2025年9月28日
午前9時過ぎ。新幹線で東京に向かっている。東京で列車を乗り換え、滋賀県に向かう。
昨晩はあまり眠れなかった。左手の中指にはめてあるアップルのスマートリングの睡眠スコアも50点になっている。午前零時過ぎには布団に入ったが、(身体は疲れているのに)なかなか寝付けなかった。(ふう)
やっぱり、本気で文章を書くと、頭が興奮するのかもしれない。(反省)夜遅く、ブログを更新するのは出来るだけ控えることにしよう!!
さて、石破総理が事実上の退陣表明を行った後、知事会見で、複数の記者たちから感想を求められた。その際、「そうすべきだったとは言わないが、自分が石破総理の立場だったら、必ず解散したと思う!!」と述べた。
あの時、石破総理が総選挙を選択していたら、間違いなく「政界再編」に繋がっていたはずだ。が、中央政界(=政府)の安定を願う知事として、「自民党は分裂したほうがいい!」と考えていたわけではない!!
自分が言いたかったのは、政治家としての「あるべき姿」だ。石破首相の陣営は、総裁選前倒しの議決を阻むために、「記名投票にする」ことを決めた。加えて、総理周辺から「議決がなされた場合の解散の可能性」までチラつかせた。石破総理が石破おろしを画策する勢力に対して「本気で喧嘩をしかけた」ということに他ならない!!
日頃から、「戦いを仕掛けたからには、途中で絶対に降りてはならない!!最後までその姿勢を貫くべきだ!!」というのが、権力闘争を勝ち抜くための基本戦略だと考えている。
最初からその覚悟がなかったのだとしたら、もっと早く「スッキリと退く」道もあったのではないか?!自分はそう感じたのだ!!
誤解のないように言っておくが、1年弱という短い期間だったとはいえ、石破総理は本当に頑張られたと思う。トランプ関税への対応についても、赤澤大臣の粘り強い交渉を通じて、目に見える成果を上げた。
石破首相は、群馬県の要望にも真摯に耳を傾けてくれたし、高崎市のTUMO(デジタルクリエイティブ人材養成機関)にも視察に来て頂いた。出来ることなら、もっと長く総理をやって欲しかった!!今もそう思っている。
が、そうだとしても、石破首相が、自ら仕掛けた戦いを途中で離脱したことには、政治家として、ちょっぴり拍子抜けした!!(ガクッ)
石破内閣で農相に就任していた小泉進次郎氏は、菅元総理の時と同様、結果として「総理に名誉ある退陣を促す」という役回りを果たすことになった。石破総理に「解散を思いとどまらせた」という点で言うと、小泉候補が「自民党の分裂を防いだ」功労者であることは疑う余地がない!!
が、菅政権でも、石破政権でも閣僚を務めていた小泉進次郎氏が、「総理を説得する」立場に置かれたのは、決して偶然ではない!!同じ内閣で力を合わせて政策を進めていく中で、時の首相から、それだけの信頼を勝ち取っていたということだ。
すなわち、菅総理も石破総理も、「進次郎氏の言うことなら、耳を傾けねばならない!」と感じていたということなのだ。そうでしょう?!
つまり、小泉進次郎という政治家には、トップにも同僚議員にもそう思わせるだけの真面目さや誠実さがあるということではないだろうか?!永田町で、24年間を過ごした自分は、そう見ている。
あ、間もなく東京のアナウンス。この続きは、滋賀県に向かう新幹線の車中で。