2024年1月19日:パート2

 20時過ぎ。食後の紅茶を飲みながら、パソコンのキーボードを叩いている。

 夕食は、昨日、県医師会の新年会に出席した際に出たお弁当。冷蔵庫から出してレンジで温め、サラダと一緒に食べた。肉が多くて、タンパク質は十分だ!!(ニッコリ)

 さあ、前橋市長選挙に関するブログシリーズを再開する!!

 何度も言っているように、相手候補は「手強いライバル」だ。市民の好感度も高いし、頭脳も明晰。現職市長にとって「地合いが良くない状況」が続いていることも否定出来ない!(ため息)

 が、少なくとも、前橋市民の間で「新人候補のブーム」は起こっていない!!なぜ、それが分かるのか?!

 どんな首長選挙でも、現職と新人候補の一騎打ちになった場合、通常なら「知名度で勝る現職を新人が追いかける」という構図になる。

 逆に言うと、レースにエントリーした時点で現職と新人が互角の情勢なら、「伸びしろのある新人の方が有利な状況」と見るのが普通だ。

 実際、こうした構図の中で、「1日ごとに新人の勢いが増す!」とか「新人が一気に現職を突き放す!」という展開を、よく目にして来た。

 しかしながら、長年、選挙を戦って来た山本一太の感覚で言うと、今回の選挙において、現段階で「最も心配していた現象」は発現していない!!

 すなわち、「新人候補への支持が日々、急速に広がる!」とか、「現職が新人候補に大きく水を空けられる!」みたいな流れにはなっていないということだ!!(ふう)

 依然として、「がっぷり四つ」の状況が続いているというのが、正しい見方だと思う。実際、その後も「予断を許さない激戦」が続いている!!

 そう、これだけ不利な条件が重なった逆風の選挙であるにもかかわらず、山本陣営は、しっかり踏みとどまっているのだ!!

 

 今回、この流れを目の当たりにして、「国政はあんな状態だけど、依然として群馬県の保守地盤は強いんだな!」と痛感した。

 きっと相手陣営も、そのことを感じていると思う。

 最終盤まで「かなりの接戦」になることは避けられない気がする。が、それでも、現職が競り勝つチャンスは十分ある!!あらゆる選挙を経験してきた山本一太が言うのだから、間違いない!!

 そのことを、改めて山本龍市長を応援する皆さんに伝えておきたい!! 皆さん、現職にとって厳しい戦いであることは紛れもない事実です。が、周りの風評やイメージに踊らされて、弱気になっては、絶対にいけません!!

 首長選挙は、(最後は)「優勢だと思われる側に流れる」傾向がある!!慢心や油断などあるはずのない苦しい戦いではあるが、それでも「再選のチャンスが十分ある」戦況であることも、意識して周りに発信するべきだ!!

 

 まるで「新人候補が絶対有利」であるかのような「印象操作マジック」に惑わされてはならない!!
 

 「必死になること」と「冷静を保つこと」は矛盾しない!!引き続き、客観的なデータや分析に基づいて、勝つための戦略を練る!その1つ1つを効果的に実行する!!力を合わせて、最後の瞬間まで全力で走り切る!!戦いに勝つ方法は、これしかない!!

 過去のブログでも触れたが、ここから「1%でも手を抜いた」方が負ける!!そういう戦いだ!!そして、最終的な勝敗を分けるのは、候補者本人の熱意と覚悟、迫力だと思う!!

 何度も言うが、山本市長には、この際、「変なプライド」など捨て去って欲しい!!そして、チャレンジャーとしての「原点」に立ち返って欲しい!!

 龍ちゃんには、吾妻郡の県議を辞職して、知事選という全県選挙に挑んだ、あの時の気持ちを思い起こしてもらいたい!!小寺県政を終わらせたのは、大沢前知事ではない!!あの選挙で大健闘を見せた山本龍だった!!あの時の、迷いのない見事な戦いぶりは、今も記憶に残っている!!

 相手候補は、今回の市長選を「政党vs政党」の戦いではないと言っているそうだ。その点についての見解は異なるが、「政策vs政策」の戦いでもないことは明白だ!!

 そりゃあ、そうだろう!ライバル候補は、現市長の政策に対する具体的な批判や、他の選択肢に言及していない!加えて、前橋市の新しい街づくりに関する斬新な提案や政策も、全く打ち出せていない!!

 

 え?残念ながら、選挙は(必ずしも)政策の中身で決まるわけではない!!候補者の印象やイメージで決まることが多いのも、よく分かっている!!

 

 が、(前回のブログでも強調したように)まだどうするかを決めていない人たちには、ぜひ、「2人の候補者の公約を見比べて頂きたい!」と思わずにはいられない!!

 

 相手候補の言葉を直接、聞いた訳ではないので、事実かどうかは分からない。が、複数の人からの情報によると、あちこちで、「現市長の主要な政策は継続する!心配はいらない!」などと話しているようだ。

 そうだとすれば、相手候補が「現職の交代を求める」理由は、現市長の多選と不祥事が頻発する前橋市役所のコンプライアンス欠如への批判ということになる!!この主張を全面に掲げ、巧みなイメージ戦略で、アンチ現職の保守層への浸透を図っているのだ!!

 昨年、前橋市は、職員による談合や収賄事件で大きく揺れた。その後、あろうことか、こうした不祥事の原因究明と再発防止を目的とした調査委員会の委員長を務めた副市長が逮捕された!!多くの市民が衝撃を受けたことは、想像に難くない!!

 もちろん山本龍市長は、事件発覚直後に謝罪会見を行った。が、自分の目には、連続して発生した不祥事に関する市民への説明も、再発防止策も十分ではなかったと映っている!!

 実際、この問題に対する市長の対応に、不信感や不満を抱く市民は、結構いる!!あの時点で、もっと危機感を持って、説明責任を果たすべきだった!!無礼を承知で言うが、この点は本気で反省すべきだと感じている!!

 え?この事件は決して、他人事ではない!今回も無礼を承知の上で(かつ知事である自分への戒めも込めて)、本音を言わせてもらった!!

 

 県都前橋の現職市長の発言や演説に注文をつけるような不遜な真似はしない!!でも、もし自分が山本市長の立場なら、選挙戦でも、真正面からこう訴える!!

 「前橋市のリーダーとして、今後、こんな不祥事は2度と起こさないと誓います!!市民の皆さんに不安を与えたことに関して改めて心からお詫びを申し上げます!!同時に、徹底的なコンプライアンス強化策を講じます!!」と。

 知事というより、友人として山本市長に猛省を促した上で、こうも書かせてもらう!!

 副市長や職員の不祥事は、トップである市長が十分なマネジメント能力を発揮出来なかったことが原因だ。市長の責任が厳しく問われるのは当然だろう。

 しかしながら、山本龍市長本人は、談合や収賄事件には一切、関わっていない!!昔から知っているが、見た目より慎重だし、正義感も強い!!けっして法律違反やルール違反を犯すような人物ではない!!(断言)

 事実、政治家 山本龍をめぐる「利権や政治資金をめぐる醜聞とか、女性スキャンダル等の噂」は、一度も耳にしたことがない!!市長自身は、極めて「クリーンな政治家」だ。そうでしょう?!

 あ、そろそろ散歩の時間だ。どんなに寒い日でも、1日に一度は、必ず外出する!!歩くことは、最高の気分転換だ。この続きは、その⑫で!!