2024年3月22日

 間もなく21時。高崎の自宅で、パソコンを開いた。今日も忙しくて、中身の濃い1日だった!(ふう)さっそく、振り返ってみよう。

 午前9時。迎えにきた知事車に乗り込んだ。午前10時から、「国民スポーツ大会第7回常任委員会」に出席。事務局から、競技会場の選定に関する最新の状況や、今後の進め方等について報告。全ての議題について、委員会の承認を得た!!(感謝)

 せっかくの機会なので、参加者全員から意見を頂戴した。そのために、90分も時間を取ったのだ!!様々な指摘や要望を頂戴した。しっかり受け止めて、今後の対応に生かしていきたいと思う!!

 最後に、委員長(知事)として、次のように発言した。

 「引き続き、関係の市町村や競技団体と丁寧に調整しながら、5年後の国スポに向けた準備を進めていきたいと思います。その上て、(改めて)2つの原則について申し上げておきます!!」

 「1つ目は、時代の流れに合った『コンパクトな国スポ』(群馬モデル)にしていくこと。コンパクトではあっても、インパクトのある、スポーツの素晴らしさを発信出来るようなイベントにするという方針です!!」

 「もう1つは、主催県としていい成績を勝ち取るために、(その時だけ)お金をかけて他県から選手を引っ張ってくるような手法を取らないこと!!『こんな慣習(?)だけは踏襲するな!』と担当部に強く指示しています!!」

 「その代わりに、科学的なデータを駆使したり、優れた人材を早期に発見して育てるスーパーキッズプロジェクトのようなプログラムを活用することで、競技力の向上を図っていくことに力を入れたいと考えています。何れにせよ、予算面で他県に劣るようなことがないように、しっかり取り組んでいく所存です!!」

 ちなみに、群馬県が打ち出している「コンパクトな国スポ」という考え方は、恐らく多くの知事が共有している。その意味で、群馬県の国スポは、新しい時代の先駆けとなるような大会にしたいと考えている!!

 常任委員会終了後、細かい打ち合わせが続いた。時計を見ると昼12時。急いでランチを済ませ、昼12時45分に県庁を出た。13時15分から県立女子大学の卒業式に出席。来賓として祝辞を述べた。

 用意された原稿は読まず、「通り一遍」ではないスピーチをした。過去に何度も教壇に立っている県女には、特別の思い入れがある!!

 15時10分。県の事業として進めている敷島エリアのグランドデザイン策定に関して、コンサルティングをお願いしている著名な空間デザイナーから説明を受けた。最先端のまちづくり戦略が満載!!とても勉強になった!!(感銘)

 16時からは関係部局との協議。農政部、知事戦略部、健康福祉部、産経部と議論を交わした。農地の大規模開発の問題についても、改めてレクを受けた。

 農地転用許可に関して、「群馬県が栃木県より厳しい?!」かのようなことを吹聴する人たちがいる。が、実は「全く根拠がない!」ことが分かった。市町村長の中にも、やや誤解があるようだ。

 この件に関しては、どこかで「間違った言説」を正しておく必要があると感じている。県民の皆さんにも、正確な事実を知ってもらいたい!!群馬県の事情を、どこまで細かく書くかは、よく考える。このブログは、東京のメディア人にも読まれているからだ!!

 それはそうと、群馬県が獲得を目指している「大学交付金」についても、関係部局と突っ込んだやり取りを交わした。最先端のコンセプトやグローバルな視点を盛り込んだ資料を見ながら、心の中で、こう呟いた。

 「群馬県の職員はレベルが高い!!しかも日々、進化している!!宇留賀副知事の影響もあると思うが、とにかくよく勉強している。この議論を公開出来れば、きっと誰もがそう感じるはずだ。群馬県知事で良かった!!」と。

 さあ、気分転換もかねて、30分、アコギの練習をする!!
 

 

<国スポ常任委員会に出席>

 

<県立女子大学卒業式での祝辞>