2023年10月30日

 21時30分。高崎の自宅にいる。

 昨日までのベトナム訪問の疲れが少し残っている今日は、昼12時に出発。甘楽町で大事な弔問を1つ済ませた後、県庁に出勤した。

 14時。令和5年度の「群馬県功労者表彰式」に出席。県にとっては、最も重要な行事の1つだ。28名の受賞者に表彰状を手渡した後、式辞を読んだ。最後は全員と記念撮影!

 受賞者の皆さん、各分野でのご貢献に、重ねて感謝を申し上げます!引き続き、群馬の発展のために、知恵と力をお貸しください!!

 15時。新極真会高崎支部の某道場に通う子供たちが来庁。先日、行われた全国大会で活躍した小•中学校の選手たちを激励した。

 最後は、「型の部」で優勝した中学生に、その場で演武も披露してもらった。素晴らしい切れ味に感銘!!

 16時。高崎市の製造業若手経営者による山本一太後援会「北斗の会」の役員6名が久々に来訪!製造業の現状や今後の課題について話を聞いた。

 それぞれ知恵を絞りつつ、新しいことに挑戦している。「こうやって頑張っている次世代の人たちを、もっと応援しないといけない!」改めて、そう思った。

 その後は、関係部局からのレクと協議。産業経済部や県土整備部、知事戦略部と議論を交わした。

 17時45分に退庁。18時から前橋市内で行われた「中曽根康隆 政経セミナーin群馬」に出席。来賓として、最初にマイクを握った。

 色々と話したいことはあったが、(主催者側の要請どおり)2分で収めた。次世代を担うホープの1人である康隆氏には、これから20年も30年も、活躍を続けて欲しいと思う!!

 それはそうと、挨拶の途中で(珍しく)何度か噛んでしまった。やっぱり、出張の疲労が残っているのか…なあ。(苦笑)

 この激励スピーチの中で、本当は何を伝えたかったのか?!そのことは、どこかで、しっかり書いておくことにしよう!!

 直後に会場を出て、高崎市内のジムに向かった。19時から、約1時間の軽い筋トレ。そう、「継続は力なり」だ!!

追伸:まだ余力が残っている。書ける時に、シリーズ連載の続編(その12)を進めておこう。

 先週、ベトナム出張に出かける前のこと。地元秘書から、次のような携帯メールが届いた。

 「一太さん、昨日、某企業に足を運んだ際、00社長がご立腹のご様子でした。『先般、知事とある場所ですれ違った時に、声をかけてくれなかった。知事はオレのことが嫌いなのかなあ?』『お父さんの時から応援しているのに、ちっとも顔を見せてくれない!』とおっしゃっていました。どう対応したらいいでしょうか?」

 すぐにこの秘書の携帯を鳴らして、こう伝えた。

 「いろいろ思い起こしてみたけど、最近、この人とどこかですれ違った記憶がない。いつも急いでいるので、気がつかなったんだと思う。事実だとしたら申し訳なかった。早速、電話してお詫びしておくから!!」

 秘書はホッとした様子で、「そうですね!大事な方なので、そうしてもらえると助かります!!」と答えた。

 さっそく、移動中の知事車から、ご本人に電話をかけた。先ずは、素直に「配慮が足りなかったこと」をお詫びした。その後で、次のような短い会話を交わした。

 某経営者:「いや、知事もご存知のとおり、オレは先代のお父さんの時からの支持者だからね。古い人間なので、色々、面倒なことばかり言って、申し訳ない!」

 知事:「とんでもありません。こうやって気がついたことを言ってもらえるのは、逆に有り難いと思っています。本当に申し訳ありませんでした!」

 こうも付け加えた。

 「毎日、知事の公務が忙しくて(国会議員時代のように)地元を回る時間が、なかなか取れないのが実情です。が、どこかで時間を作って、会社に伺うつもりです。久々にお顔も見たいので!!」

