2024年3月12日

 昼12時過ぎ。たった今、YouTubeで最新の「NBC Nightly News」を見た。米国のメディアの報道をフォローすると、世界の情勢がよく分かる!!特に、毎日、チェックしているこの番組でホストを務めるレスター•ホルトが、今、米国で最も国民から信頼されているキャスターの1人であることは間違いない!!

 次の日程は13時からの政策会議。それまでに、忙しくて書けなかった群馬産のいちご「やよいひめ」に関する嬉しいニュースを紹介しておく。

 少し前の定例会見でも取り上げたが、日本最大級の産直通販サイト「食べチョク」が開催した「食べチョクいちご博2024」において、伊勢崎市の「かがやきいちご園」が生産した「やよいひめ」が、総合大賞を受賞した!!(パチパチパチ)

 「食べチョクいちご博」とは、いちごの魅力と生産者の取組を発信することを目的に、全国で質の高いいちごを栽培している生産者を表彰するイベントだ。今年が初めての開催だった。

 全国から60軒以上のいちご生産者がエントリーする中、群馬県の農家が作った「やよいひめ」が、最高賞である総合大賞を受賞した!!「いちご大好き」知事として、こんなに嬉しいニュースはない!!(ニッコリ)

 受賞後、「かがやきいちご園」には、注文の問い合わせが殺到していると聞いた!!

 注目してもらいたいのは、今回、総合大賞を受賞した「かがやきいちご園」の経営者が、まだ創業2年目の若手農家であることだ!!

 県内のいちごの新規就農者は、近年増加傾向にあり、過去5年間で62人となっている。このうち7割以上を、45歳未満が占める。この数字から、群馬のいちご生産に、若い世代が多く参入していることが分かる!!

 いちごは、直売やいちご狩りも盛んで、価格が市場の影響を受けにくい。こうした「収益性が高い農業」であることも、新規農業者が増加している要因だと捉えている!!

 ただし、新規就農者は増えているとはいっても、県産いちごの出荷量は、まだ拡大の余地が大きいと考えている!!実際、東京の卸売市場からも、「やよいひめの出荷量を増やして欲しい!」との声が寄せられているそうだ!!

 現在、群馬県では、知事である自分がリーダーを務める「G-アナライズ&PRチーム」での分析や、知事によるライブショッピングなどを通じて、「やよいひめ」の魅力発信に(今まで以上に)力を入れている!!

 加えて、来年度からは、いちごの生産拡大に関する新たな取組も実施する予定だ。

 具体的には、県立農林大学校にいちご生産に関する専門のコースを新設するほか、県農業技術センターに生産性の高い栽培施設を整備し、いちご研究拠点としての機能を強化することを計画している!!

 群馬県としては、上記のような取組を着実に進め、いちごの生産量を増やしていく方針だ。そうすることで、群馬県の美味しいいちごを、県内外のより多くの方々に届けられる体制を作りたいと思っている!!

 ブログ読者の皆さん、群馬県産の「やよいひめ」は、今まさに旬の時期を迎えています!!スーパーでの購入はもちろん、ぜひ、県内の観光いちご園などにも、足を運んでみてください!!必ずこう思うはずです!!

 「なるほど、こんな美味しいいちご、今まで食べたことないなあ!!」と。(笑)