2023年9月6日

 21時30分。高崎の自宅にいる。

 ふと気がつくと、1時間も時間を無駄にしている。熱い紅茶を飲んで、現実世界に舞い戻った(ふう)

 考えても仕方がないことを、考えていた。その後は、最新のコンテンツをフォローしながら、軽い「現実逃避」に浸っていた。(ガクッ)

 こんなに忙しいのに、オレって、本当にバカだな!!(反省)

 

 気合いを入れ直して、最新のブログに急いで取り掛かった。

 

 理想と現実は違う。正論を言っても、論理では明らかに勝っていても、物事は解決しない。何かを前に進めるためには、「不条理なこととの折り合いを付ける」必要がある。というか、人生って、そんなことの連続だ。そうですよね?!

 これでも28年間も、政治家をやっている。こんなことは、嫌というほど知っているはずだ。

 が、それでも、(期待が大きいだけに)「悲しい現実」を突きつけられると、激しく落胆する!!「ああ、分かってはいたけど、やっぱり、こんな程度の感覚なんだな!!」と。(ため息)

 以前のブログでも言及したが、あのオバマ前米国大統領が、こんな趣旨のことを言っていたのを、改めて思い出した。

 「政治とは妥協の産物だ。100%、こちらが正しいと確信している時でも、妥協を求められる!!」と。

 過去のブログでも書いた。表面的に見ると、山本県政の強み(特徴)は、即断即決のスピードや、斬新な構想力みたいな印象が強いらしい。

 が、実は山本一太は、(イメージと違って?)「トップダウンで強引に周りを引っ張る」みたいな独裁者タイプのリーダーではない!逆に、山本政治の真髄は、周りの人たちに「粘り強く説明する」こと、すなわち、関係する人々を「諦めずに説得する」姿勢と忍耐力だと考えている。

 もちろん、今後も、このスタイルは貫いていく。引き続き、市町村との連携や県議会との信頼関係の強化にも力を注いでいく。様々な声にも、耳を傾ける。が、「攻めの4年間」に向かっては、「対決を恐れない」迫力も不可欠だ。

 自分で言うのも何だけど、覚悟を決めた時の「攻撃力」や「突破力」には定評がある!!そうやって、真正面から何度も「政治的窮地」を乗り越えて来た。

 

 周りとの協調や妥協を重んじるあまり、「バランス感覚のある」つまらない政治家にならないよう、時には自分自身を奮い立たせようと決めた。そろそろ、「戦う政治家」のDNAを呼び覚ますタイミングだ。

 なんやかんや言っても、結局、政治の本質は「権力闘争」以外の何物でもない。そう、政治家は、舐められたら、お終いなのだ。昨日も、首席秘書官に「あることを進める」よう強く指示した。「透明な県政」を貫く覚悟を、ぜひ県民の皆さんに、示しておきたい!!

 今後も、油断なく情報収集能力と発信力を磨いていく。先日も、面白い情報が届いた。各分野のキーパーソンの動向にも、常に注目している。なるほど、東京では、こんなところに出入りしているんだな。(苦笑)皆、知らないだろうな。

 

 普通なら、なかなか想像出来ない話もある。細かいことは言わないが、その気になれば、いつでも表に出すことが出来る!!いつも言っているように、自分にはいざという時の覚悟と、それをやるための手段がある!!

 さて、本日は午前9時に出発。午前10時から、「県建設工事•委託業務表彰式」に出席した。表彰状を手渡した後で、知事の式辞を述べた。

 午前11時30分。「新規採用職員 県政課題調査発表」に顔を出した。1つプレゼンを聞いた後、知事としての感想をコメント。続けて、新規採用職員に激励の言葉を送った。つい力が入って、「街頭演説」みたいになってしまった。(苦笑)

 昼12時過ぎ。地元事務所の3人の秘書が来訪。ランチの弁当を食べながら、知事選の反省会をやった。伝えておきたいこともあった。

 13時過ぎに県庁を出て、高崎に向かった。14時。高崎芸術劇場で開催された「第58回全国神社総代会大会」に出席。来賓として駆けつけていた山谷えり子参院議員、有村治子参院議員と、久々に再会出来たのは、嬉しかった。(ニッコリ)

 そのまま自宅に直行。到着直後から、関係部局とのオンライン協議に臨んだ。9月補正予算や今週末の日米中西部会議等について議論した。

 夜は桐生市に行く予定だったが急遽、キャンセル。担当部局との協議や日米中西部会議の準備に専念した。

 さあ、大事な文書のチェックを終わらせておかないと。次回のブログに続く。

 

<県建設工事•委託業務表彰式は県の重要な行事>

 

<高崎で開催された全国神社総代会大会で挨拶>