2024年5月19日:パート2

 20時30分。東京から高崎に向かう新幹線の車中で、パソコンを起動させた!!日曜日の今日も、夜まで公務が続いた。

 午前10時30分。桐生市内で行われたライオンズクラブ国際協会の年次大会で挨拶。市内のレストランで昼食を済ませ、県庁に向かった。13時から県庁1階の県民ホールで5年ぶりに開かれた「上州3大祇園祭お囃子演奏会」に顔を出すためだ!!

 沼田市選出の金井康夫県議と、みどり市選出の丹羽あゆみ県議から、「出席して欲しい」という連絡をもらっていた。会場で、2人の県議にお目にかかれなかったのは、残念だった!!

 その後も幾つかの仕事をこなし、14時過ぎの新幹線に飛び乗った。夕方からは東京日程!!全てが終わったのは、19時過ぎだった!!(ふう)そこから電車で東京駅に移動。20時過ぎの新幹線をキャッチした!!

 さて、4年10ヶ月前に知事に就任して以来、ずっと記者会見を重視して来た。過去のブログでも触れたが、毎回、真剣勝負で臨んでいる!!記者の皆さんの後ろには、県民(国民)の声があると思っているからだ!!

 担当部局にも、常に「メディアへの対応は丁寧にやるように!」と指示している!!

 そう考えているからこそ、違和感を感じる記事や報道があっても、なるべく冷静に対応しようと心がけて来た。「細かいことに、いちいち目くじらを立てるようなことはやめよう!」と決めていた。

 

 しかしながら、時と場合によっては、反論せざる得ない場面もある!!

 昨日、朝日新聞の群馬版に、副知事人事問題に関する記事が掲載された。書いたのは、知事の定例会見でもよく見かける高木智子記者だ。

 記事の内容は、全体的に見て、「知事の側に否定的なトーン」だった。別の言い方をすれば、副知事人事の反対派を勢いづけるような内容だった。上毛新聞や読売新聞の報道は、もっと中立的だった気がする!!

 が、どんな視点で書かれた記事だろうと、そのこと自体を問題にするつもりはない!!個々のジャーナリストの意見に文句をつけることなんて出来ないし、そんなことをするつもりもない!!

 それでも、上記の記事の中には、明らかに「ミスリードだ!!」(=事実が間違って伝わる可能性がある)と感じられる部分があった!!それは、次の件だ。

 「(前略)知事は連日、ブログで『副知事の再任を求める理由』と題した投稿を始め、17日時点で50回になった。同意が得られなかった場合、県職員にアンケートをして『最も嫌われている県議を発表する』などと書く回もあり、距離は縮まらなかった。(攻略)」

 正直言って、この記述には驚いた!!「同意が得られなかった場合、県職員にアンケートをして、『最も嫌われている県議を発表する』などと書く回もあり…」というのは、明らかに「一部を切り取った印象操作」だと思う!!ブログの全体を読んでもらえれば、そのことを分かってもらえるはずだ。

 自分は、以下のような趣旨のことを記したのだ!!

 「確たる証拠や具体例も出さずに、噂や伝聞で誰かにレッテルを貼るのは間違っている!!例えばそれは、知事である自分が県庁職員に『誰か嫌いな県議がいるか?』みたいなアンケートをやって結果を発表するようなものだ!!が、そんなアンフェアなこと、真面目に仕事をしている県議の皆さんに対して、出来るわけない!」と。

 細かい経緯を知らない人がこの記事を読めば、「まるで知事が、そんなアンケートをやると宣言している!」と勘違いするに違いない!!それこそ、「知事はそんな子どもみたいなケンカを吹っかけているのか!」と思われてしまうだろう!!

 前述したように、普通なら、こんな細かいことにクレームをつけたりしない!!が、このタイミングでの今回の「ミスリード」は、あまりに意図的だ!!「県民に誤った印象を与えようとしている」としか見えない!!(ため息)

 政治家は「公人」だ。批判されることは、最初から覚悟している!!が、批判するなら、ぜひ「事実に基づいて」やって欲しい!!それこそ、ジャーナリストの「矜持」ではないだろうか?!

 

 あ、「間もなく高崎」のアナウンス!!

 

 

<ライオンズクラブ国際協会の年次総会>

 

<上州3大祇園祭お囃子演奏会>