2024年5月11日:パート2

 19時。熱いほうじ茶を飲みながら、パソコンのキーボードを叩いている。出来るだけ感情を抑えつつ、冷静な気持ちで「副知事続投問題」に関するシリーズの続編を掲載する!!

 5月8日。自民党県議団執行部の5人の県議が来訪。宇留賀副知事の再任問題に関する「中間報告」を受けた。同日のブログに、「執行部の皆さんの真摯な対応に感謝する!」と記した。

 井下幹事長を含む執行部の方々が、県議団の方針を取りまとめるために努力して頂いていることは、間違いないと思う!!「彼らの調整の努力に水を差すようなことがないように、しばらくの間、この件をブログに書くのは控えたらどうか?!」みたいな意見の人もいるだろう!!

 が、ここで発信を止めるつもりは全くない!!理由は明快!!この段階でも、先の展望が全く見通せない状況だからだ!!

 誤解のないように言っておくが、これまでの県議団執行部との協議の中で、井下幹事長を含む県議の誰からも、「宇留賀副知事の続投」にするボジティブな言葉は聞いていない!!「ただの一度も」だ!!

 例えば、「何とか知事の要望に応えられるよう努力してみる!!」とか、「もう少し待ってもらえれば、雰囲気も変わってくる!!」とか、そんな話は一切ない!!加えて言うと、「こんな手順で、このあたりに結論が出そうだ!」みたいなスケジュール感も、全く示されていない!!

 もちろん、「皆に理解を求める努力をしている最中なので、当面の間、ブログでの発信は抑えてもらいたい!!」とも頼まれていない!!

 ましてや、「内々にして欲しいが、我々はこう考えている!!」みたいな示唆すらない!!

 すなわち、県議団を代表する執行部として、知事の要望を否決するために動いているのか?それとも、何とか要望を実現してやろうと頑張ってくれているのか?それすらも、分からない状況なのだ!!分かっているのは、方針を決めるための努力が続いている(?)ということだけだ!!

 何度も言っているように、自分は「宇留賀副知事に続投してもらう」ことが、「群馬県と群馬県民のためになる」と確信している!!その知事の立場から、改めて今の状況を眺めてみて欲しい!!

 前述したように、現時点でも、「この問題がどんな決着に向かっていくのか?」が、全く分からない状況なのだ!!

 「直滑降ブログ」の発信を一時的に止めることで事態が好転するなら、喜んでそうする!!が、そんな保証は全くない!!

 そうだとすれば、知事として「手をこまねいて」見ているわけにはいかない!!宇留賀副知事の続投を実現するために、最後まであらゆる努力をするのは当然だ!!そうでしょう?!

 何度も繰り返すが、今回の副知事人事をめぐる問題は、世の中にオープンになっている!!「直滑降ブログ」の発信を通じて、大勢の県民が、この問題の経緯や、それぞれのプレーヤー(知事と副知事、県議団等)の置かれた立場を知っている!!そのことを、ぜひ忘れないで頂きたい!!

 万一、自民党県議団が宇留賀副知事を再任するための同意人事を否決した場合、自分には、そこに至った詳細な経緯や、明確な理由を、応援してくれた方々(県内の経済人グループ、4つの主要職域団体の会長、山本一太後援会幹部等)はもちろん、一般の県民の皆さんにも、きちんと説明する義務がある!!

 だからこそ、同意人事の議決が行われる前に、知事の真意や考え方、自分の中に生じている様々な疑問等を、ここに書き残しておく必要があると感じている!!

 そのことが、副知事人事が否決された後の知事の行動を「県民の皆さんに理解してもらう」根拠にもなると考えている!!

 次回のブログ(続編)では、「経産省を退職した宇留賀氏を再び副知事として再任する」ことが、(県政のためになることはあっても)決して群馬県のマイナスには働かないと確信する理由を、改めて解説する!!

 

 その上で、今回の問題をめぐる県議団執行部の対応に関して、「いくら考えても、よく分からない」点を、指摘しておく。知事として抱いている疑問を、改めて県民の皆さんに伝えておきたいからだ!!