2024年1月7日:パート2

 22時。熱いハーブティーを飲みながら、本日2本目のブログを書き始めた。

 今回は、昨年の知事選挙の結果に関するブログの続編。先ず最初に断っておくが、それぞれの地域では事情が違う。したがって、市町村ごとに得票率が異なるのは当然のことだ。

 仮に得票率が他の地域に比べて低い市町村があったとしても、それは選対組織に問題があったからでも、選対幹部を務めて頂いた方々のせいでもない!!全ては、候補者本人の努力不足と魅力の欠如に起因する!!

 昨夏の知事選では、これまでの全県選挙では初めて「9割を超える市町村長」に、各地域の選対委員長を引き受けて頂いた。しかも、各地域の首長の方々には、先頭に立って選挙を応援してもらった。そのことを、とても感謝している!!

 先ずその点を明確にした上で、選挙結果の数字を簡単に分析してみたい。

 先ず最高得票率を記録したのは、生まれ故郷の草津温泉(91、25%)だった。続いて南牧村の90、56%。さすがに、町村部は、軒並み8割を超えている。

 8割に届かなかったのは、大泉町(79、31%)、吉岡町(79、02%)、玉村町(77、99%)の3町村だけだ。町村部では、玉村町が最も振るわなかったことになる。

 逆に35市町村の中で最も低かったのは、県都である前橋市の74、25%。その他の市の多くは80%近い得票をマークしているが、8割を超えたのは沼田市(80、60%)、藤岡市(81、18%)、富岡市(82、65%)、安中市(81、22%)、みどり市(81、20%)の5つだった。

 結論として言うと、やはり県内第2位の人口を誇る前橋市が、相対的に弱い。相手の共産党候補が、前回に続き得票率2割を獲得している前橋市を拠点としていることもあるが、早急なテコ入れが必要だ。

 さっそく、前橋担当の地元秘書と相談して、この地域の後援会組織の強化や、新たな浸透戦略を練ることにした。現段階で、次回(3期目)の選挙に出るかどうかは未定だが、仮にもう一度、知事をやると決めた場合、(様々な理由で)前橋地域では、今回以上の厳しい戦いを強いられるだろう!!直感的にそう感じている。

 誤解のないように言っておくが、自分が調べた限りだと、前橋市を舞台にした過去の市長選や国政選挙の候補者の中で、前橋市内の票が一度でも9万票を超えた政治家は、山本一太しかいない!!同市における74%の得票率も恐らく過去最高だろう!!

 すなわち、前橋市の選挙は「それだけ難しい」ということなのだ!!そう言えば、過去の歴史を見ても、(他市と違って)長年に渡って前橋市長を務めた方はいなかったように思う。群馬県でも、最も義理人情に厚い「あったかい人々」が住む地域の1つなのに???

 何にせよ、直近の知事選挙の結果(数値)を直視しつつ、地元秘書チームと「今後の政治活動をどう展開すべきか?」を真剣に話し合うつもりだ!!

 この4年間、自らに対して、常に「現状維持は後退だ!」と言い続けて来た。ましてや、政治は権力闘争そのものなのだ。漫然とやっていたら、生き残れるわけがない!!そうでしょう?!

 前橋市の得票率が(他市に比べて)相対的に低いことは事実だとしても、この地域では、前回の知事選でも、その前の参院選挙でも、7割以上の得票率を維持して来た。それだけ幅広い層からの支持を得ているということだ。

 正直に言うが、前橋の複数の有力な支持者の人たちから、次のように言われている。

 「一太さん、『保守と革新の一騎打ち』となる2月の前橋市長選挙は、どちらが勝つか分からないギリギリの勝負になる!今回は、あまり旗色を鮮明にしない方がいい!あなたを長年、応援してきた人たちの中でも、相手側の陣営につく人間もいる!!どちらかに偏ると、知事が損するだけだ!!」と。

 確かに「損得」だけから考えれば、上記のように立ち回るのも、1つの考え方だろう。が、(すでに公式表明したように)知事である山本一太は、現職の山本龍市長を本気で応援すると決めている!!

 なぜ、「山本市長に再選を果たしてもらわねばならない!」と考えているのか?!その理由は、次回からのシリーズ「来月の前橋市長選でなぜ現職の山本龍市長を応援するのか?!」で、詳しく解説することにする!!