2023年9月3日

 20時。高崎の自宅からのブログ。

 久々に公務のない日曜日だった。13時に市内のジムへ。20代のトレーナーの指導を受けながら、上半身の筋トレをやった。

 過去のブログにも書いた記憶があるが、63歳の時に始めた自己流の筋トレで、両肩を痛めた。特に、痛みの強かった右肩は「鍵盤断裂」と診断された。

 医療機関のドクターとも相談しながら、手術をすべきかどうか迷ったが、結局、専門医に教えてもらったリハビリ運動を、根気強く続けた。その結果、約1年間でほぼ回復!そこで半年前から、今度はトレーナーの指導による「ちゃんとした筋トレ」を再開した。

 え?目的は筋肉ムキムキのマッチョな身体を作ることではない!そんなの、今から無理だ。(笑)狙いは、筋肉を鍛えることで体力を強化し、少しでも老化現象を遅くすること。その点では、かなりの成果が上がっていると思う。(ニッコリ)

 朝から晩まで、なかなかフォロー出来ていなかったコンテンツも、まとめてチェックした。夕方には、大事な私用で外出した。近いうちに、人生の(?)「大きな決断」を下さねばならない!!詳しいことは書かないが、自分にとっては一大決心なのだ。(ふう)

 さて、群馬県は、人とペットがパートナーとして共生する「ペットとの共生社会」を目指している。特に、フィンランドの取り組みを参考に、犬の優れた嗅覚に着目。医学分野でペットの能力を活用するという、全国でも初めての事業に取り組んでいる。

 先週金曜日(9月1日)の知事会見には、探知犬研究の第一線で活躍する2人のフィンランド人女性に同席をお願いした。ヘルシンキ大学のアンナ・ヒーレム・ビョークマン客員教授と、探知犬研究団体「Wise Nose(ワイズノーズ)」のヘリ・ニウロ会長だ。

 ビョークマン教授は、ヘルシンキ大学の獣医学部に所属し、専門は、犬の整形外科及び栄養学。コロナ探知犬やがん探知犬など、犬の嗅覚による診断手法を研究している。文字どおり、世界における探知犬研究の第一人者だ。

 ニウロ会長は、2014年にNPO法人「Wise Nose」を創設した。長年にわたり、犬によるコロナやがん、そしてカビなどの探知に関する研究を続けている。探知犬の育成に関する知見は、世界でもトップレベルと言っていい。

 それぞれ冒頭のご挨拶を頂いた後、記者の人たちからの質問にも答えてもらった。

 探知犬というと、日本では、空港などで入国者の手荷物から薬物などの危険物を嗅ぎ分ける場面が思い浮かぶ。

 一方、フィンランドでは、嗅覚など犬の優れた能力を活かし、医学分野でも活躍の舞台を与えている。特に、コロナの同国では、PCRなどの検査体制が十分でない時期に、スピーディかつ正確に探知を行った実績がある。コロナ探知犬の嗅覚を使った検査は、空港の水際対策で一定の成果を上げているのだ。

 昨年9月、群馬県知事としてフィンランドを訪問した際、探知犬研究の最先端を行くヘルシンキ大学において、探知犬の訓練施設を視察した。この場で説明してくれたのが、ビョークマン教授とニウロ会長だった。

 探知犬の育成という全国初の挑戦を始めるにあたって、世界トップレベルの2人の専門家から継続的な支援をもらえることは、何より心強い!!

 前々回のブログでも触れたが、先月、探知犬として育成する2匹の子犬の名前を募集した。261名もの方々から応募があった。名前を考えて頂いた皆さん、ご協力、ありがとうございました!!

 検討の結果、毛色が白いメスの名前は「にこ」、毛色が黒いオスの名前は「はる」に決定した。この名前を発案してくれた人たちによると、「にこ」は、元気いっぱいな様子や明るくニコニコしている表情が、名前の由来だそうだ。

 対して「はる」は、こころに不安がある人達が清々しい晴れた日のような気持ちになれるようにという思いから名付けたとのこと。

 この2匹の探知犬の性格や特徴をよく表した、スゴくピッタリの名前だと思う!!