2023年8月5日

 ここ数年間で、お世話になった方々が、続けて亡くなった。改めて、こんなふうに感じている。

 「人生は、計算どおりに運ばないものだ!」と。

 きっと世の中の多くの人たちは、「まだ心の準備が整っていない」うちに突然、大きな病気が発覚したり、医師から「余命宣告」を受けたりして、自分の人生が「終わりに近づいている」のを知る。そうに違いない。

 そして、「その瞬間」は、明日、訪れるかもしれない。

 昨年の1月で、65歳になった。その日のブログにも綴ったが、晴れて「前期高齢者」の仲間入りをした。(笑)もちろん、自分自身にも、老化現象の自覚はある。例えば、少し聴力が落ちたり、視力が下がったりしている。トイレも近くなった。

 体質が変わったのか、この年になって初めて「蕁麻疹」にも悩まされている。こんなに長く、「毎日、薬を飲む」なんて、今までなら考えられない。もしかすると、「そろそろ、生まれ故郷の草津温泉に戻りなさい!」という天の声かもしれない。

 そう、「天下の名湯」は、皮膚の病気(?)にとてもよく効くことで知られているのだ。

 が、それでもまだ眼鏡は必要ないし、高音が聴きにくくなっても、日常生活には何の支障もない。カラオケでは、BONJOVIもオリジナルキーで歌える。つまり、60歳を超えても、声量は落ちていない。いや、歌唱力は、20代の頃よりランクアップしている気がする。(笑)

 幸か不幸か、今も「週刊少年ジャンプ」を読み続ける「6歳児の感性」からも、卒業出来ていない!(苦笑)

 さすがに白髪は増えて来たが、髪を染めたことはまだ一度もない。加えて言うと、体脂肪は常に20%以下を維持。17日間の厳しい選挙に耐えられる体力も健在だ。

 毎週2回、ジムでお世話になっている20代のトレーナーからも、「一太さん、65歳にしては、身体のバランス感覚は抜群ですよ。体幹も強い。いや、お世辞じゃありません!」と煽られている。(笑)

 が、そんな自分だって、いつ「大きな病気に見舞われるか?」は、全く分からない。そう考えると、ここからの1日1日が、本当に貴重な時間に思えてくる。

 恐らく次の4年間も、あっという間に過ぎてしまうだろう。気がつくと、「え?オレも遂に70歳なのか!」みたいに。当然、周りの人たちも、どんどん年を取っていくだろう。

 

 なぜなのかなあ?!随分、前から、「周りの人たちの時間(老化のスピード)が、自分より早く動いている」という不思議な感覚がある。(???)

 だからこそ、毎晩、寝る前に自分自身に、こう言い聞かせている。

 「明日、突然、終わりを迎えることになっても『いい人生だった』と言えるようにしよう!後悔を残さないように、毎日、全力で自分らしく生きていこう!」と。
 
 さて、昨日(4日)の知事会見で、再び「探知犬」に言及した。

 群馬県では、ペットとの共生推進に向けた取組として、犬の優れた嗅覚を活かした探知犬の育成を目指している。過去の記者会見でも言及しているが、医学分野における探知犬の研究を全国から公募し、現在、選定作業を行なっている最中だ。

 上記の会見では、探知犬として育成する2頭の子犬を紹介。「この2頭の名前を募集する」ことを発表した。

 今回探知犬として育成する2頭の犬は、いずれもラブラドール・レトリバーだ。毛色が白い方はメスで5月16日生まれ。毛色が黒い方はオスで5月5日生まれだ。ブログに添付した動画をぜひ、見てみてください!!スゴく可愛いから!!(ニッコリ)

 この2頭は、高崎市にある犬の訓練所「ドッグトレーニングAye’s(アイズ)」で、7月15日から修業(?)を始めた。現在も、元気に過ごしていると聞いている。

 2頭の様子だが、メスの犬はとにかくやんちゃな性格とのこと。オスの犬も元気一杯だが、メスより落ち着いた性格だそうだ。

 県民の皆さん、ぜひ、探知犬という2頭の役割に相応しい、かつ親しみやすく覚えやすい名前を考えてください!!

 名前の応募期間は昨日(8月4日)から8月14日(月)まで。応募方法は、群馬県電子申請システムと郵送にて受け付ける。詳しくは、スライド記載のQRコードから、群馬県公式ホームページをご覧ください。

 自治体が「探知犬の育成」を手掛けるのは全国初のこと。これも独自の「群馬モデル」と言える。

 探知犬の研究成果や新たな知見を活用し、群馬県に「犬がその能力を最大限に発揮し社会に貢献する」という環境を整えたい。より広義の「ペットとの共生社会実現」に向けたこの斬新な取り組みを、しっかりと前に進めていくつもりだ。

 

 


<探知犬を目指す2頭の子犬の動画>

https://youtube.com/shorts/-v76Ym3uAzA?feature=share