2024年5月12日

 今日は日曜日。公務はないが、朝から活動している!!

 「慎重なこと」と「決断力がないこと」は違う。「勇気があること」と「無謀なこと」も意味が異なる。「リーダーシップ」と「独裁」も同義語ではない!!

 気がつけば、28年間も政治家をやっている。様々な政局で、様々な政治家の立ち振る舞いを見て来た。その中でひとつ、分かったことがある!!それは、「優柔不断な人物」を担ぐのは最悪ということだ!!

 何度も言っているように、上述した国会議員時代のエピソードは、政治家を引退した直後に、書こうと決めている!!このブログに永久保存しておきたいからだ!!

 さて、ここからは、ブログシリーズの続編に突入する!!前回のブログでも触れたが、知事として宇留賀副知事の再任をどれほど重視しているか?!そして、なぜ、宇留賀副知事を続投させたいのか?!それは、このブログの読者にも、そうでない人たちにも、広く知られている!!

 にもかかわらず、これまでの自民党県議団執行部との協議の中で、副知事続投に関する前向きな発言が(内々にも)「ただのひと言もない」のは、なぜなのだろうか?!

 知事である自分に「一切の言質を与えない」のは、調整が難航しているからなのだろうか?!あるいは、交渉が上手くいかなかった場合に、(そんなことはないと信じているが)「自分たちが責任を取りたくない!!」という心理が働いているからなのだろうか?!

 そうでなければ、(これもないと思うが)「実は最初から拒否する方針は決めていても、努力したという形だけは残しておきたい!!」ということなのだろうか?!いや、このケースは、井下幹事長を含む執行部の県議の人たちの真面目な人間性を考えると、あり得ない気がする!!

 ちなみに、過去のブログでも触れたが、もう一度、明確にしておきたい。今回の知事と県議団との調整が決裂した場合、その結果責任は、500%、交渉窓口だった知事と執行部が負う!!(断言)少なくとも、周り(世の中)からはそう見られる!!

 若手•中堅県議の間には、「知事を総務会や県議団総会に呼び、全員の前で説明してもらったらいいのではないか?!」という意見も、早々に出ていたと聞いた。自分は逃げも隠れもしない!!これだけの時間がありながら、なぜ(ただの一度も)総務会や県議団総会に呼ばれないのだろうか?!そのことも不思議でならない!!

 まさか、(個々の県議と面会したり、ブログで真意を発信しているからという理由で)県議団の前で「知事として説明する」機会も与えられずに、同意人事否決の方針を決定するなどということは、ないですよね?!(苦笑)

 前回のブログで、「この段階に至っても、県議団執行部側からの副知事人事を応援するニュアンスの発言は(正式にも非公式にも)皆無だ!!」と記した。

 繰り返すが、井下幹事長を中核とする執行部が、果たして知事の要望を実現する方向で動いているのか?!それとも潰す意向で動いているのか?!そのことすら、明確になっていない!!知事の立場からすれば、「何の展望も見えない」と感じるのが当然でしょう?!

 仮に今の執行部が(そんなことは一切、言われていないが)、知事が強く望んでいる宇留賀副知事の続投を「何とか応援してやろう」という思いで、動いてくれているのだとしよう!!

 そうだとすると、「なぜ、ここまで県議団内部の調整が難航しているのか?!」が、どうもよく分からない!!腑に落ちないことが山ほどある!!

 要約すると、井下幹事長及び執行部の皆さんの対応に関して疑問を感じているのは、主に次の4点だ。

<疑問その1>
 宇留賀副知事の続投に反対する意見があるとすれば、なぜ「その具体的な理由」を明確に示してもらえないのか?!何度も言っているように、ここがハッキリしないと、妥協も交渉も出来ない!!(ため息)

<疑問その2>
 今の自民党県議団の中に、知事の熱意や覚悟を知りながら、「そこまで執拗に副知事の続投に反対する」人が本当にいるのだろうか?!いるとすれば、それは誰なのだろうか?!

<疑問その3>
 執行部に(繰り返し)伝えている知事の真意や覚悟は、県議団全体にちゃんと伝わっているのだろうか?!この問題に関する協議が決裂した場合に起こりうる様々な事態や想定されるシナリオは、県議団の人たちに共有されているのだろうか?!

<疑問その4>
 自民党県議団執行部(=県議団)は、県内の4つの主要職域団体(医師会、歯科医師会、建設業協会、JA群馬)、県内主要企業の経営者11名、そして山本一太後援会幹部(金子商工会議所連合会会頭他)からの要望を、どのくらい重く受け止めているのだろうか?!

 次回のブログでは、上記の4点を順次、冷静に解説していく!!