2023年8月30日

 23時30分。少し前に到着した済州島のホテルの部屋で、パソコンを起動させた。ソウルの金浦空港から済州島行きの最終便(21時20分出発)に乗り、初訪問となるこの済州道にやって来た。

 済州国際空港に到着したのは22時30分。わざわざ武田克利 総領事が迎えてくれた。(感謝)会って早々に、群馬県出身であることが判明!

 武田総領事の年齢は、自分より6歳若い59歳。前橋高校出身で、地元は勢多郡の新里地区(今の桐生市)だそうだ。群馬県出身の外交官が、こうして活躍しているのを見るのは嬉しい!

 さて、韓国出張2日目となる今日は、午前8時30分にソウルのホテルを出発。午前10時からソウル近郊のパジュ市にある「CJENMスタジオセンター」を視察した。2人の自民党県議(井下幹事長と金井総務会長)も一緒だった。

 映画やドラマを含むエンターテーメント産業分野で、はるか日本の先を行く韓国!ここは、その韓国でも最大のスタジオだ。施設の規模や最先端のシステムに圧倒された。

 「Gメッセ群馬」をクリエイティブ産業の拠点に進化させようと考えている群馬県にとって、学ぶべき点が山ほどあった。

 知事、宇留賀副知事、秘書課長の3人はスタジオ視察を途中で抜け、ソウル市内の某ホテルに向かった。ベンチャー起業家である旧知の友人と元在韓米国商工会議所の会長(米国人経営者)との会食に出席するためだ。情報満載のランチミーティングだった。

 14時。ソウルフィルムコミッションのセンターを訪問。ソウル市の映像委員会委員長を含む担当者の人たちと面会した。

 イ•ジャンホ委員長は元映画監督。韓国では知らない人がいないほど有名な映画人。70年代から80年代の韓国映画を牽引した、韓国映画界の宝のような存在だ。

 最初から、独特のボヘミアン感(カリスマ)を漂わせていた。コンテンツ研究家を自認する知事としては、もっと話したかったなあ。

 意見交換会では、ソウル市の映画•ドラマ振興戦略について話を聞くと同時に、施設を視察させてもらった。気がつくと16時。

 そこから宇留賀副知事、秘書課長と再びソウル市内のホテルへ。17時過ぎから、韓国の某バイオ系ベンチャー企業の会長と会った。この懇談も、なかなか面白かった。

 

 18時過ぎ。上記のホテルを出て、空港近くの気さくな韓国レストランに直行。今回の群馬県訪韓チーム全員で夕食を共にした。

 約1時間で食事を済ませ、金浦空港へ。済州島行きのフライトをキャッチした。

 それにしても、(昨日と同様の)「ギチギチのスケジュール」だった。(ふう)日程の合間に少し休憩出来るはずだったが、ソウル市内の渋滞は東京より酷い。移動時間が予想以上にかかった。結局、こうなる運命なのだ。(苦笑)

 が、(いつものとおり)海外出張中のあらゆる会合や視察は、まさしく真剣勝負!毎日、「全てを群馬県を発展させるための糧にする」という覚悟で臨んでいる!!

 さあ、熱いシャワーを浴びてから、ベッドに倒れ込む。あ、その前に大事な連絡をしておかないと!!

追伸:あいたた、胃が痛い。韓国料理、スゴく好きなんだけど、辛すぎるんだよなあ!!(苦笑)

 


<CJENMスタジオにある世界最高の解像度を持つLED>

 

 

 

<フィルムコミッションセンターを視察>

 

<韓国映画会の至宝、イ•ジャンホ元監督>