2024年1月31日:パート2

 20時。すき焼きの夕食を済ませた後、室内を10分ほど歩き回った。食べた後の血糖値の上昇を抑えたところで、パソコンを起動!急いで、本日2本目のブログを書いてしまおう!!

 18時。前橋市内の選挙事務所で開かれた山本龍候補の「建設業決起大会」に出席した。会場には、大勢の関係者が集まっていた!!

 

 選対事務長と前橋建設業協会長の挨拶の後、来賓のトップバッターとして、激励のスピーチを炸裂させた!次のような、熱い「言霊」を飛ばした!!

 「群馬県知事の山本一太です。皆さん、私は欠点だらけの人間です。知事としても、まだまだ修行が足りないと分かっています。が、こと選挙の分析に関しては、自信を持っています!!」

 「そう言うのには、根拠があります。これまで6回の全県選挙を戦い、全てぶっちぎりのトップで当選を重ねて来ました。実はそうした実績を残した政治家は、群馬県の歴史上、私しかいません!!その私の感覚を、ぜひ信じて頂きたいのです!!」

 「昨日、地元紙の上毛新聞の一面で報道された前橋市長選挙の情勢分析は、明らかに間違っています!!残念ながら、現時点で『山本候補がやや優勢』などという、甘い状況ではありません!!2人の候補者が、誤差の範囲内と言っていい僅差で、激しく競り合っているというのが、実際の情勢です!!」

 「あの報道で陣営が緩んだら大変なことになると思って、昨日のJAの決起大会で、かなり厳しい話をしました!!すると、私の敬愛する中沢丈一元県議(山本選対の本部長)から携帯メールが届きました。内容は、『厳しい情勢なのは分かるが、あまりにそれを強調すると、選対のスタッフや支持者の心が折れてしまう!!ぜひ、激励の言葉を伝えて欲しい!』というものでした!!」

 「そこで、今日は、少し話す角度を変えたいと思います。皆さん、率直に言って、今度の市長選挙は、現職にとって地合いが良くありません!!例えば、山本龍候補が自民党県連と公明党群馬本部から推薦を頂いた後に、自民党の派閥による裏金問題が浮上しました!」

 「今、国民は連日、報道されている裏金問題への自民党本部の中途半端な対応に、スゴく怒っています!現職の山本候補が無党派層の支持で相手候補に先行されているのは、国政の混乱によるところが大きいと見ています!!」

 「加えて言うと、県議を務めていた相手候補は、昨年の県議選(前橋地区)でトップ当選を果たし、勢いに乗っています。しかも、現職より20歳も若い女性候補なのです!!『初の女性市長』というアピールには、インパクトがあります!!」

 「考えてみてください!これだけ不利な条件が重なれば、普通は、現職が相手候補に大きく引き離されても、全く不思議はありません!!しかしながら、山本候補が引き離されている兆候はありません!!相手候補と『互角で』競り合っているではありませんか!!」

 「なぜ、大きく差がつかないのか?!それは、山本選対の皆さんが、必死に踏みとどまっているからです!!この状況の中で接戦を繰り広げているとすれば、それは『十分に勝つチャンスがある!』ということに他なりません!!(拍手)いや、我々が結束し、死に物狂いで頑張れば、必ず勝ち抜ける!!私はそう信じています!!(拍手)」

 「そう思っていなかったら、様々な反発や懸念の声が寄せられることを覚悟の上で、ここまで現職候補を応援したりしません!!そうでしょう?!睡眠時間を削って、山本候補を応援するためのブログを20本も、書くわけがありません!!(拍手)」

 「私の過去の選挙でもそうでした。建設業界の皆さんは、本当に頼りになる方々です!とにかく義理人情に厚くて、行動力に溢れた人たちの集まりだからです!!」

 「この試練を乗り越えていくためには、どうしても皆さんの応援が必要です!!どうか、山本候補の再選に力をお貸しください!!」

 こう言って、深く頭を下げた。更に、こう続けた!!

 「今、前橋市は、全国の注目を集めています。県知事と市長の連携のもと、これから様々な事業や最先端のプロジェクトが次々に始動する予定です!!すでに始まっている赤城公園の開発事業も、方針が決まっているフラワーパークの大規模改修も、県庁周辺のトランジットモール構想も、KDDIによる群馬県への投資も、ここからが本番なのです!!」

 「もしここで市長が変わってしまったら、こうした事業やプロジェクトが滞る可能性があります!!いや、頓挫してしまうかもしれません!!業界の皆さんにとっても、前橋市民にとっても、大きなチャンスを失うことに繋がるのです!!」

 最後に(改めて)熱を込めてお願いした!!

 「重ねて、お願い申し上げます!!皆さんの力で、ぜひ山本候補の再選を実現させてください!!知事である私も、皆さんと一緒に戦い抜きます!!最終日は、終日、山本龍候補に同行して、支持を訴えるつもりです!!(拍手)」

追伸:前橋市の市長選挙では「現職の山本龍氏を支持する」と表明した時から、「政策や立ち位置を批判することがあっても、相手候補に対する人格攻撃はやらない!」と宣言した。事実、2人の候補者が出馬表明した後も、ずっとその方針を貫いて来た!!

 選対に常駐させている地元秘書にも、「ネガキャンはやるな!」と言ってある!!もちろん、選対の方針や戦略に口を出すつもりはない!!それは、選対幹部の方々の判断だ。

 今日の激励演説でも、相手候補の悪口は言わなかった!!が、決起大会の冒頭、マイクを握った選対事務長が挨拶の中で言及した「市長選と同時に行われている市議補選」において、自分の党の候補者を擁立している共産党の行動(作戦)を知った。

 その話を聞いて、少なからず驚いた!!「やっぱり、そうなのか!!」と。(ため息)

 グッと堪えて、細かい説明はしない!が、「なるほど、何の見返りもなく、自分の党の候補者の擁立を見合わせるなどということは、政治の世界ではあり得ないことなんだな!」と感じた。

 前橋市との連携を進めて来た知事として、「万一、現職候補が敗れるようなことがあれば、その先が本当に心配だな!」と思わずにはいられなかった!!(ため息x2)