2024年1月27日:パート2
19時30分。少し前に夕食(スパゲッティー)を食べ終わった。血糖値の上昇を抑えるための「食後の簡単な運動」も忘れなかった!(ニッコリ)
熱い紅茶を飲みながら、ブログシリーズの続編を始めることにしよう!!
どう考えても、今回の前橋市長選挙の2人の候補者の間に、まともな「政策の争点」などない!!(キッパリ)
現職の山本龍市長と「僅差の激戦」を繰り広げている相手候補の主張を、自分なりの解釈で簡単にまとめると、次のようなことになる。
「山本龍市長がこれまで実施してきた事業は、そのまま続ける。政策に関しては、特に間違った点は見当たらない!!」
「が、幾ら何でも、同じ市長が4期(16年)も続けるのは、長すぎる!!実際、今の市政の中で続けて発生した談合を含む不祥事は、多選による慢心と馴れ合いの弊害そのものだ!!」
「ここは現職よりふた回りも若い私を市長に選んで、市政の世代交代を実現させて欲しい!自分が市長になって、しがらみのないクリーンな政治に刷新する!!」
過去のブログでも触れたが、現職市長のもとで不祥事の発生が続いたのは事実だ。批判されても仕方がない!この点については、改めて現市長に猛省を促したい!!
が、コンプライアンスの問題は、市長が本気で取り組めば解決出来る問題だ!!現職候補には、改めて「2度と不祥事は起こさない!」ことを、市民の前で約束してもらいたいと思う!!
もし、今度の市長選挙でギリギリの戦いを強いられている現職が再選されたら、市役所の不祥事や不正など金輪際、許すわけがない!!そう確信している!!それよりも、前橋の再生に不可欠な事業が、次々と遅れたり、頓挫したりすることの方が、ずっと心配だ!!
なるほど、「政治の世代交代」を求める声は、世の中に常にあるものなのかもしれない!!市民の中には、「初の女性市長」を期待する人だっているはずだ!!
前述したように、どんなに当選回数を重ねても、高齢になっても、ポストや役職にしがみつき、新しい世代が活躍するチャンスを奪っている(又は次世代の活躍を妨害している)「カッコ悪い」先輩政治家(国会議員)を、山ほど見て来たことも事実だ!!(ため息)
正直言うと、自分は「世代交代論者」だ。若手議員の頃から派閥の長老を公然と批判し、いわゆる「新世代総理」を誕生させるための運動の先頭に立ったりしていた!!
実は今でも、「若手の勇足のほうが、老害より百倍マシだ!!」と信じている。
しかしながら、自身が66歳になった今、こうも感じている。
「次世代には、大いに期待しているが、何でもかんでも『若ければいい!』というものでもなさそうだな!」と。
トップの「世代交代」が必要な理由って、何だろう?それは、新しい時代に合った感性と柔軟な思考で、その組織に新風を吹き込むことだ!!そうですよね?!
その前提となっているのは、「新しい世代は、旧世代より時代の変化に敏感だ。だからこそ、旧世代が持ち合わせていない新時代のグローバルな視野と感性、新しい知識を持っているはずだ!」という認識だと思う。
もっと言うなら、その認識の背後には、「若い方が健康だし、体力も行動力もあるはずだ!」という科学的な常識(?)が存在する!!
が、果たして、それは本当だろうか?!若いからといって、その人物が、年上の人間より思考が柔軟だとは限らない!!
加えて言うと、若いからといって、時代のトレンドに敏感だとも言えない!!もっと言うなら、若いから年上の政治家より健康だともいえない気がする!!そうは思いませんか?!
例えば、自分の周りにいる40代、50代の政治家が、山本一太より「最新のトレンドに詳しい!」とは、とても思えない!!自分よりグローバルな視点や最新の知識を持っているとも、感じられない!!
無礼を承知でいうと、今の若い政治家を見ていると、「あまりに大人しすぎる!」と思えて仕方がない!!(ごめんなさい!)
え?肝心の体力だって、(ことによると)自分のほうが優っているかもしれない!!自分より10歳、20歳下の政治家の中には、「66歳の自分よりずっと不健康だ!」と感じる人たちもいる!!
今、前橋市長選挙で互角の戦いを演じている2人の候補者の場合はどうだろうか?!念のため断っておくが、現職より20歳も若い新人候補の知性や能力を疑っているわけではない!!
が、じゃあ、この人は現職市長より「感性が若い」だろうか?!現職候補より視野が広いだろうか?!若い分、現職より発想が柔らかくて、時代に先駆けた構想を持っているのだろうか?!
申し訳ないが、自分には、どうしてもそう思えないのだ!!
世代交代の必要性は否定しない!若い人たちや、女性の方々には、常に「もっと活躍して欲しい!」と感じている。が、知事である自分にとっては、「イメージ先行の政治刷新」より、もっと大事なことがある!!
それは、本当の再生に向けて、ようやく「時代の波」を掴みつつある前橋市の歩みを止めないことだ!!
有権者の皆さん、年齢の違いやイメージだけに惑わされず、2人の実績や経験、個々の感性や発想力を、よく比べて見てください!!その上で、ぜひとも「前橋市の未来に繋がる選択」をしていただきたいのです!!
あ、携帯(スマホ)が鳴っている。大事な人からの電話だ。今晩はここまでにしよう!!
次回のブログ(その⑰)では、知事が恐れている「山本市政の断絶によるマイナスの影響」について、具体的に説明する!!