 地元の秘書たちは、こうやって、常に「ギザギザの情報」を、知事である自分に届けてくれる。耳の痛い話でも、ちゃんと「ちびボス」に伝えてくれる。ここが大事なのだ。いい秘書に恵まれて、本当に幸せだと思う。(感謝)

 知事の前で「率直な意見を述べてもらえる」という点では、県庁職員も同じだ。例えば、2人の副知事は、(知事と意見が違う場合でも)遠慮なく思ったことを言う。

 「知事、私の感覚だと、それはちょっと違うかなと思います!」とか、「僕の見方は知事と少し違うんですが…」とか。

 2人のアドバイザーからも、常に本音の見解が聞ける。こちらは、もっと直裁的だ。「それをやると、逆にマイナスに働く気がします!」とか、「知事、それはやめた方がいいと思います!」とか。

 もし、周りの人間が知事に思ったことを言えなくなったら、すなわち、知事が裸の王様になってしまったら、それこそ、山本県政の「終わりの始まり」だ!!

 だからこそ、県庁内に出来るだけ「フラットな文化」を醸成したいと思っている。県庁以外の県組織も同じだ。それが、組織の風通しの良さに繋がる!!

 時代は大きく変わった。どんな組織だろうと、それを率いるリーダーは、(意識して)周りが「気軽に話しかけられる」「話を聞いてもらえる」と感じられるような雰囲気を作らねばならない!

 ましてや、県という「小宇宙」でチヤホヤされる「知事」だもの!油断したら、あっという間に「井の中の蛙」になってしまう。(苦笑)

 ただし、同時に、決して、舐められたり、軽く見られてもいけない!

 何度かそんな現場を目撃して来たが、行政のトップが知らないところでNo.2が悪事を働くようなことがあれば、それはリーダーが侮られている証拠だ!!そんなことを、絶対に許してはならない!!(怒)

 上述した包容力と迫力のバランスが、実は意外と難しい!(笑)え?親しい友人たちからは、「お前の場合、結果として、意外と絶妙なんじゃないか?」とも言われる。そうかなあ???

 何度も言うが、今の群馬県において、幹部職員が私利私欲に走ったり、知事を蔑ろにして物事を勝手に進めたりすることは到底、考えられない!!

 しかしながら、万一(その可能性はないと思うが)、山本県政下でそんな事態が発生したとしたら、知事である自分が、どれだけ「断固たる対応」を取ることになるか?!これまでの行動を見てきた人なら、容易に想像出来るはずだ。

 親しい友人たちから「6歳児」と呼ばれているのは事実だ。(笑)が、それでも、政治家としての「捨て身の覚悟」や、「いざという時の行動力(戦闘力)」は、周りから十分に察知されていると確信している!!

 群馬県人(上州人)は、義理と人情を重んじる民族だ。政治家山本一太は、大切な友人を裏切ったりしない!苦しい時にお世話になった人がどんな窮地に陥ろうと、見捨てて逃げ出したりもしない!!

 ましてや、自分のために頑張ってくれた人たちの梯子を(途中で)外すようなことをするわけがない!!

 自分で言うのも何だけど、本当の友だちになったら、かなり頼れる存在だと思う。そもそも不器用なので、よほどのことがあったとしても、「そんなに簡単に気持ちを変えられない」のだ!!(苦笑)

 

 が、逆に敵に回したら、スゴく手強いし、とても面倒な存在になる!!人一倍の執念と情念があるからだ。

 だいいち、本気で戦闘モードに入ったら、損得なんて考えない!!これまで何度もそんな場面があった。卑怯なやり方で邪魔されたら、何年かかっても「必ず借りを返す」タイプだ!!

 普通の人なら、ましてや自分の行動や考え方を常に目撃している人たちなら、そんな「面倒な事態」は避けようとするはずだ!!そうでしょう?!(笑)友だちにした方が、絶対に得だもの!!(笑x2)
 

 

<群馬県功労者表彰式に出席>

 

 

<中学生の素晴らしい演武>

 

<北斗の会の主要メンバーと>