2024年1月24日:パート2

 20時過ぎ。少し前に帰宅。ベトナムコーヒーを飲みながら、パソコンのキーボードを叩いている。

 友人たちが、「特別な日」だからと夕食に誘ってくれた。遠慮せずにご馳走になった!!思わず「ギュッと抱きしめたくなる」くらい、嬉しかった!!(感謝x20)

 本日は、午前中から夕方まで、予算協議と関係部局のレクが続いた。16時。32階のNETSUGENへ。群馬大学GFL(グローバル•フロンティア•リーダーズ育成プログラム)の学生たち(約40名)との2回目の意見交換会(知事の講義シリーズ後編)に臨んだ。

 時間は90分。「リーダーの条件」をテーマに、学生たちの質問に答えた。最初から最後まで、熱を込めた「言霊」を放ち続けた。格闘技や歌手のプリンス、米国の大統領選挙、映画のストーリー等にも言及した。ほとんど山本一太のトークショーに近かった!!喋り過ぎたかも?!(反省)

 GFLの学生たちは、相変わらず優秀だし、積極性がある!!質疑も活発だった。GFLメンバーの皆さん、とても勉強になりました!!(感謝)また、やりましょうね!!それと、お誕生日の寄せ書き、ありがとう!!(感激)

 さて、ここからは、前橋市長選挙に関するブログシリーズの続編。独自の調査を含む複数のデータや選対に張り付いている地元秘書からの報告、自らの肌感覚から、選挙情勢を分析してみた。山本一太の見方は、以下のとおりだ!!

 「保守vs革新」の一騎打ちは、依然として「ほぼ互角の戦い」が続いている。が、細かく見ると、現職が相手候補に(恐らく)「誤差の範囲に近い僅かなリード」を許している!!

 それでも、現職は、ぴたりと相手の背中に喰らいついている!!肉薄したままの状態だ。この数週間、前述した「僅かな差」が広がっている気配はない!!

 前回のブログでも指摘したように、「新人候補のブーム」が起こっていない証拠だ!!相手の候補の好感度が高いことは事実だが、「人気沸騰」というわけではない!!(断言)

 ここから、新人候補との「僅かな差」を広げられてしまうのか?!それとも逆転出来るのか?!それは、明日からの最後の10日間にかかっている!!

 何度も言っているように、最後まで「死に物狂いで」頑張った方が勝つ!!逆に言うと、1%でも気を抜いたり、油断した陣営が負ける!!

 過去6回の全ての全県選挙(参院選と知事選)を圧勝で勝ち抜いて来た山本一太の感覚だ!!「かなり正確な情勢分析」だと信じている!!

 いずれにせよ、最後は「500〜1000票以内?」くらいの接戦になる気がする!!すなわち、相手候補を全面支援している共産党系の票が、キャスティングボートを握っているという構図だ。

 そうだとすると、余計、心配になってしまう。(苦笑)万一、今回の市長選挙で相手候補が競り勝った場合、共産党系団体の関係者は、「私たちのお陰で勝てた!!」と声高に主張するに違いない!そうでしょう?!

 何度も言うが、共産党の政策や考え方が「知事である自分の路線(今の県の政策)と根本的に異なる」ことが悪いなどとは言っていない。それどころか、「県内に多様な意見がある」こと自体は、健全なことだと捉えている!!

 そもそも、山本県政が目指す群馬の未来像は、誰もが多様な価値観を受け入れる「多文化共生の社会」なのだ!!

 仮に「内部の多様な意見を封殺する」ような、多文化共生とは真逆の組織や団体があったとしよう。それは独裁国家と同じだ!!(怒)

 こうした組織やそこに属する人々が口先でどんなに立派なことを言おうと、「絶対に信頼してはならない」と考えている!!

 そりゃあ、そうだろう!!異論を排除しようとする人間が、他の人間に優しく出来るはずがないではないか!!(笑)

 過去のブログにも書いたが、知事である自分が最も恐れているのは、大型開発にも、マイナンバーカードの普及を含むデジタル化政策推進にも一貫して反対の立場を取って来た「共産党の政策を支持する人たち」の全面的支持を受けた新市長が誕生した場合、現行の市政の方向性が大きく変わってしまうことだ!!

 地元紙(上毛新聞)の報道によると、手強いライバルとなった新人候補は、昨日、行われた候補者討論会で、「まずは現在の再開発計画をしっかり進めたい」と述べたそうだ!!

 考えて見て欲しい。相手候補が当選した場合、勝利に決定的な役割を果たしたことになる共産党系組織の人たちの方針(大型開発の推進やマイナンバーを中核とするデジタル化推進政策に反対する立場)を、本当に無視することが出来るのだろうか?!

 公開討論会の記事を読む限り、現職と相手候補との間に、大きな政策の相違点はないように感じる。え?当然のことながら、知識の深さや構想の具体性等では、現職が新人候補を圧倒している!!

 もし基本的な政策の方向性に関して現職と新人の間に違いがないのであれば、なぜ、わざわざ市長を変える必要があるのだろうか?!市民の皆さん、シンプルにそう思いませんか???

 この点に関しては、次回(?)のブログで、もう少し詳しく解説する。

 繰り返すが、今回の市長選挙は、(いろいろな意味で)現職にとって、地合いが良くない!!様々な不運が重なっている。(ため息)

 

 しかしながら、別の見方をすれば、これだけ不利な条件が重なっているにも関わらず、前回の県議選(前橋市)でトップ当選を果たした女性候補と接戦を演じているのだ!!

 これまでの流れを考えれば、「一気に引き離されてもおかしくない戦い」だ!!にも関わらず、選対の皆さんの決死の奮闘で、山本陣営は懸命に踏ん張っている!!これは、スゴいことだと思う!!

 そう、県都前橋にも、まだ「保守の底力」は、間違いなく残っている!!

 すなわち、(重ねて言うが)「現職が僅差を跳ね返して逆転勝利する」可能性は、まだ十分にある!!ここからの10日間が全てを決める!!本番が始まる前に、同志の皆さんと、改めて「この厳しい現実」と「希望」の両方を共有しておきたい!!

 複数のデータを見る限り、共産党系の人たちは、ほぼ100%、相手候補を応援している!!対して、本来なら「現職を支持してもおかしくない保守系の票」が、恐らく2割以上、相手候補に流れている!!ここが、現職苦戦の最大の要因だ!!

 結論から言うと、あと10日間の間に、この保守系の人たちを(半分以上)引き戻すことさえ出来れば、現職の山本龍市長が競り勝つ!!

 逆に全く戻せなければ、共産党系組織の全面支援を受けた相手候補の初当選を許すことになる!!そう考えると、山本陣営が重視すべき戦略は明白だ!!

 

 とにかく、最後まで予断を許さない「ギリギリの戦い」が続きそうな様相だ!!(ふう)

 あ、お湯が沸いた。少し休憩してから、大事な電話をかけないと!!この続きは、次回のブログ(その)で。

追伸:少し前に、地元秘書から、写真が送られて来た。今晩、開かれた「山本龍市長を激励する集まり」には、大勢の支持者が集まったらしい!!陣営に危機感が広がって来たのは、いい傾向だ!!

          <群馬大学GFLでの知事講義(後編)>



<今晩、行われた市長を激励する会>