2025年7月21日

 午後。大きく深呼吸して、パソコンの電源を入れた。

 昨日は、参議院選挙の投票日だった。与党(自民党と公明党)にとっては「厳しい結果」となった!!

 最終的な選挙結果をチェックしながら、予想に近かったこと、意外だったこと、改めて突きつけられたこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、新たに学んだことを含め、「様々な感情が、胸の中に溢れている」状態だ!!
 
 今回、知事(というよりひとりの政治家)として感じたことを、頭で整理しながら、少しづつ言葉にしていこうと思う!!

 先ず、最も嬉しかったのは、群馬県出身の唯一の比例区候補である「かまやち・さとし」候補が、特定枠を除く「10人の自民党当選者」の中の第6位という堂々とした成績で、見事に初当選を飾ったこと!!

 次に嬉しかったのは、地元(群馬地方区)の「清水まさと」候補が、参政党候補との接戦に競り勝って、再戦を果たせたこと!!

 逆に最も悔しかったのは、東京選挙区の「武見敬三」候補が、当選に届かなかったことだ!!(ため息)

 かまやち候補については、「当選圏外だ!」みたいなことを吹聴する嫌な人たちもいた。が、自分は、決起大会で感じた医療関係者や、地元の有志県議団の熱意を思い起こしながら、「必ず当選圏に入れる!」と信じていた。

 釜萢(かまやち)先生のことは、このブログでも「短いシリーズ」を掲載した。選挙戦の最中、「直滑降ブログ」の視聴回数は、アメブロ政治部門ランキング1位の座を、誰にも譲らなかった!!きっと、数十票くらいは貢献出来たと信じている!!

 友人であり、最も敬愛する政治家の1人である武見敬三氏が再選を果たせなかったのは、痛恨の極みだ!!仮に自民党が複数議席を減らしたとしても、武見氏には政界にとどまって欲しかった!!そのくらい、武見さんは参議院にとって大事な存在だった!!(ため息x2)

 加えて言うと、同じ比例区で戦っていた友党の公明党が推薦する現職、平木だいさく候補が、大きな得票で再選を果たしたことにも、安堵した。(ふう)

 以前にも触れたが、温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録運動で本当にお世話になっている福重隆浩衆院議員が、必死に頑張る姿を目撃していたからだ!!

 このシリーズは、次のような順番で書き進めていく。

(1)参院選全体の分析と感想:

 今度の参院選で、無党派層は、自民党に対して「強烈な不快感」を示した。が、「本気で怒った」わけでもなかった!!

 同時に言うと、無党派の人たちが「参政党」を応援したのは間違いないが、「夢中になる」ところまでは至らなかった。自分はそう見ている。

 加えて、ネット戦略の威力と限界についても触れたい!!

(2)地元である群馬地方区の結果分析と今後の展望:

 NHKも報道していたように、今度の参院選は、「保守王国最大の危機」だった。最悪の結果は避けられたものの、とても手放しで喜べるような結果ではなかった!!

 現実を正面から受け止め、しっかりとした対応をしておかないと、今後の展望はかなり厳しいものになる。なぜそう思うのかを解説する。

(3)注目していた幾つかの選挙区の分析と感想:

 逆風の中で、最後に競り勝つための最大の鍵は、候補者自身の魅力と生存本能の強さだ!!そのことを痛感した理由を記す。

(4)参院比例区の結果分析と感想:

 日本医師連盟推薦の「かまやち・さとし候補」が当選したことに加え、日頃から県政への協力を仰いでいる県内の主要な職域団体の候補者たちも、(逆風を乗り越えて)当選名簿に名を連ねた。

 反面、これまで連携を図りつつ、その分野の課題に取り組んで来た幾つかの組織団体の候補者が、当選に届かなかった。そのことは残念に感じている。

 この選挙での比例区の動きについても、感想を述べる!!