2024年7月8日:パート2

 19時30分。「少しだけ無理のない筋トレ」をやる前に、本日2本目の短いブログを書く。

 今日(7月8日)は、安倍元総理の命日にあたる。2年経った今でも、あの事件のことが信じられない。まさに「悪夢」だった!!

 よりによって、なぜ、安倍元総理があんな目に遭わねばならなかったのか?!世の中とは、何と不条理なものなのだろうか?!考える度に、やり場のない怒りに襲われる。悔しい気持ちばかりが、沸き上がってくる。

 安倍さんは、本当に優しい人だった。自分が知事に当選した後も、いろいろと群馬のことを気にかけてくれた。多忙な日程を調整して、総理官邸や議員会館事務所で、何度も面会の時間を作って頂いた。

 

 2度と会えなくなった今は、感謝の気持ちしかない。改めて、心からのご冥福をお祈り申し上げます。

 それはそうと、群馬県では、ここ数日、猛暑日が続いている!!昨日、下仁田町では、観測史上最高の39、8度を記録した。

 

 先週の会見でも、県民の皆さんに熱中症対策を呼びかけた。特に高齢者の方々が心配だ!!明日、危機管理監にも、県内の状況を確認しておこう!!

 さて、昨日、開票された東京都知事選挙で、小池百合子知事が約291万票を獲得。圧勝の再選を果たした!!2位は、前広島県安芸高田市長の石丸伸二候補の約166万票。3位の蓮舫候補の得票数は、128万票だった!!

 少し前の会見で、都知事選について聞かれた際、次のように答えていた。

 「申し訳ないが、蓮舫知事は見たくない!!私自身のベストシナリオは、小池候補が再選され、蓮舫候補が負け、石丸候補が大健闘して、地方自治経験者から新たな政界の次世代スターが誕生することです!!」と。

 結果として、山本一太の描いたベストシナリオが実現した形だ!!今回の都知事選では、(実質的には)自公が小池候補を、立憲と共産が蓮舫候補を応援する形となった!!

 が、この選挙では、(実際には)「与党対野党」という構図は成立しなかった!!小池知事が再選されたのは、「自民党の水面下での支援が功を奏した」からでも、「自民党が都民の信頼を取り戻した」からでもない!!

 現職の小池知事が勝ったのは、ご本人の圧倒的な知名度と根強い人気、強運という3つの要素があったからに他ならない!!知事選と同時に行われた都議補選の結果(自民党の惨敗)が、そのことを物語っている!!

 自民党への有権者の不信感は、政権交代前夜の状況に匹敵するくらい根深い感じがする!!たとえ9月の総裁選で新しい総理を選んだとしても、今度の「擬似政権交代」は、これまでのような効果を発揮しないのではないか?!そんな気がしてならない!!

 一昨日(日曜日)の「自民党群馬県連大会」での挨拶で述べたように、恐らく年内にある衆院選も、来年の参院選も、自民党による政権奪還以降、最も厳しい逆風の中で行われることを、今から覚悟しておいたほうがいいと思う!!

 ちなみに、都知事選の投票率は60、62%。前回(4年前)に比べて、5、62ポイントも上回った。平成以降では、2番目に高い投票率だそうだ。

 え?もちろん、上記の投票率アップに最も貢献したのは、SNSの申し子のような石丸候補が巻き起こした旋風だ!!

 やっぱり、知事選は、有力な対抗馬がいないと盛り上がらない!!そのことを痛感した!!

 それにしても、選挙戦を前に、あらゆるメディアから、あれほど執拗なネガキャンを展開されても、(結果として)小池知事はびくともしなかった!!(感銘)

 すっかり蜜月になっていた自民党への逆風が吹き荒れる中で、野党が推す有力な対抗馬が名乗りを上げても、ネット時代の寵児のような注目の新人候補が現れても、特に動揺する雰囲気はなかった!!結局は、圧勝で再選を果たしたのだ!!

 小池知事の精神力や胆力には脱帽する他ない!!同じ知事として、スゴいと思わずにはいられない!!政治家として、とても勉強になった!!

 さあ、運動の時間だ!!