2024年5月1日:パート2

 23時。YouTube、Netflix、アマゾンプライムで、気になるコンテンツを次々にチェック。最新のニュースも、まとめて見た!!

 熱い紅茶を飲みながら、副知事続投問題に関するブログの続きを書く。

 明日(2日)は、自宅から直接、健大高崎のグラウンドに向かう。14時から「健大高崎野球部県民栄誉賞」の贈呈式に出席するためだ!!雨天の場合は、同校の体育館で行う予定だ!!

 知事として顕彰状と目録を贈呈。式辞を読んだ後、感謝状も手渡す予定だ!!過去のブログでも触れたが、甲子園のアルプススタンドで、健大高崎によるセンバツ大会優勝の瞬間に立ち会えたことは、知事として本当に幸運だった!!(感謝)

 16時には、JA群馬中央会の林会長が来訪。詳しい中身は聞いていないが、恐らく副知事続投の要望だと思う!!そうだとしたら、スゴく嬉しい!!

 さて、ここからはシリーズの続編。宇留賀副知事が経産省を退職すること。加えて、知事である自分が、その経産省を辞めた後の宇留賀氏を、知事として続投させたいと考えているという2つの極めて重要な情報を、もっと早いタイミングで自民党県議団(=執行部)に伝えられなかったことを、申し訳なく思っている!!そのことは、井下幹事長を含む5人の県議の前で、率直にお詫びした!!

 が、この大事な情報を、隠そうと思っていたわけではない!!とのタイミングで伝えるべきなのかを、内部で模索していたのだ!!

 副知事を再任するためには、県議会の同意(議決)が必要だ!!当然のことながら、どこかのタイミングで相談するつもりだった!!

 その意味で言うと、県議会、特に最大会派である自民党県議団に伝える前に、この情報を他の組織や人間に漏らすなどということは、全く考えていなかった!!

 その「まだ外に出す段階ではないと判断していた情報」が、県議団に話すより前に、外部に漏れてしまったのだ!!執行部が「寝耳に水だ」と怒るのも無理はない!!が、けっして、わざとやったわけではない!!知事である自分にとっては、計算外のことだった!!

 正直言って、この人事に関する情報は漏れないと思い込んでいた!!宇留賀副知事が誰にどう説明したのかも、執行部から事実関係を質された時点では、知らなかったのだ!!

 しかも、宇留賀副知事の人事は、最初から3月末がデッドラインではなかった!!その点は、経産省に「柔軟に対応してもらえる」という感触を得ていた!!「まだ時間的には余裕がある」と感じていたことも事実だ!!

 しかしながら、後に外に漏れた経緯を知って、これは仕方のない流れだったと分かった。誰かを責めるつもりはない!!ひとえに、知事である自分の判断が甘かったのだ!!(ごめんなさい!!)

 2人の副知事とも相談していたが、県議団に話すのは、「ある程度の流れを整えてからの方が望ましい!」という判断で一致していた。「もう少しだけ待とう」と!!

 が、もう少し早い段階で、大きな流れだけでも伝えておくべきだったと思う!!この点は、知事である自分の「配慮が足りなかった」と反省している!!

 が、そのことに言及した上で、こうも考えている!!

 「今の自民党県議団執行部に『宇留賀副知事を続投させたい』と伝えたのは、4月の初めだった。その際に、『5月下旬の議会で同意人事を提出したい!』と説明した。

 事前に情報が漏れたことでご迷惑をかけてしまったが、副知事人事を協議してもらう時間は、2ヶ月近くあることになる!!これ自体は、けっして、短い時間ではない!!」と。

 よほどの必要が生じない限り、これ以上、細かい説明はしない!!過去のブログでも示している「シンプルな事実」は、次のようなことだ!!

 「宇留賀副知事は、近いうちに経産省に戻り、その後で退職する。その流れを受けて、知事である自分が、退職した宇留賀氏を、もう一度、群馬県の副知事として再任してもらうための同意人事を、5月議会に提出する!!」

 ちなみに、自民党の井下泰伸幹事長からは、会う度に、こんなふうに叱られている!!

 「そもそも、県議会に事前の情報提供や相談もなく、県の新しい事業や決定が報道されるケースが多すぎる!!」

 

 「もっと執行部を信頼して、事前にいろいろなことを知らせて欲しい!!」

 

 「今の自民党県議団は、知事の後追いになっている!!」

 

 「今回の人事もそうだが、こんな流れが続くと、山本知事のことを色眼鏡で見る人も出て来る!!」

 知事として至らぬ点があれば、それは率直に受け止めて、改善の努力をしたい!!自民党県議団との信頼関係を維持することは、山本県政のビジョンを実現するために「極めて重要だ」と捉えている!!

 が、それはそれとして、よく県議の人たちから知事に投げかけられる「オレは聞いていない!!報道で初めて知った!!」とか、「もっと事前に相談があるべきだ!!」といったクレームが、どこか観念的かつ抽象的で、どうもよく理解出来ない!!

 もう少し具体的に言うと、「実際に何を望んでいるのか?」「どこをどう変えて欲しいのか?」が、よく分からないのだ!!やっぱり、知事の頭が悪いせいなのかなあ???

 ひとつ言えることは、個々の重要な情報を、「いつ、どんな形で誰に伝えるか?!」は、常に県庁内で議論してから決めているということだ!!

 とてもいい機会なので、過去のケースを検証し、どんな基準に基づいて、県議会(?)に「事前の情報提供」をすべきなのかを、県庁幹部とも、よく議論してみたいと思う!!

 上述したような、地方自治における「首長と議会のあるべき関係」、特に行政の「望ましい情報発信」のあり方は、どの地域にとっても、悩ましい問題ではないだろうか?

 ここから数日かけて、県の対応に関する具体的な事例を紹介する!!県民の皆さんにも、ぜひ考えて頂きたい観点だ!!

 次回のブログでは、33人の県議全員へのメッセージを綴る!!ポジティブなことしか書かないので、誰からも叱られないはずだ!!(笑)いろいろな意味で、他県の知事には、絶対に書けないブログになるだろう!!

 さあ、お風呂のお湯を溜めないと!!

追伸:政治家 山本一太のX(旧Twitter)の現時点でのフォロワー数は、約22万人。主にブログの更新情報の発信に使っているだけなので、ほとんど数が増えない!!

 政界No.1のXフォロワー数(約200万人)を誇る河野太郎大臣に比べると、10分の1しかない!!(ガクッ)

 が、それでも、本気で活用すれば、Xの拡散効果は、他のSNSの追随を許さない!!何かの尖った(又は話題性のある)メッセージが、あっという間に100万人に広がることも十分、あり得る!!

 え?もちろん、炎上の危険もあるので、諸刃の剣だ!!が、どこかで、つぶやき始めようと考えている。ここ数日、効果的な使い道を考え続けている!!