2023年7月31日

 16時過ぎ。少し前に関係部局とのオンラインの協議が終わった。(ふう)

 本日はテレワークの月曜日。13時から3時間のオンライン協議に突入!1時間に一度、意識して5分間の休憩を入れた。

 6つの議題に関して、知事戦略部、健康福祉部、産業経済部と続けて議論した。どれも重要な問題だ。

 知事である自分が言うのも何だけど、とにかく議論の中身が濃いし、レベルも高い。県の1つの事業や予算を決めるために、知事と2人の副知事が、これだけ真剣に関係部局との協議を重ねている。

 そう言えば、先日、ある部長が、思い出したように、こう話していた。

 「もうすっかり慣れてしまったので忘れがちだが、前知事の時代に、こんなことは一度もなかった!知事協議のコンセプトが根本的に変わっている!」と。

 毎日の知事協議の様子を、少しでも県民の皆さんに見てもらえれば、「県職員がどれほど真面目に県の諸問題に取り組み、本気で議論を続けているか」を分かってもらえるのに!時々、そう思わずにはいられない。

 政策を実現するためには、内外との調整が必要だ。残念ながら、まだ結論も出ていない段階の議論を公開することは難しい。それでも、何らかの方法で、山本県政の政策決定プロセスの熱気や本気度を伝えられないものだろうか?!少し知恵を絞ってみることにしよう。

 さて、過去のブログで、国内メディアの世論調査の問題点を何度も指摘した。マスコミによって、多少なら数字が違っても許容範囲だと思う。

 しかしながら、仮に2つの主要メディアが公表した内閣支持率が15%も違っていたら、それは最早、世論調査としての意味がない!(苦笑)「一体、どっちが本当なのか?」国民を惑わすだけだ。

 そりゃあ、そうだろう。内閣支持率35%と50%では、全く景色が違う。こんな現象、欧米でも聞いたことがない。米国人の友人も驚いていた。

 ひとことで言うと、毎日新聞の数値は低すぎるし、読売新聞の数字は高過ぎる!常に自分の体感に最も近いのは、NHKの世論調査だ。国会議員の時代から、ずっとそう言い続けて来た。

 総理官邸も自民党本部も、(内閣支持率に関しては)NHKの数字だけを追いかけていればいい!親しい議員には、いつもそう伝えている。

 例えば、NHKの最新の世論調査(7月10日更新)によると、岸田内閣の支持率は38%、不支持率は41%だ。この時点では、これが最も現実に近い数値だと捉えている。次回(8月上旬)の調査結果にも、注目していきたい。

 そのNHKが、昨年の参院選挙投票日の出口調査に合わせて、県政に関するリサーチも行っている。その当時の「山本県政の評価」は、合計で79%。東京のメディア関係者が電話で、「これは相当に高い数字ですよ!知事、県民に人気ありますね!」と言ってくれた。

 今回の知事選においても、NHKは出口調査の際に、県政に関する質問を行っている。公表された数値によると、山本県政の評価は(「大いに評価」と「ある程度評価」を合計して)84%に達している。前回の調査より5%も増えていることが判明した。

 この数値を見て、(素直に)スゴく嬉しかった!!得票率が伸びたこととも合致する。2期目の県政を始めるにあたって、これほど勇気をもらえるデータはない!!(ニッコリ)

 ちなみに、同じ調査の中では、「ぐんまちゃん効果」についても尋ねている。こちらも、「大いに評価する」「ある程度評価する」が合わせて87%(約9割)に達していた。

 県職員の国籍要件撤廃に関しては、「71%が賛成している」ことも分かった。この件についても、どこかで詳しく解説する。

 さあ、運動も兼ねて、少し街を散策して来よう。この続きは次回のブログで。