2025年6月14日

 夕方。13時30分から開かれた「令和7年度自民党群馬県連大会」に出席。7月の参院選挙に向けた実質的な「決起大会」だった。来賓として短く挨拶した。

 さて、と。夕食の準備をする前に、温泉文化関連シリーズの続編(その⑥)を、急いで書いてしまおう!!

 国会戦略として登録を実現した国内外の事例は、パッと思いつくだけでも4つある!!

(1)和食(日本)
 
 前回のブログ(その④)でも言及した「和食」(2013年登録)は、農水省が主導した。文化の保存に加え、和食産業の振興と農業の保護、観光業への波及効果を狙った国家的戦略の一環だったことは、疑う余地がない!!

(2)中医薬(中国)

 2022年、中国が「伝統的な中医薬文化」の登録に成功した。中国政府は、「中医薬の世界的拡大」を国家戦略に位置づけている。実際、外交・医療・貿易を三位一体のプロジェクトとして掲げている!!

(3)バゲット(フランスのパン職人技術)

 2022年に登録された「バゲットの製造技術と文化」も、分かりやすい事例だろう。フランス政府が、パン文化の衰退への危機感を持っていたことも事実だが、登録によって目指していたのは、地域経済・観光活性化と、国民の誇りの再確認だった。

国民的アイデンティティと観光

(4)ネヴルズの祭り(中央アジア、中東の国々が共同申請)

 「ネヴルズの祭り(ノウルーズ)」は、春の訪れを祝う伝統的な祭りで、アゼルバイジャン、イラン、トルコ、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、パキスタンなど、中央アジアから中東にかけての地域で広く行われている。

 2009年、これらの国々が共同でユネスコの「無形文化遺産の代表的な一覧表」への登録を申請し、成功を収めた。

 もちろん、この登録は、単なる文化遺産の保護を超え、地域協力の促進、特にイランとアゼルバイジャンの外交関係改善の一貫として位置付けられている!!

 繰り返すが、無形文化遺産の登録は、単なる文化の保存行為ではない!!外交・経済・地域振興と深く結びついた総合的な国家戦略のツールとなっている!!

 実は、日本の文化庁でも、今は、文化を守るだけでなく「活かす」ことを強調している!!すなわち、ユネスコ無形文化遺産の「保存」から「活用」へのシフトを進めているのだ。

 これは、単なる保護にとどまらず、地域振興や教育、観光、産業創出など多方面での活用を通じて、持続可能な形での継承を目指すものとなっている。

 次回のブログ(その⑦)では、政府の具体的な取り組みについて説明する!!