2024年3月30日:パート2

 18時過ぎ。大阪に向かう新幹線車中からのブログ。到着まで、あと2時間もある。本日2本目のブログが書けそうだ。

 先週の会見で、メディア連携推進主監の設置を発表した。ポストとしては課長級だが、今後の県のメディア戦略において、知事と密接に連絡を取り合いつつ、とても重要な役目を果たしてもらうことになる!!

 群馬県ではこれまで、県の魅力をより多くの人々に、より効率的に発信していくため、テレビ、Web、雑誌など多様なメディアを組み合わせた戦略的な広報を展開してきた。

 この戦略を加速するため、新たに任命したメディア連携推進主監には、(その名のごとく)「メディアとの連携の強化」を図ってもらう!!

 メディアは常に新しい話題やトレンド、視聴率の取れる素材を探している。そして、群馬県には、全国初の動きや面白いコンテンツが満載だ。知事就任以来、この流れを「直接、繋げられる」システムを構築したいと、ずっと思案していた!!

 山本県政下の群馬県は、あらゆる分野で攻めに転じている。待っていても、何も起こらない!!テレビだろうと、ネットだろうと、番組制作の企画段階から関わり、群馬県のPR、情報発信につながる提案を行なっていくことが重要だ。

 最も有効な手段は、知事自身がセールスのトップに立つことだ。が、上記の仕組みを機能させるためには、企業誘致や政府との連携のための活動に忙殺されている知事を補佐するポストが必要だった。

 すなわち、「これまでの行政組織に不足していた、メディア戦略に関するノウハウを蓄積し、広報に活かしていく役割」を果たせる人物がいれば、これほど心強いことはない!!実は、これもメディア戦略における「群馬モデル」の構築に繋がる!!

 が、誰でも出来るというわけではない!!そう思っていた矢先に、ピッタリの人物に巡り合った。この3月まで名古屋の東海テレビに勤務していた群馬県出身の中村 昌秀(なかむら・まさひで)氏だ。

 中村氏は、令和3年まで、東海テレビのアナウンス部長を務めていた。同テレビのメインキャスターとして、実に11年半にわたって、ニュース番組に出演していた。

 全国で11ある独立系のテレビ局の中でも、東海テレビは独自の存在感を発揮している。実は、以前から注目していた!!

 中村さんは、名古屋をはじめとする東海地方の皆さんとって、「夕方の顔」としてお馴染みのキャスターだった。多種多様な地域の話題の中から価値あるニュース選び、地元の人々に届けてきた、正統派のメディア人なのだ!!

 何度も話をしたが、信頼出来る人柄だ。何より自分が高く評価しているのは、中村さんが地元である群馬県の発展に貢献したいと強く願っていること。初めて面会した際に、「群馬県を大きく変えようとしている山本知事と一緒に、ぜひ群馬を良くするための仕事をしたい!!」と言ってくれた。この言葉は、本当に嬉しかった!!

 所属は、群馬県のメディア戦略を担うメディアプロモーション課。明後日(4月1日)から、主に在京メディアへの発信拠点である東京事務所で活動してもらう!!
  
 中村さん、力を合わせて、群馬モデルと呼べるような「新しいメディア戦略」を創り上げていきましょう!!よろしくお願いします!!

追伸:人事と言えば、秘書課でお世話になっていた高原秘書課長、笹川係長、猿山主幹が移動する。3人揃って、知事室に挨拶に来た。「知事、とても楽しく過ごせました!」だって。

 「こちらこそ、色々、助けて頂いて、感謝しています!ワガママな知事でごめんなさい!!(笑)」と返した。

 高原さんは、部長級の危機管理監に昇格。笹川さんは産業経済部に、猿山さんは農政部に行くらしい!!新しい部署でも、元気に頑張ってくださいね!!