2025年7月18日

 早朝。起きたばかりでまだ動きの鈍い「ちっちゃな頭脳」を無理やり稼働させながら、「かまやち」候補に関するブログの続編に取り掛かった。

 先ずは、現在、行われている参院選において、群馬県出身の唯一の比例区候補である「かまやち・さとし候補」が、新型コロナとの戦いで、どんな貢献を果たしたのかを振り返ってみよう。

 かまやち氏は、日本医師会の代表として、2020年から「新型コロナ感染症対策専門家会議(いわゆる専門家会議)及び、その後に設置された「コロナ分科会」の構成員として、更には厚労省の「新型コロナ対策アドバイザリーボード」のメンバーとして、大きな実績を残した!!

 より具体的に言うと、科学的、中立的な視点から、終始、政府の方針検討に関与していた。特に記憶に残っているのは、ワクチン・検査パッケージの慎重な取り扱いを提言したことだ!!

 新型コロナ対策の分科会では、各種メディアへの対応を担当し、記者団の前で、頻繁に、政府方針の説明や国民への情報発信を行なっていた。

 大勢の国民が、テレビを含むメディアで発言する「かまやち候補」の姿を見たはずだ。かまやち氏は、専門家と政府、国民を繋ぐ重要な役割を果たしていたのだ!!

 「かまやち候補」のそうした活躍を頭に置いた上で、新型コロナ対策における国と地方の役割分担を、簡単に整理してみた。

 政府の主な役割は、都道府県知事の意見を聴きながら、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置を適用したり、解除したりすること。全国的な指針を策定したり、医療体制整備やワクチン供給も政府の仕事だ。

 対して、地方自治体(都道府県)は、営業時間の短縮要請や命令、外出自粛の呼びかけ、県独自の緊急事態宣言や警戒レベルの設定、医療機関への調整、学校の休校要請を実施した。

 例えば、感染拡大が始まったことを受けて、都道府県知事が国に緊急事態宣言の発出を要請する。それを踏まえて、政府が専門家会議等を経て、該当地域等を指定しつつ、宣言を発出する。

 これに合わせて、知事が地域の状況に応じた措置(営業時間の短縮要請や外出自粛の呼びかけやイベント中止依頼等)を実行する。簡単に言うと、そんな流れだった。

 こうしたプロセスにおいて、知事にとって死活的に重要だったのは、県の状況に合わせて、必要な時に政府に「まん延防止等重点措置」等の指定や解除をしてもらうことだった。もちろん、県として、必要なワクチンを確保することも同じだ。

 そりゃあ、そうだろう。県の財政規模を考えれば、政府との連携は不可欠!!単独では、新型コロナ対策に必要な財源を確保出来ないという現実があったからだ!!

 知事として悪戦苦闘を繰り返す日々の中で、「かまやち候補」には、重要な局面で常に的確なアドバイスを頂いたり、群馬県と政府の調整を後押ししてもらったりしていたのだ!!

 ここでは2つ、分かりやすい実例を挙げる。

 政府が「まん防止等重点措置」の指定や解除を行う際には、方針決定の前に、毎回、関係する地域(都道府県)との調整が図られる。それぞれの地域の住民を守らねばならない知事としては、まさに真剣勝負だ!!

 当時の西村康稔コロナ担当大臣とは、何度も電話で議論を重ねた。全国の首長との調整で多忙を極めていた西村大臣が、いかなる場合でも群馬県との話し合いの時間を作ってくれたことには、今でも心から感謝している!!

 だからこそ、前回も前々回の衆院選も、西村氏の選挙区に応援に駆けつけたのだ!!

 その西村大臣(=政府)が、新型コロナ対策に関する重要な方針を発表する前には、必ず専門家会議(後の分科会)を開き、有識者の意見を聴いていた。

 お陰様で、政府に対する知事(群馬県)の要望は、毎回、ほぼ全て認められた。知事にとっては、「県民を守れるかどうか?」の力量を問われた場面でもあった!!

 誤解のないように言っておくが、「かまやち候補」は、常に国益全体を考えつつ、有識者としての責任を全うしていた!!群馬県の無理な要求(?)に応えてくれたわけではない!!

 群馬県知事の考え方や主張に、確かな根拠や説得力があるということが大前提だった!!が、「かまやち候補」が毎回、知事の要望に真摯に耳を傾けてくれた背景には、生まれ育った地元に対する深い愛情を感じた!!

 もうひとつ言及したいのは、群馬県の新型コロナ対策に関して、「かまやち候補」が、専門的な見地から、的確な分析やアドバイスをしてくれていたことだ!!

 パンデミックという未曾有の事態を乗り切るために、群馬県が常に心がけていたのは、「専門家の見解を踏まえて、対策を進める」という基本姿勢だった。

 この目的のために、県内医療関係者による会議と、県内の保健所長による意見交換会を、定期的に開いていた。「かまやち候補」には、須藤群馬県医師会長を含む7名の有識者会議のメンバーの1人になって頂いていた。

 当時、政府の対策本部のメンバーとして超多忙だったにもかかわらず、「かまやち候補」本人が、上述した医療関係者による会議に毎回、東京からオンラインで参加してくれた!!

 当初は、正体もハッキリしていなかったコロナウイルスと戦うために、「かまやち候補」が提供してくれた最新の知見と政府の動きに関する情報は、知事として政策を立案する上で、極めて重要だった!!

 あ、そろそろ行かないと。この続きは、その④で。