2024年1月3日

 午前11時。少し前に帰宅。これから大事な作業がある。ブログも新シリーズの連載を始めなければならない。

 午前9時30分から、高崎市内のGメッセ群馬で開催された「上州将棋祭り2024」の開会式に出席。このイベントのために来県した将棋界のレジェンド、あの羽生善治九段(日本将棋連盟会長)とも、初めて名刺交換した。ちょっとだけ緊張した。

 何年か前に、知事として、この「上州将棋祭り」の委員会会長を引き受けた。このイベントが、毎年進化を遂げ、今や全国の将棋ファンが待ちわびるような空間に成長していることを、とても嬉しく感じている。

 このイベントの開催にご尽力を頂いているヤマダホールディングスや日本将棋連盟、協賛企業を含む関係者の皆さん、毎年、ご参加頂いている皆さんに、改めて、心から感謝申し上げたい。

 挨拶の冒頭、次のように述べた。

 「明けまして、おめでとうございます。2024年は、元旦から能登半島地震や航空機の衝突事故、県内での鳥インフルの発生など、波乱の幕開けとなりました。被災された方々に心からのお見舞いを申し上げると同時に、地震や事故で亡くなられた皆様に、哀悼の意を表したいと思います。」

 「群馬県としても、現地に医療や消防のチームを派遣したり、防災ヘリを飛ばしたりといった支援を行っています。寒さの中、被災地の皆さんは本当に大変だと思いますが、頑張って欲しいと感じています。」

 ちなみに、上州将棋祭りの特別協賛企業となっているヤマダホールディングスの山田昇会長の判断で、この大会は急遽、震災被災地に向けたチャリティー事業に切り替えられたと聞いた。

 時間が経つにつれて、犠牲者の数も増え続けている。自衛隊はもちろんのこと、全国から駆けつけた緊急消防隊が、現地の情報収集や救助活動にあたっていると報道されている。

 救助が必要な方々、全員が無事に生還出来ることを、心から願うばかりだ。

 


       <上州将棋祭り2024の開会式で挨拶>