2024年2月19日:パート3

 夕方。新幹線で高崎に向かっている。高崎駅から市内のお通夜に直行する。東口のトータリーで、地元の秘書が待っているはずだ。もちろん、秘書の車で移動する。公務ではなく、政務に位置付けられる活動だからだ!!

 高崎駅に到着するまで、あと40分。この間に、前橋市長選挙に関するブログの続編を書く。

 さて、前回のブログで言及した「小川新市長にお願いしたいこと」の1番目。それは、山本市政で進めて来た主要政策の継続だ。

 この点に関しては、小川候補自身が、選挙戦を通じて「山本市政における主要なプロジェクトは止めない。開発事業もデジタル化推進事業も継続する!」と明言しているので、その言葉を信じたいと思う!!

 とりわけ、県との連携や合意に基づいてすでにスタートしている事業や、将来に向けて検討を進めているプロジェクトに関しては、ぜひとも続けて頂きたいと考えている!!

 例えば、質の高い民間資本を巻き込んで展開中の県立赤城公園の開発事業や、県と前橋市との協力を前提に進められている敷島公園内の新水泳場の建設、更には、県庁周辺から前橋市の中心街(?)を結ぶ「トランジットモール構想」の実現も、前橋市との協力が欠かせない!!

 こうした県の事業や計画は、全国の注目を集めている前橋市の「民間主導の開発(街づくり)」と、様々な面で連動している!!当然、全国最先端の街づくりの計画が止まるようなことがあれば、(選挙中のブログで何度も強調したように)前橋市は「千載一遇のチャンス」を失うことになる!!(断言)

 加えて言うと、県が大型の予算を投入してモデルチェンジする「群馬フラワーパーク」も、前橋市と力を合わせて成功させたいと思っている!!

 上述した事業や計画等が頓挫すれば、前橋市の未来にも、群馬県の将来にも、大きな負の影響を残すことになってしまう!!

 この要望は、2番目の「共産党の政策に過度に傾倒しないで欲しい!」というお願いとも直接、結びついている!!

 言うまでもなく、共産党は、市内の大型開発事業にも、マイナンバーの普及を含むデジタル化の推進にも、一貫して反対の立場を貫いている。

 今度の市長選で、共産党系の団体が、小川候補を支援する目的で、「独自の候補者を擁立しなかった」ことは事実だ。が、小川候補の得票数を見れば、この選挙で「共産党がキャスティングボートを握っていたわけではない!」ことがよく分かる!!

 残念ながら、共産党が独自候補を立てていたとしても、小川候補の勝利は揺るがなかった!!この認識は、小川新市長も共有しているはずだ!!

 同時に、新市長には、前回のブログに記した新市長へのお願いの3番目にあげた「自民党支持者の約4割の支援が当選の決め手となった」という事実も、常に片隅に置いておいておくべきではないだろうか?!

 万一、小川新市長がそのことを忘れ、急激に政策の方向性を転換するようなことをした場合、4年後に再び「保守系の候補者」と激突することになる!!これは、色々な意味で「不幸なシナリオ」だ!!(ため息)

 県都の新しいリーダーになる小川さんは、賢い人だもの!ここらへんのことは十分、分かっておられるに違いない!!

 これでも、山本一太は、過去6回の全県選挙を、全て圧勝で勝ち抜いて来た群馬県唯一の政治家だ。僭越ながら、先輩政治家の立場で、新市長に1つアドバイスをさせてもらう!!

 

 それは、「もしリベラル派の市民に支えられた小川新市長が、この4年間で保守系の心を掴むことが出来れば、強力な選挙基盤を作り上げることが出来る!!」ということだ。

 あ、間もなく高崎のアナウンス!この続きは、次回の続編(その⑫)で。