2023年11月5日:パート2

 21時過ぎ。夕食のカレーを食べた後、ネットで欧米の最新ニュースをチェックしていたら、もうこんな時間になっている。蜂蜜入りの葛根湯を飲みながら、本日2本目のブログを書く。

 今回は「親切な忠告シリーズ」の最終回。海外出張に出かける前に、このシリーズを終わらせておきたい。

 そもそも、このシリーズ連載を始めたのは、次のような理由だった。

 「政治家 山本一太の活動、すなわち知事としての公務にも地元の政治活動にも実際は全く関わっていないのに、あたかも自分が知事の側近か知恵袋であるかのようなウソを吹聴し、本人に影響力があるかのように振る舞っている人間が県内に複数いる。

 そして、その言葉に惑わされ、知事の隠された秘密(?)や弱みを探そうと、間違った情報ソースにアプローチしようと試みる愚かな人々も存在する。

 以前から気が付いてはいたが、最近、改めてその現象を目の当たりにした。だからと言って、激怒しているわけでも、困っているわけでもない!

 が、物事を大袈裟に脚色している人たちも、それに騙されて(小さな利権のために)チョロチョロと動き回っている連中の行動も、ちょっぴり不愉快に感じていた。

 そんなこともあり、県内で特に高い視聴率を誇るこのブログ(知事のちっちゃな発信装置)に、事実を書き残しておくことにした。」

 誤解や勘違いのないように、改めて、次の3つのことを明確にしておく。

(1)今回のブログシリーズに登場した人たち以外に、(身内を含め)知事としての政治活動(政務でも公務でも)に直接、関わっている人間はいない!!

 逆に言うと、知事である自分の決定や決断に影響力を持っているのは、このシリーズで言及した人たちだけだ!!

 もちろん、県議会や市町村、業界団体等の意見や立場、県内に70ある地域後援会の支持者を含む県民の皆さんの声は、知事の様々な判断に影響を与える。が、県庁の政策立案プロセスに、外部の人間は一切、関わっていない!!

(2)選挙対策を含む地元の政治活動は、3人の秘書たちが、後援会の人たちと相談しながら進めている。特に選挙戦略については、毎回、本人が考える。選挙のプロを自認する山本一太に「影の選挙参謀」など存在しない!!

(3)何度も言っているように、山本一太は欠点だらけの人間だ。これまでの人生で、何度も恥ずかしい失敗をやらかし、多くの挫折を経験した。残念ながら、今更、カッコつけようがない!(苦笑)

 が、それでも、精一杯、真っ直ぐに生きて来た。どんなことも、ちゃんと説明出来る。え?愚かな失敗を、わざわざこちらから口にするようなことはしない(笑)が、政治家として「周りにバレたら都合の悪い秘密」などない!!

 だいいち、本人が隠したいと思っている「恥ずかしい過ち」や「真の実力」は、大抵、周りに知られているものなのだ。(苦笑x2)「知られていない」と思い込んでいるのは、本人だけだったりする!!

 群馬県という「小宇宙」であっても、県の施策や予算と自らのビジネスが直結している立場の人たちはいる。地方政治の利権にどっぷり浸かった勢力もある。

 それが味方であろうが、敵であろうが、県政に何らかの関わりを持つ人たちが、知事である自分の考え方や行動に興味や関心を抱くのは、ある意味、自然な流れだ。

 ましてや、新しい知事の登場によって「既得権益を奪われた」と感じている人々が、「知事の弱点を握ろう」と躍起になるのも、よく分かる。

 こちらだって、県にとって重要だと思う人たちには、常に興味がある。好意があろうと、警戒心を持っていようと、そうした人々に関する情報収集や研究は怠っていない。

 

 幸運なことに、好きな人や、もっと親しくなりたいと感じる人の方が、圧倒的に多い!(笑)お互いに「相手をもっと知りたい」と思うのは当然だし、悪いことであるハズがない!!

 ただし、「知事の秘密や弱みを握ろう」などと考えて、コソコソと知事の側近でもなければ、影響力もない人間に近づくみたいなことはお勧めしない。それこそ、時間の無駄だからだ。(ため息)

 この際、2つのことだけ、憶えておいてください!!

 1つ目は、実は誰もが知っている「知事の隠された情報(?)」なるものを掴んだつもりが、逆に自分たちの「外に漏れたらマズい弱点」を相手側に掴まれている可能性が高いという事実だ。政治家 山本一太の情報収集能力を侮らない方がいい。

 2つ目は、「何とかこちらの事情を探ろう」みたいな姑息な動きは、とっくに察知されていること。加えて、そうした行動を、こちらが「不愉快だ」と感じていることだ。

 まあ、こんな「6歳児みたいな知事」に不信感を持たれたところで、何の影響もないかもしれないけど…!!(笑)


追伸:ある人物が、ある場所で、「知事には友達がいないのではないか?」と言ったそうだ。

 その話を聞いて、「何とも失礼な言い方だな!(笑)」と感じたが、もしかすると、「政治家の友人」という意味だったのかもしれない。

 そうだとすれば、あながち間違っていないという気もする。「政治家同士の真の友情」なんて、30年近い政治家としてのキャリアの中で、ほとんどお目にかかったことがないからだ!!

 この点で言うと、山本一太は、幸運な方だと感じる。少なくとも、河野太郎氏と武見敬三氏とは、政治家を辞めた後でも「ずっと友人でいたい」と本気で思っている。

 そもそも「友達(親友?)の定義」って何だろうか?!それが、「悩みを打ち明けられる親しい人間」とか、「いつも会いたいと思っている人」という意味なら、幸運なことに、自分には「友達がいる!」という結論になる!!(ニッコリ)

 それでも(よく考えてみると)、自分は、親しい友人に対しても、軽々に「弱音」なんて吐かない!!信頼している人間であっても、簡単に本心を打ち明けたりしない!!見た目よりずっと慎重で、用心深い性格なのだ。

 もし、何も考えずに「苦しい胸のうち」を吐露出来る人間がいるとすれば、それは、地元に住む「姉」だけだ。

 

 この人は、気持ちが強いし、愛情も深い。弟である自分のことを、本当に大切に思ってくれている。自分が話したことを「生涯、誰にも明かさない!」と確信出来る人なのだ!!

 

 ふうむ。いろいろ考えてみると、やっぱり、自分は結構、恵まれた人間なんだな。(笑)