2024年5月23日

 午前8時過ぎ。眠い目を擦りながら、ブログを書き始めた!!

 3月末、井下泰伸 幹事長を中心とする前執行部に対して、初めて「宇留賀副知事の再任を望んでいる」ことを伝えた!!その後、数日かけて各会派の代表者、1人会派の県議と面会し、「副知事の同意人事を出すつもりである」ことだけを話しておいた。

 自民党県議団執行部との話し合いの初期の段階で、井下幹事長から、何度か、「自民党県議団としての取りまとめは諦めて、一気に各会派による代表者会議に議論を持っていく」かのような発言があった!!

 その度に、「最大会派である自民党として、方針を決めて欲しい!!」とお願いした!!「そのために、本気で話し合っているのではないか!!」とも!!その後は、交渉相手を自民党県議団に絞って、働きかけを行なって来た!!

 知事である自分としては、先ずは、自らの古巣であり、最も政策の考え方が近く、かつ「県議会の3分の2の議席を持つ」自民党県議団の賛成を得ることが、基本戦略だった!!

 事実、歴代の知事も、予算編成を含む重要事項に関しては、同様の流れで物事を進めて来ていた!!

 実を言うと、当初、自民党県議団の説得にここまで苦労する(=時間がかかる)とは、予想していなかった!!政治家としての見方が甘かった!!(反省)「前例主義」がここまで浸透していることも、若い宇留賀副知事への警戒感がこんなに強いことも、予想外だった!!

 過去5年近くの間に、知事として県議会に提出した議案は全て可決されている!!共産党を除く全ての会派が賛成してくれているのだ!!(感謝)コロナ対策に関しては、全会一致の議決さえあった!!

 その意味で言うと、「最大会派である自民党県議団との関係や交渉の経緯」を綴っているこのブログシリーズを読んで、不快に思う自民党以外の会派の県議の方々もいるかもしれない!!

 もし、そうだとすれば、率直にお詫びしたいと思う!!ご存知だと思うが、中央で連立政権を組む自公以外の会派を、けっして軽視しているわけではない!!毎回、予算関連の知事要望には真剣に耳を傾けているし、可能なものは県政に反映させようと努力している!!

 しかしながら、「信義」の問題として、(明日の同意人事の審議に向けて)「自民党県議団との交渉に力を集中する」スタンスを変えるわけにはいかない!!その点は、ぜひご理解頂きたいと考えている!!

 もしかすると、自民党のベテラン県議(執行部?)が、他の会派の県議にも根回しして、「副知事再任への反対」を取り付けているのかもしれない!!が、それでも自分は、1人1人の県議の「独立自尊の判断」を信じている!!

 このブログでは、全会派の県議の皆さんに、ひとつのことだけお伝えしておきたい!!

 副知事とは、あくまで「知事自身が選ぶ」補佐役だ!!その人によほどの問題でもない限り、選任に同意して頂けるのが普通だと考えている!!

 さあ、「納豆と卵かけご飯」の朝食を食べないと!!