2024年1月27日

 午後。高崎の自宅からのブログ。

 朝から活動中。公務がなくても、やるべきことは山ほどある!!明日(日曜日)は、前橋市長選挙の告示日。いよいよ本番に突入する!!早朝から山本陣営の「事務所開き&出陣式」に参加する予定だ。

 明後日の月曜日は、東京で開かれる全国知事会と欧州の駐日大使との懇談会に足を運ぶ。各知事に与えられた時間は3分間。プレゼンの中身も考えておかないと!!

 先ずは、大激戦の前橋市長選挙に関するブログの続編を書く。

 前回のブログで、相手候補が、「市長が交代しても(=自分が市長に当選しても)前橋市が進めて来た基本的な政策は継続する!!」「必要な公共事業も続けるし、これまでの街づくりの路線を変えることもない!」という趣旨の発言を繰り返していることを指摘した。

 その上で、「新人候補のこの言葉が、どうしても信じられない!」とも記した。

 考えて見て欲しい。あらゆる首長選挙において、新人が現職に挑むのは、「それまでの路線を刷新する(=変える)」ためだ!!仮にトップが交代しても、政策が同じだとしたら、そもそも「なぜ、リーダーを変える必要があるのか?!」という話になる!!

 例えば、自身の4年前の知事選を振り返ってみよう。山本一太が20年を超える参議院議員としてのキャリアを捨て、知事選挙に立候補することを決めたのは、「今のような県政が続いたら、群馬県は埋没してしまう!」「ここで舵を切らなかったら、手遅れになる!」という危機感があったからだ!!

 当然、当時の現職(大沢前知事)と真っ向から対決して、勝ち抜くつもりだった!!が、(幸か不幸か)現職が不出馬を決めたことで、共産党との一騎打ちという構図になった!!

 前知事は、(不出馬を表明した会見で)「最初から3期で勇退するつもりだった!」などと話していたが、自分の周辺でその言葉を信じている人は誰もいなかった。(笑)

 少なくとも山本支持者の間では、「前知事は、『山本一太と戦っても、絶対に勝てない』と分かって、4選出馬を断念した!」というのが、通説になっている!!

 そりゃあ、そうだろう。新人候補としてまだ立候補を正式表明する前の段階で行った独自の世論調査で、「現職を大きく引き離してリードしていた」のだ!!

 実際、その年の12月に知事選への出馬を宣言した後に自民党本部が実施した世論調査でも、全く同じ分析結果(山本一太が圧倒的に優勢!)だった。

 結局、上記のデータが正しかったことは、選挙の数字で証明された。大勢の県民の皆さんのご支援のお陰で、「群馬県知事選史上最多得票」で初当選を果たすことが出来たからだ!!(感謝)

 それから4年間、群馬県知事として、新型コロナの流行を含む様々な試練に見舞われながらも、無我夢中で突っ走って来た。気がついてみると、県の政策や理念も、県職員の意識も、政策決定のプロセスも、見違えるほど変わっている!!

 こんな言い方をするのは申し訳ないが、今、幹部を含む県職員の中で、「前知事の12年間の県政」を憶えている人は、ほとんどいない!!肌感覚を正直に言うと、「ほぼ皆無」だろう!!

 新しい知事の強烈な個性に加え、トップの行動力と発信力、仕事の質や実績、政策決定のスピード、副知事の能力等が全く違うからだ!!(断言)

 改めて言うが、組織のトップが変われば、新しいリーダーの個性で、その集団は大きく変わる!!逆に路線が変わらないのなら、新しいトップが登場する意味がない!!

 もっと言うなら、たとえ相手候補が、「私が市長になったとしても、前橋市ですでに動いている事業や、斬新なプロジェクトは、そのまま継続する!」と約束したところで、実際は「そんな都合よく進むはずがない!」と考えている。

 それどころか、今までとは違う、様々な支障が出てくる可能性が高い!!

 なぜ、そう思うのか?!それは、相手候補が「自分が市長に当選しても継続する!」と主張している数々の斬新な事業や計画は、これまで山本龍市長が12年かかって培って来た知識や人脈、面倒な根回しや関係者との調整、知事である自分(=県)との信頼関係があって、初めて成り立っているものだからだ!!

 別の言い方をすれば、現職市長が様々な批判を乗り越え、民間事業者と一緒に知恵を絞り、努力を重ねて丹念に進めて来た「大事な事業たち」なのだ!!

 万一、現職市長が変わってしまったら、こうしたプロジェクトが停滞することはあっても、「今までと同じペース」で進展するるわけがない!!山本陣営の方々には、ぜひ、明日からの選挙戦で、この点を強く訴えて欲しいと思う!!

 本日の地元紙(上毛新聞)の一面に、明日、告示となる前橋市長選挙のことが大きく取り上げられている。記事の見出しは、「現新一騎打ちか〜市政の継続、刷新が焦点に」というものだ。

 その記事の中に、次のような記述がある。

 「両陣営が学校給食費の完全無償化を公約に掲げるなど明確な政策的争点は見当たらず、市政の継続か刷新かが焦点となりそうだ。」

 もし選挙の争点が「市政の継続か刷新か?」なのだとすれば、この場合の刷新とは何を意味するのだろう?!次回のブログ(続編)では、この点を取り上げたい!!

追伸:さあ、これから外出する。しばらく散歩をした後で、市内のジムに立ち寄るつもりだ!!

 ジムに通うのは、「ムキムキの筋肉」をつけるためではない!(66歳でそんなの無理です!(笑))最大の目的は、健康を維持するためだ!!

 そのことを常に頭に置いて、「無理のない筋トレ」を続けている!!が、それでも(ほんの少しずつ)「逆三角形」の体型になりつつある。ちょっと嬉しいな!!(ニッコリ)