2023年11月15日


 22時40分。ロサンゼルスから東京に向かう飛行機の中からのブログ。温かいミルクティーを飲みながら、パソコンのブログ更新画面に向かっている。

 成田空港到着までは、あと5時間くらいだろうか?今回も快適なフライト。機内食も美味しいし、スタッフもとても親切だ。申し訳ないが、欧米の航空会社とは違う。(ニッコリ)

 米国訪問最終日となる今日は、午前7時45分にホテルを出発。午前9時から、ロスにあるNetflixのスタジオを訪ねた。各部門に所属する5名の担当者が、迎えてくれた。

 お互いに短いプレゼンを行なった後、群馬県とNetflixとの連携の可能性について議論した。

 ちなみに、知事のプレゼンは約10分。もちろん英語だ。

 製造業の盛んな群馬県が、クリエイティブ産業を製造業に次ぐ新たな産業の柱として成長させたいと考えていること、そのために映像制作環境の整備やデジタルクリエイティブ人材育成、eスポーツの産業化に取り組んでいること、Netflixにも活動してもらえる環境を整備するので、ぜひこの取り組みに参加してもらいたいと考えていることを、熱を込めて訴えた!!

 この意見交換の中で、群馬県がクリエイティブの発信源になるために、又、群馬をクリエイティブ産業のハブにしていくために何が必要なのかが、改めて明確になった。課題山積だ。

 決して簡単な挑戦ではない!!が、自分が知事をやっている間に、何とか実現への道筋を付けたいと思う。スピード感を持って、やらなければならないことが山ほどある!!(ふう)

 僭越ながら、山本一太が知事でなければ、到底、前には進められないプロジェクトだと再認識した!!

 え? 県のトップである知事が、「英語のセールス能力」や「エンタメ系コンテンツの知識」を持っていることは大前提!加えて、野望を実現するための情熱と行動力も求められる!!

 生意気なことを言うようだけど、周りにそんな人は見当たらない!!自分より頭のいい人間は大勢いたとしても…だ。(笑)

 ブログ読者の皆さん、ポスト山本県政において、このプロジェクトを続行出来る人材がいたら、ぜひ教えてください!!

 Netflixでの滞在時間は約2時間!直後に、ロス市内にあるTUMO(=アルメニアで開発されたIT人材育成プログラム)の建設候補地に直行。これから改修工事が始まる現場のビルで、若いCEOと、このプロジェクトの支援者であるロスの市議会議長、州議会議員等が迎えてくれた。

 なるほど、西海岸でも、アルメニア系のネットワークは、かなりの存在感があるようだ。

 米国初のTUMO拠点は、ユニバーサルスタジオのすぐ近くにある。ロケーションとしては、最高の場所だ。高崎のGメッセに整備する予定の日本版TUMOにとって、参考になる点も多数、あった!!TUMOの可能性を、改めて確信した30分の視察だった。

 そこから車で、総領事の公邸に移動。ロスでは珍しい雨模様の天気だった。昼12時30分から、在ロサンゼルス総領事主催のランチミーティングに出席。群馬県チームからは、知事と副知事、メディア戦略アドバイザー、高崎市副市長の4人が参加した。

 曽根健孝 総領事から、ロスの現状や今後の展望について話を伺った。サンフランシスコで開催されているAPECには、ロスの日本領事館からも、応援のスタッフを派遣しているとのこと。

 曽根総領事、お忙しいところ、色々とご配慮を頂き、ありがとうございました!!国会議員時代にはあまりご縁がなかったが、優しくて、明るい方だった。

 え?首席総領事は、群馬県高崎市の出身なのか!群馬県訪問団のあるメンバーと高校の同級生だったことも判明。嬉しいサプライズだ!!

 1時間の忙しいランチを終えて、ロサンゼルス国際空港へ。領事館のサポートで、通関手続きもスムーズだった!!(感謝)

 連日の睡眠負債(?)で、頭がボーっとしている。日本に到着する前に、少し眠っておこう!!
 

<Netflixのスタジオを訪問>

 

 

<ロスTUMOの候補予定地を視察>

 

 

<ロス総領事とのランチミーティング>