2023年8月17日

 22時15分。高崎市内のジムから、歩いて帰宅した。今晩は下半身中心の筋トレ。バーベルを持ってスクワットをやると、かなり足が疲れる。(ふう)寝る前に、しっかり両足のストレッチをやっておこう!!

 さて、本日は、午前10時に自宅を出発。重要なミーティングが急遽、中止になったため、日程のスタートが遅くなった。

 午前11時過ぎから、担当部局との協議。9月補正予算の中身や、新設を目指す「こどもまんなか推進監」について議論した。

 昼食は、テイクアウトの親子丼とサラダ。食べ終わった直後に5分間、知事室の中を歩き回った。血糖値の上昇を抑えるための習慣だ。

 14時から知事の定例会見。終了後は、複数の部局からのレクと協議。気がつくと夕方になっていた。

 16時30分。県庁を出て、伊香保町に向かった。17時30分から「自民党県連国会議員•県議会議員懇親会」に出席。来賓挨拶では、改めて先月の知事選への支援の謝辞を述べた。会場に1時間以上、滞在。大勢の県議と話をすることが出来た。

 高崎に戻ったのは19時。30分で夕食を済ませ、20時に再び外出。30分かけて、市内のジムまで歩いた。

 さて、前回のブログを読んだ友人から、次のような質問のメールが届いた。

 「一太さん、政治家にとって、健康不安説は、政治生命にも直結する。何か持病を持っていたり、病気が判明したりしても、出来るだけ隠そうとするのが普通だ。」

 「なのになぜ、毎回、健康診断を結果を、こんなく詳しくブログで報告する必要があるのか?」

 過去のブログでも書いた憶えがあるが、66歳で亡くなった父、山本富雄の政治生活は、晩年、病魔との闘いだった。普通の人間なら、とても耐えられないような苦しい治療を繰り返しながら、決死の覚悟で政治活動を続けていた。

 自分には、とても真似が出来ない。まさに「不屈の精神力」を持った強いひとだった。

 当然、本人の周辺(秘書や家族)は、病気のことを必死で隠そうとした。特に、亡母の涙ぐましい努力を見ながら、胸が痛んだ。

 にもかかわらず、けっして知られてはいけなかったはずの病状や細かい治療に関する情報は、逐一、外部に漏れていた。

 詳しいことは書かないが、1人でも「心の弱い人間」がいたら、情報管理は難しい。この時の教訓は、自らが政治家になった後も、しっかりと胸に刻んでいる。

 そう、周りに知られたくないと思っている都合の悪いことは、大抵、筒抜けになっている。皆、本人の前で口にしないだけなのだ。

 だからこそ、知事に就任して以来、例えプライベートなことであっても、公務に影響することは、可能な限りオープンにすると決めている。

 今も、時々、大好きだった両親の壮絶な戦いの様子が脳裏を過ぎる。その度に、こう思わずにはいられない。

 「群馬県の未来に影響を与える知事の健康状態も、出来るだけ情報公開していこう。あの時の母や周りの人たちの苦しい思いを、自分の周りの人たちには、経験して欲しくない!」と。

 昨日の「人間ドック」の詳しい検査結果が届いたら、改めて健康状態に関するブログを書くつもりだ。