県の利権構造」に関するシリーズ記事を取り上げる!!
ひとことで言うと、「かなり入念な取材」に基づいて書かれた記事だ。真偽のほどは分からないが、知事である自分も知らなかった経緯や情報を見て、ちょっぴり驚いた!!
なるほど、群馬県の実態を知るための手がかりになる!!県政にご関心のある方は、ぜひご一読を!!
<集英社オンラインのシリーズ記事>
