2023年10月17日

 21時過ぎ。新幹線で高崎に向かっている。

 本日は、午前8時半過ぎの列車で上京。群馬県東京事務所で某大手新聞社の取材を受けた後、文科省を訪問した。

 午前11時。森田文化庁次長と面会。「温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録」推進への支援をお願いすると同時に、今後の戦略についても意見を交わした。

 午前11時30分。大臣室の入り口で、盛山正仁 文部科学大臣が笑顔で迎えてくれた。盛山大臣には、「温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録推進議員連盟」の幹事もお願いしている。

 大臣の前で、登録運動の現状と戦略、今後の展望を説明しつつ、改めて文化庁の協力を要請した。

 併せて、群馬県が日本で唯一、参加しているOECDの社会的情動スキル調査(いわゆる非認知能力調査)に関しても、現状を報告した。

 細かい会話の中身は書かない。が、森山大臣からは、文科省の協力に関して、力強い言葉を頂戴した。(感謝)

 いったん東京事務所に戻って昼食。13時過ぎに再び知事車に乗り込み、千葉県に向かった。幕張メッセで開催されたアジア最大級の展示会「CEATEC2023」のイベントに参加するためだ。

 14時30分からの打ち合わせの後、15時からパネルディスカッションに参加。群馬県の交通イノベーション「GunMaaS」を中心に、デジタル先進県を目指す群馬の取り組み事例に関するプレゼンテーションを行った。

 ディスカッションが終わったのは、16時45分。そこから都内の駐日ベトナム大使館に移動。18時からヒエウ駐日ベトナム大使主催の夕食会に出席した。

  日本側の参加者は5名。宇留賀副知事と深井 群馬銀行頭取に加え、「誘いたい友人がいればご一緒にどうぞ!」という大使の言葉に甘えて声をかけた2人の親しい友人にも、加わってもらった。

 ベトナム側は、ヒエウ大使と公使を含む4人の日本語チーム。今のベトナム大使館には、「日本語使い」が10人以上いると聞いた。対日関係をいかに重要視しているかが、よく分かる。

 来週、4泊5日でベトナムを訪問する。知事として3回目の訪越となる。今回のミッションには、群馬銀行と県内企業約30社が同行する予定だ。

 現地日程の中身や、群馬とベトナムの今後の連携強化についてはもちろん、ベトナム料理や音楽、両国の文化を含む幅広い話題で盛り上がった。

 実は今度のベトナム出張では、(ベトナム政府からの要請を踏まえ)現地滞在日程を予定より1日、延ばすことになった。ハノイで開催される新しいイノベーションセンターの開所式に出席するためだ。

 首相や関係閣僚、主要企業のトップも参加する大規模な行事だと聞いた。今回、このイベントに日本側VIPの1人として招かれたこと自体、大きな意味がある!!

 今回のベトナム訪問では、前回と前々回以上の「実施的な成果」が期待出来そうだ。気合を入れて臨む!!
 

 

<盛山文科大臣に温泉文化等への協力を要請>

 

<森田文化庁次長とも面会>

 

<「CEATEC2023」関連のパネルディスカッション>

 

 

<駐日ベトナム大使館主催の夕食会に出席>