2024年5月13日

 14時過ぎ。高崎駅で、東京行きの新幹線に飛び乗った!!テレビ番組の制作会社を訪問するためだ。中村メディア連携推進監や宇佐美メディア戦略アドバイザーにも同席してもらう!!この分野でも、いよいよ「知事の新たなトップセールス」が始まる!!

 考えて見たら、昨日は「母の日」だった。日頃の感謝を伝えたり、花を贈ったりする相手がいないのは、いかにも寂しい!!が、亡くなった両親には、本当に感謝している!!この2人に恥ずかしくない生き方をすることが、何よりの親孝行だと考えている!!

 さて、人間には、誰でも「しがらみ」がある。前回のブログでも言及したが、それこそ「同じ釜の飯を食った」人たちとの絆を断ち切るのは難しい!!いい意味でも、悪い意味でもだ!!「一蓮托生」という言葉もある!!

 問題は、本人が窮地に陥った時に、何かの勝負に出た際に、そういう人たちが、「本気で助けてくれるとは限らない!!」ということだ。逆に、過去の繋がりが原因で、(結果として)足を引っ張られることさえある!!

 イメージって、スゴく大事だ!!「本当に頼るべき相手」を間違えると、自身の目的を果たすことは出来なくなる!!これも、長い政治経験の中で得た「教訓」の1つだ!!

 ここからはブログシリーズの続編。

 前回のブログで、「政府からの副知事がいなくなっても、県政運営には全く支障がない!!」と書いた。が、1つ、大事なことを言い忘れていた!!

 それは、「たとえ、中央省庁の紐が付いた副知事が不在になったとしても、厚労省や総務省、国土交通省から派遣されている優秀な人たちに、部長や課長ポストで活躍してもらっている!!」という事実だ!!

 前々回のブログでは、宇留賀副知事の続投に関するこれまでの自民党県議団執行部知事との話し合いの中で、知事として抱かざる得なかった「4つの疑問」を示した。それぞれの点について、説明させて欲しい!!

<疑問:その1>
『宇留賀副知事の続投に反対する意見があるとすれば、なぜ「その具体的な理由」を明確に示してもらえないのか?!』

 何度も言うが、この問題は、世の中にオープンになっている!!この問題に関心のある多くの関係者や一般の県民が、目を凝らして、今後の展開に注目している!!

 改めて言わせてもらうと、知事として、宇留賀副知事の続投が「群馬県のためになる」と確信している!!しかも、これは宇留賀さんの今後の人生にも関わる話だ。ふわっとした曖昧な理由で、同意人事の提案を撤回することなど出来るはずがない!!

 県議の中には、「宇留賀副知事は評判が悪い」みたいなことを言っている人もいるようだ。が、そもそも、誰からも好かれている人なんていない!!(笑)逆に、若手県議の中には、「宇留賀氏に好意を持ち、実績を高く評価してくれている」人もいる!!

 県内には、知事室まで要望に来てくれた11人のスゴい経営者たちのような「宇留賀ファン」もいれば、アンチもいるに違いない!!職員の中にも、「副知事の指示は厳し過ぎる」と感じている人もいれば、「尊敬している」と公言する幹部もいる!!

 さらに言うと、「年齢が若い」というだけで、「生意気だ」と感じる人たちだっているだろう!!

 が、事実無根の噂話を踏まえて、批判的なことを口にする人はいても、具体的な根拠や具体例を示せる人は誰もいない!!すなわち、全ては、ふわっとした印象や伝聞による見方なのだ!!

 仮に県議団執行部から、「宇留賀副知事は一部の人間に嫌われているようなので、再任は認められない!」と言われたとする!!こんな理屈を受け入れられるわけがない!!

 

 その場合は、こちらも知事として、早急に県庁職員に聞き取り調査をやらせてもらうつもりだ!!

 「目の前で県議に怒鳴られたことはあるか?」「予算や事業の件で、圧力をかけられたケースはないか?」等について、全庁を対象にしたアンケートを実施する!!その結果を踏まえて、「県庁職員に最も嫌われている県議」を発表する!!
 

 え?日々、地元のために頑張っている個々の県議に対して、そんな曖昧で、アンフェアな評価が出来るはずないではないか?!宇留賀副知事の場合も、全く同じだ!!そうでしょう?!

 自分が見る限り、井下幹事長が(何の根拠も証拠もないのに)「1人の人間の名誉」にも関わるような理屈を、「副知事続投を認めない理由」として全面に押し出して来る可能性は、極めて低いと見ている!!

 そうだとすれば、他に「同意人事を否決する」理屈があるのだろうか?!

 県議の中には、「宇留賀副知事が経産省を退職することで、県と政府とのパイプが途切れてしまうのではないか?」「経産省を離れた宇留賀氏をもう一度、副知事にする意味があるのか?」と思って心配する方々もいるようだ!!

 が、この質問については、その場で、丁寧かつ正直に説明した!!このブログでも、2度に渡って、「宇留賀副知事の退職が県政に負の影響を及ぼすことはない!」と考えている理由を解説している!!

 

 加えて、宇留賀副知事の類稀な能力や、これまでの群馬県への貢献についても、このシリーズで掲載した過去のブログで詳細に説明している!!ぜひ、読み返して頂きたいと思う!!

 

 ハッと目が覚めたら大宮駅。10分ほど、意識を失っていた!!急いでブログの続きを書かないと!!

 井下幹事長を中核とする新しい県議団執行部が誕生して以来、県が発表した動きや事業に関して、立て続けに「県議団に事前の相談がない!!」というお叱りを頂戴している!!

 過去のブログでも触れたが、県議会の議決を求めなければならない副知事人事の問題に関して、(自民党県議団に知事の方針を伝える前に)「事前に情報が漏れてしまった」ことは大変、申し訳なかったと思っている!!そのことは率直にお詫びした!!

 知事と県議会のあるべき関係や望ましい距離に関しては、なかなか判断が難しい部分もある!!加えて、前知事の時代との「認識の違い」もある!!

 が、この問題に関しては、これまでの事例も検証しつつ、先ずは県庁内で「県議団側に、いつ何を、どう伝えればいいのか?」を議論する!!その上で、「一定のルール(考え方)」を導き出せたらと考えている!!

 

 その上で、自民党側と腹を割って、話し合いたいと思っている!!

 ひとつだけ言っておきたいのは、知事が会見で取り上げる内容(特に重要な方針や事業)については、毎回、常に2人の副知事や関係部局の幹部と相談しつつ、「自民党県議団にいつ、何を、どこまで、どう伝えるべきか?」を協議した上で発表しているということだ!!

 

 県議団の反応を軽視しているとか、うっかり忘れてやってしまったとか、そういうことはない!!

 あ、間もなく東京のアナウンス!!ブログの中身を再チェックする時間はないが、このまま掲載する!!必要があれば、後で修正することにしよう!!